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待望の2ヶ所目のデイサービス施設を視察!

2009年10月19日 22時02分31秒 | インポート

 介護保険制度が発足して10年目。既に故人となってしまった私の初代後援会長が「本人の了解なく年金から(介護)保険料を勝手に“天引き”されるのは納得出来ない」との怒りの声は忘れることはできません。

母(92歳)はデイサービスに通所する日を楽しみにしていますが、当初は「要介護1」の認定で週3回の介護サービスを利用。ところが加齢したのに、今では「要支援2」と認定が下がり、介護サービスも週2回と利用減になってしまいました。介護利用者の“楽しみ”まで奪っているのが現実です。減ったもの代償に、増えたのは介護施設の待機者と保険料の負担です。まさに「保険あって介護なし」は実証されています。許せないのは「年金天引き」が当たり前の政治の姿勢です。草の根の運動で介護労働者の処遇改善とより良い介護保障の確立が急務です。

今日は、午後から党市議団で岩倉博文市長と直接会って、2010年度予算要望書(74項目)を提出Img_08281 してきました。要望項目の詳細は後日報告しますが、介護問題で1点紹介すると「介護保険利用者の低所得者対策は、議会決議(社会福祉法人以外の利用者にも軽減策)を尊重し早期に実施すること」を求めました。「12月議会で具体的な方向性を示す」との答弁がありますので、一般質問でとりあげる予定です。

予算要望書を提出してから、母の通所している介護センターコスモスが11月2日から双葉町で“デイサービスコスモスふたば”を開設します。その施設の内覧会のご案内があったので、早速視察してきまImg_08291 した。300坪の敷地にリニューアルした施設は、利用者本位に考えた広々とした空間を備え、浴槽も安全対策を配慮した設置。そして地域に開放すると言う“喫茶コーナー”まで備えています。

介護センターコスモスが4年前にしらかば町に開設して4年目がImg_08311 経過しました。開設当時、石川社長はあいさつのなかで、「“無差別・平等”の基本理念で設立した介護施設であり、誰もが安心して介護サービスを受けられることをめざす」ことを強調していましたが、デイサービス利用者の増加対策として、西の拠点から東の拠点に2カ所目のデイサービス建設を進めました。施設を視察して、利用者の介護サービス・利便性の向上と同時に介護現場で働く環境に配慮した姿勢がはっきり現れていました。

「保険あって介護なし」を改善し、真の介護保障をめざす国づくりの転換が強く求められていることを実感しました。