令和2年2月13日(木)午前11:45
今、庭にも陽が射し込んでいます。
最近作の円空佛も庭に出て気持ち良さそうです。
李白の詩に
「両人対酌して 山花開く
一杯一杯 復(ま)た一杯
我酔いて眠らんと欲す 郷(けい)且(しばら)く去れ
明朝意有らば 琴を抱ひて来たれ」(横田肇訳)
李白はどんな酒を飲んだのでしょうか。
この2月初めごろが最も寒い時期のようで北国の各地で積雪の便りです。
厳冬の時期に冷やで新酒を飲み干す・・・至福のときです。
日本酒も蔵元によってはコンピューター管理で年中酒作りをしているところも
ありますが、やっぱりこの時期の搾りたての酒は五臓六腑に染みわたります。
蔵開き行事の記事が目に飛び込みます。
先陣を切って蔵元へ出向き購入。
早速に喉を通過いたしました。
壮年時代と異なりすっかり弱くなりましたが、ゆっくりと、そしてじっくりと味わいます。
現役時代は「酒飲みは 何かにつけて 理由(わけ)を言い」
1月はお正月で・2月は豆まきで・3月はひな祭りで・4月は花見で・5月は子供の日で・6月は田植えで
7月は七夕で・8月は暑いから・9月は台風で・10月は運動会で・11月は何もないけど・12月は忘年会で
飲酒法も一気に酔っ払い状態へのスピードが速かったですが、今は毎日は無理ですっかりペースダウンそして量も。
「致酔度」ということばがあるそうで、今、自分はどのくらいの致酔度にあるのか、
デグリー(degree)が高くなったらペースダウンする、という意識が必要なようです。
入浴後は早めに布団に潜り込みパラパラと本を広げる、眠気が襲ってきたら
そのままぐっすり、これ以上の望みはありません。
般若心経 第14節(第15節は投稿済で次回は第16節)
「是諸法空相」
この世のあらゆるものは、空の姿である
縁起の法則に照らしてみよ
縁起は、すべては縁によって起こる、という意味。人生はすべて「縁」で繋がっていることを痛感します。
この拙いブログをご覧いただくのもご縁と存じます。「法」の文字はご覧のごとくが元字です。