家庭菜園と藁

2019-11-04 15:24:16 | 家庭菜園




家庭菜園をある程度の広さでやっている方は「藁」を使用されていると思います。

今の時期であれば「えんどう豆」の防寒用に北風を防ぐ役割に。

スイカの時期であれば実が直接、土に触れないようにベッドの役割が。
(南瓜、一部のメロンも)

イチゴ栽培にも役割が。

その他、いろいろあって毎年、知人に依頼して藁を長刈りにしてもらっています。
最近は田んぼの地主も一括委託して専門業者に貸しているところが当地では多いです。
田んぼを保有していてもお米はスーパーなどで購入、という皮肉な現象です。

業者は大型稲刈り機で藁を裁断、藁を長くすることはありませんので特別に長刈りを
依頼する訳です。

今年はご存知の如く10月に台風が襲来、ご覧の如く田んぼもぬかるんでいます。
でも、今の時期に藁を保管しないと雨でまた土に戻ってしまいます。

藁もそうですが「もみ殻」も近日、脱穀業者を訪ねて入手予定です。
勿論、無料ですが。

思い出しますのは終戦直後、小学生のころに草鞋を履いて登校したことが記憶に残っています。
遊び盛りの年齢で直ぐに鼻緒が切れてしまったことも記憶に残っています。
草鞋の文字は「草」を使用しますが、藁のことを指します。
合羽にも藁を使用した歴史がありますが、これは使用したことはありません。


お米も品種改良技術の進歩があり、当地では倒れやすい「ハツシモ」から他の品種に代わってきています。

(図は農林水産省から引用)