無法者頭と特別な乗騎

バイクとTRPGの記録

魂を喰らう墓 -17(ネタばれ注意)

2020年05月23日 | 魂を喰らう墓
DAY171:フレイムルール月1日
ラズ・ナシーの私室に籠もり休息した。探索を再開する前にエンペラーが不可視の眼の呪文でこの地下建造物全体を偵察した。そして奴隷化された人々を救出し、地下水路の奥で黴に覆われた死体から鍵を回収し(この鍵は我々には不要だった)、武器庫の亀の甲羅の盾を回収した。

DAY171:フレイムルール月2日
朝食後くつろいでいると、轟音とともに建物の屋根が吹き飛んだ。這々の体で瓦礫から抜け出すと目前で羽根の王と2体のフロストジャイアントが戦っていた。



よく見るとフロストジャイアントはぐったりとしたダイラックスを握っている。彼の生死がやや気になるが、怪獣バトルに巻き込まれるのは得策ではないと逃走開始。そのときジャイアントの1体がアータス・シンバーを指差し、「指輪はあの男が持っているぞ!」と声を上げた。するともう1体は腰の角笛を口の当てると力強く吹き始める。それに呼応するように遠くから大地の唸りと振動が伝わってくる。羽根の王は我々を無視して、フロストジャイアントに襲いかかる。アータス・シンバーが指輪の力で氷の壁を呼び出し、ジャイアントを足止めしている間に逃げ切ることに成功した。

アータス・シンバーのおかげで余計な敵が増えたが呉越同舟、九神の墓所の探索を急ぐ。オムの最北端の崖の底に近い位置に、オベリスクが立っている。オベリスクの石はひび割れ、ツタと黒い苔が覆いかぶさっている。オベリスクの奥に、枯れたつる植物で見えづらくなっている暗い洞窟が見える。その脇に小さな洞窟がもう1つあって、崖の中へ東向きに伸びていた。

東向きの洞窟を覗くと、九神の像が並んでいる。オベリスクには永遠なる者アサーラックの警告とも謎掛けとも読み取れる文章が記されている。エンペラーが周囲の魔力を探ると、西側の茂みの奥に力を感じた。茂みをかき分け進むと、もう一つの入り口が見つかった。おそらく正面の入り口は罠だ。



西の短い通路の先は整形された大きな石板でふさがってる。石板の中央には互いに交差する4本の直線が刻まれていて、直線の両端の先には立方体の形をしたくぼみが彫られています。4本かける2ヶ所なので、くぼみは全部で8個だ。これはオベリスクの文章に対応したパズルだろう。ミリルの信徒である俺には赤子の手をひねる様なものだ。

扉の先にはもう一つの扉があった。開けた先は罠が仕掛けられた廊下になっている。罠の解除に取り組もうとしたとき、ゆっくりと扉が閉まり始める。締め出されては大変だと急いで中へ入るが、やはりというか罠が発動し、いささかダメージを受けてしまった。

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