London徒然草

「ばく」のロンドン日記

15年

2010-01-19 | 飼い主ネタ


足の痛みが引いたようで,やっと、ちゃんと歩けるように
なりました。心配しました。



やはり,体重を8キロ以下にしておかないと
何処かから飛び降りたとき、足を痛めるようです。
もともと,足の形に先天的な奇形があり、
加齢もあるので、これからも気をつけないといけません。



さて、阪神淡路大震災から15年の報道。
もう,そんなに時間は経ったのですね。

ハイチの大地震のニュースをみて、
大震災がフラッシュバックしました。

関西にいた訳でも、知り合いが被災した訳でも無いのですが。

あの地震の前夜、当時住んでいたマンションで,ぼや騒ぎがあり、
夜中ドアを叩く音と「逃げて下さい」という叫び声で
起こされました。

当時1歳半と4歳だった子供達を起こして、慌てて家を飛び出しましたが,
何とも言えないこげた匂いと、消防車のサイレン、近所の人々と
寒い夜中に、パジャマにコートを羽織って,外に立ちすくんでいた数時間。

子供達にもコートを着せ,毛布でくるみ、
なぜか手には、紙おむつを握って、呆然としていた私。
持ち出すんなら,違うものがあるだろうと思ったものでした。

火事は,幸いぼやですみ、寒さも限界で,家に戻っても安全と言われたときは
心底ほっとしました。

そして,再びベットに入って,数時間。

7時前に目覚ましに起こされ,無意識につけたNHKのニュースをみて
目を疑いました?

私まだ寝ぼけてる??

高速道路が横倒しになっていました。

そのあと出勤した会社には、大阪の支社の機能が落ちていた事と、
関西国際空港への交通機関が止まったりの問題などで,
一日中、鳴り続く電話と格闘していた、記憶。

そして,震災の翌日は,奇しくも私の誕生日。
震災以来、震災の報道を聞くと、ああ,また誕生日がくるんだ
と思うのです。



さっき,離れて暮らす娘から



白いミニ薔薇と,シャンペン、チョコレートの入ったバスケットが
届きました。

ありがたいです。
無事に優しい娘に育ってくれて,ありがとう。
金欠病なのに,無理して。

不慮の事故や、災害で,生きられなかった人たちや、
病気と闘っている友人、
ハイチでいま大変な思いをしている人たちに、
思いを馳せながら、今年は静かに誕生日を過ごそうと思います。

もちろん、産んでくれた遠く日本の母にも思いを馳せて。