人生第2幕スタートして20数年、畑を掘り・印を刻り・木を彫りの半分・自然に親しむ生活です

篆刻(てんこく)という
漢字の文化、庶民的な
円空佛、こんな世界が
今も存在している!
つれずれ日記です

和紙のふるさと「美濃」を訪ねて

2022-12-03 15:39:12 | 日記
和紙というのは洋紙とは違う雰囲気があって何となくいいものです。
温かみや和紙独特の表情があって、日本の紙っていう感じです。
手紙を出すときも場合によっては和紙の便箋、封筒を使いますし。
若い人でも結婚式の招待状などには和紙を使用するんではないでしょうか。
(最近はメールでのご招待もあるそうですが!)

出かける機会があり、ついでにどこかに寄り道しようと、
美濃市の「美濃和紙の里会館」で全国和紙絵画展が開催中と
知り出かけました。
*美濃和紙の里会館
  美濃市蕨生1851-3 TEL.0575-34-8280



チラシや写真では作品制作過程でのその工夫が判別できませんが
作品を近くで拝見しますと気の遠くなるような造作がされています。
ここでは上手く説明できません。



作品を鑑賞後はその会館内で買い物です。
漉く工程での工夫の紙が色々あって職人さんたちの努力を
知りました。
作品作りに利用できそうな和紙があり、早速に購入、新しい発見の
嬉しい気持ちです。
家内も目的の品以外にお年玉用ポチ袋も買っていました。
美濃和紙は障子紙として有名ですが、需要減少で新規開拓にも
一生懸命のようです。
最近は建築用の内装材としても和紙の柔らかな雰囲気作りを利用して
人気です。
ホテル、レストラン、オフィス向けなど様々です。

ご存知のように美濃は越前、土佐と並んで和紙の三大産地として有名です。

「和」は和食、和菓子、和服、和室など文字の如く「和み」を
感じます。

最近は和紙を買いたいと思っても販売店を探すだけでも大変です。
名古屋駅前の東急ハンズにも封筒とか便箋程度して置いてありません。
書道用品店では書道用しか置いてありません。
ネット購入では実際の手触り、質感は分かりません。
まあ需要が少ないでしょうから仕方ないですが。
和紙の業界も販売チャンネルの拡大が課題のようです。