山芋の子供・・むかご

2019-11-09 16:05:40 | 家庭菜園


小生がやっている菜園はそんなに広くはありませんが、毎年、山芋の種芋を
10本ほど植えています。
園芸店では最初に購入するだけで、翌年からは自分で種芋を保存して植えます。

方法は簡単で山芋を収穫後、最も細い部分を約10cm程度の長さにカットして
一冬越冬させて春先に植え込みます。
カットした部分は石灰を散布して腐食を防ぎます。
新聞紙などに包み、なるべく暖かい場所で保管します。

山芋を口にするのは種芋にする部分の残った部分です。
重量でいえば全体の5%程度が種芋になります。

拙宅での山芋は粘り気が強く、スーパーなどで販売されているのとは全く異なります。
自然薯の如くです。
土が粘土質のため、成長がゆっくりなためです。
収穫時に深さ50cm以上掘るのは大変ですが市場に出荷するわけではありませんので
山芋がポキッと途中で折れてもあまり気にはなりません。

春先に植えた山芋は10月末頃には蔓も葉も枯れて収穫の時期になります。
その蔓に絡んで実をつけたのが「むかご」(零余子、と書くそうですが)です。
種芋10本程度に「むかご」が約1.3kg採れました。
「むかご」は道の駅などでは販売されることがありますがスーパーではまず見かけません。

食べ方は色々あるようですが混ぜご飯がカンタンです。
味は山芋と全く同じです。

大きなむかごは再来年用の種芋にもなります。
「むかご」は植えてから最初の年は種芋程度の大きさにしかなりません。

パソコン入力では「つる」と入力すれば「蔓」になりますが
パッと漢字が浮かばなくなりました!
コメント
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