ウグイスと キジの声聞く 春の朝
23年3月28日 (月) 晴れ風なく、昨日より暖かい日。 ー5度
朝の南空には24夜月
茜色に染まる東の空
まだ薄暗い5時前に敬妻の叫び、呼ぶ声がする。
「おばあさんがまた倒れたらしいので、早く来て!」と言うものだ。
母の部屋の真上が妻の寝所になっているので、物音が良く聞こえるのだ。
懸念した通りに廊下に倒れており、「痛い!」を連発している。
昨夜はシップを張って、薬を飲んだから少し良くなって起き出したのだろうが、これで
元の木阿弥である。二人で起こしてベットに連れて行こうとしたが、痛がって出来ないので下に布団を敷いて寝せつける。
寒い中を30分も奮闘したら、疲労困憊してしまう。椎間板ヘルニアの痛みはわかる。
昇り来る日の出に回復祈念
目が覚めてしまい足も冷たく眠れない。しばらくして障子とガラス戸を開けると、
なんとウグイスの鳴き声がするではないか。「ホーホケキョ!」についで、雉の「ケン!」の鳴き声もする。
写真を撮ろうと眼を皿にしてみるが、姿は藪の中である。
そして間もなく日の出が昇ってくる。母のヘルニアの早い回復を祈る。
朝焼けの浅間山
朝焼けは天気の変わり目かと心配するが、だんだんと暖かくなってくる。
餌を狙うヒヨドリ
庭の隅にあるヤマボウシの枝に、いつも止まっているヒヨドリ一羽。
近くまで飛んでくるが、人の気配ですぐに飛び立ってしまうのに、この枝が気に入っているようで半日ぐらいは止まっているようだ。
のどかに昇り流れる噴煙
風がなく昨日よりは暖かな日となる。水蒸気だろうが白煙が噴出しては消え、また吐き出している。地震に触発されて噴火などしないでくれと願うのみ。
図書室からの新刊書3冊
「634・ムサシ」は帝都の欲望を東に向けるんだ!
空と地の思惑が交錯する634m. 高さと地デジだけじゃ駄目。
下町と共生出来なければ、すぐに飽きられます。巨大な墓標でいいんですか?
プロジェクトの舵取り役となった広告代理店。その内幕を曝しつつ描くリアルな小説。
この著者、片桐 弘は「熟年」の名付け親という。米倉涼子さん一気読み!という。
「ポーツマスの贋作」も「カササギたちの四季」もストレス解消には面白そうだ。
昨日の町の歴史を知る・触れる・親しみたいでの、笠取峠松並木を知ろうイベントは好評であったそうだ。
回覧の回りが遅く、募集人員20名とあるのでもうダメかと思ったのに残念なことをした。
メロディー奏でるムクドリの群れ
夕方♂雉の姿を見かけたので、慌ててカメラを構えるが超スピードで逃げていってしまう。残念なりと外に出ると、西空をバックにムクドリの群れが電線に楽譜のように並んでいる。人陰を見ても逃げていかない。仲間が多いので強気なのか。
困るのは糞害である。車でも下に置けば糞だらけになってしまうのだ。
何か音楽を、合唱が聞こえてくるようなムードである。
敬妻は母の介護で遅れたが、佐久病院に定期健診にお出かけする。
東京の都心では、サクラが開花したそうだ。平年並み化、やや遅れとか。
信州では梅が咲きだしているが、桜はまだだ。