London徒然草

「ばく」のロンドン日記

半世紀!

2010-01-11 | 飼い主ネタ


冷蔵庫以下の気温がまだ続いております。
今もひらひらと粉雪が舞い散る天気、
車は恐ろしくて、メインの道しか走れませんし
ブレーキを踏むときは恐る恐るで、止まらないことも2,3回。
ひょえ~



PAさんより、拝借した写真ですが、国中、真っ白ですねえ。



さて、この国では、日本にさきがけ?18歳で成人です。
選挙も、飲酒も、18歳から。

でも約50年前まで21歳で、成人だった名残と、
大学へ進学した場合21歳で卒業なので、(大学は3年です)
18歳に並んで21歳の誕生日も盛大に祝います。

大学生のNo1の友人、このお正月に21歳になったため、Camden Town
という町にあるレストランを借り切ってパーティーがあるそうで、
「何着ていこう~」とクリスマスから大騒ぎ。

当日までドレスが決まらず、ワーワー騒いでいた娘も
何とか妥協し、決めたようで。

で、猫なで声が聞こえてきました。

「おねがいがあるんだけど~!」

いやな予感。

「コートと、ハンドバッグ貸して~っ」



私のワードローブから引っ張り出してきたのは、
古~い黒のコート。

いいけど、手の長い彼女には袖が短いんじゃないかといいましたが、
今年は短い袖がはやりだそうで。

なんと、このコート、私の母が私を産む前に来ていたコートで
私が気に入って貰い受け、ロンドンにも持ってきたもので、
数えてみたら50年も前のもの!!

娘は意気揚々と、半世紀もののコートを着て出かけていったのでした。
なんだか、おどろきます。

今回大学にかえるにあたって、もう一枚、私が大学生のとき
着ていたウールのコートも、「ちょうだい!」といって
もって帰りました。
こちらも25年ものですよねえ。

たかが洋服、されど洋服です。
娘がいるって、いいですね。

写真、よく見ると、玄関にピップ君の子豚のようなお尻が
写ってますよ~!(笑)