無法者頭と特別な乗騎

バイクとTRPGの記録

魂を喰らう墓 -20(ネタばれ注意)

2020年10月17日 | 魂を喰らう墓
このヒビだらけの壁と床を持つ部屋には墜落中の人型生物の恐怖に満ちた姿が彫刻されている。床の中央には緑色に塗られた、悪魔の顔を描いた石の浅浮彫りが刻まれている。ぽっかりと空いた悪魔の口の中の暗闇から物寂しい叫びがこだましている。廊下に掲げられた銘板には「闇の中へ降りるべし」とあったが、とてもここを降りる気にはならない。



市松模様の部屋の手前の十字路を探索する。大きく上方へカーブした廊下は、進むにつれ上下の方向が変化するようで、普通にまっすぐ進むことが出来る。そのまま進むと元の十字路に戻ってきた。しかしここには残してきた仲間が見えない。さらに進むともう一度十字路に戻る。ここでは仲間が心配そうに待っていた。どうやらようく似た別のフロアが途中にあるようだ。そのフロアを探索するために全員で進む。ここは元のフロアと寸分たがわず同じようだ。そこでチャリオットの部屋の財宝を再び入手して、元のフロアに戻ってみたが、残念ながら消えてしまった。

市松模様の部屋のワインが噴出してきた開口部を覗き込むと、何とか人が通れるぐらいの大きさがある。苦心して進むと部屋の中央に大きな五芒星が描かれた部屋に出た。五芒星の中心には九神の棺が安置されている。
そして部屋の反対側には頭にカギを収めた檻を載せたスケルトンが佇んでいる。五芒星は不可視の怪物を閉じ込める役目もしていることが分かる。ロサが五芒星に触れずに奥へ突撃し、スケルトンのキーを入手するが、五芒星の魔法が破れ閉じ込められていた怪物が襲い掛かってくる。しかし多勢に無勢、怪物を撃退し九神の霊が宿ったグラングの卵を入手した。卵にはナングナングが封じられていたがキルシャは拒否、ブラッドレーが霊を受け入れた。



この階は探索を終えたと判断し、次の階へ進んだ。この階はいやらしい胞子を噴出させるカビが至る所にはびこっている。時折眼柄が現れこちらを伺う様子が見られる。ここの回廊にもメッセージが記された板が掲げられている。回廊から分岐する通路の一つを進むと水のたまった通路につながった。壁は湿気を帯びてぬらぬらしており、動物の頭をした人型生物の壁画が並んでいる。彼らはみな鎧を着こんでおり、壁にかかっている本物の武器を誇らしげに掲げるような姿勢で描かれている。東側の壁に低い通路があって、そちらも水に濡れている。廊下の突き当りは石のアーチになっていて、透明な水のカーテンが波打っており、水の向こう側にはこちら側とそっくりな廊下が続いているように見える。回廊にあったメッセージには「武器を手に水中を歩め」とある。ノンゴブがトライデントを4本持っていたのでそれを掲げて、水のカーテンを通り抜ける。特に何事もなく進めた。



通路の途中にのぞき穴がある。覗いてみると黄金のメダルと象形文字が見える。裏側に回ってみるとジャッカルの頭部をもつ人型生物とそれを取り囲むイナゴの彫刻が刻まれたブロックがある。イナゴの一つがスイッチになっており、押すとブロックが床に沈みこんだ。そこは様々な動物のタイルが敷き詰められた部屋になっており、中央には金の埋葬用の船が安置されている。これも九神の棺なのだろう。船の上の天井には穴が開いているのが見える。また目の前の床にはドワーフの白骨死体が倒れている。どうやら上の階の悪魔の口がここに通じているようだ。意を決してキルシャが上から降下するが、棺の蓋を開けることが出来ない。タイルの絵柄を正しく踏む必要があるようだが、倒れたドワーフをみるとトライアンドエラーを行う気もしない。



のぞき穴の手前の扉を試してみる。キルシャが罠を警戒しながら開けると、奥にはこちらに背を向けたキルシャがいた。襲い掛かってくる気配はない。部屋の中央には泉がある。キルシャが進むと奥のキルシャも同じ方向へ進む。回廊の銘板には「汝の影の渇きを泉で癒せ」とあったので、一歩下がって泉を飲むような動作を行うと、奥のキルシャが泉を飲み始め中からクリスタルの玉が現れた。



細い通路を進むと突然壁が動き出し、キルシャとブラッドレー、ノンゴブが閉じ込められた。中からはどうやっても壁を動かすことは出来ず、救出はロサに託された。ロサは新たに出現した通路に、先ほどの上の階の山羊先生の死体を放り込み、我々を救出することに成功した。
コメント
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