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ネギの植替え

2019-08-30 11:00:56 | 家庭菜園


七歩詩(七歩の詩) 曹植(五言古詩)

豆を煮て持て 羹(あつもの)と作(な)し
豉(し)を漉(こ)して以て汁と為す

萁(まめがら)は釜の下に在(あ)って燃え
豆は釜の中に在って泣く

本(もと)は是れ同じ根より生ぜしに
相煎(に)ること何ぞ太(はなは)だ急なるや



豆を煮てスープを作り
みそをこして味噌汁とする

豆がらは、釜の下でパチパチ燃え
豆は釜の中でグツグツと泣く

豆がらも豆も、もとは同じ根からできたものなのに
豆がらよ、どうしてそんなに激しく煮たてるのだ


七歩詩というのは、兄の文帝に七歩歩く間に詩を作れなければ死刑にする、
と言われて作った詩。

兄の文帝(曹丕)と曹植(そうち)との関係を詠んだもので、同じ豆でも
運命は異なるというものです。
(石川忠久編より)



ネギが食卓に並ぶまでには
種まき(秋9月ごろ)ー定植ー土寄せー植替え(翌年9月ごろ)ー収穫
という過程が必要です。
(ネギの種類や栽培法によって異なると思いますが)

今まさに植替え時期です。
昨年秋に撒いたネギの種が写真の如く成長。
種まきから収穫まで結構期間は長いです。

植変えのため予め、2~3週間ほど前より畝の準備をします。
ネギは弱アルカリ性の土を好むため、石灰を撒き肥料なども施しておきます。

植替えに際しては太いネギと育ちの悪い細めのネギにより分けます。
太めのネギを畝に植えますが細いネギは廃棄するのは勿体なくて、と言っても
食べるのには細すぎて有効利用として根切りして畝に植え込みます。
太いネギの成長を助ける肥料の一部を担うわけです。

上記の漢詩とは意味が少し違うと思いますが、同じネギでも食卓に並ぶ太いネギと
その成長を助ける細いネギに分別する訳です。

ネギには沢山の種類があるようで下仁田ネギとか九条ネギ、ワケギなどもありますね。
いつも申しておりますが小生は趣味的,愉しみ的、自家消費的(と申しましても8割
程度はお嫁入ですが)菜園で、ベテランの方に栽培方法を教えていただいたりして
汗を流しているだけですが。


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