第1回探索
足元には、ヴァンパイアの格好をした山賊に成りすました、ドッペルゲンガーが倒れている。止めを刺したのはメネルだ。彼は「これで俺はヴァンパイア・ハンターだ」などと喜んでいる。しかしメネルよ、これはドッペルゲンガーだ。
今、私は世にも名高い迷宮、ウォーターディープの狂える魔導師の迷宮、通称アンダーマウンテンの地下1階にいる。ここに転がっている輩はアンダーマウンテンを根城とする賊なので山賊と呼んで差し支えあるまい。ヴァンパイアに成りすましているのは、物見遊山でやってきた駆け出し冒険者を脅かして、楽に有り金を巻き上げるためだろう。
我々ぐらいになると、隠された戸口を易々と見つけてしまう。結果として待ちかまえる賊の背後から現れることになる。そこにヴァンパイアの集団がいれば、全力で攻撃を加えるのは必定だ。ただの山賊であれば、紳士的に情報を尋ねるだけですんだものを。彼らが哀れな屍を晒すこととなったのは自業自得と言うものだ。
アンダーマウンテンへは大口亭のフロアの中央に開いた大穴を下って入ることになる。そこには使用料1gpのエレベータが設置され、大勢の酔客の注目を浴びながら出発することになる。手ぶらで逃げ帰ってきた者には容赦のない罵声が浴びせられ、何らかの宝を見つけて戻ったものには惜しみない賞賛が贈られる(それと一緒に無数のたかりも)。
今回の成果
・暗い光を放つ呪われた剣(呪われてはいるが魔法の剣には違いない)
足元には、ヴァンパイアの格好をした山賊に成りすました、ドッペルゲンガーが倒れている。止めを刺したのはメネルだ。彼は「これで俺はヴァンパイア・ハンターだ」などと喜んでいる。しかしメネルよ、これはドッペルゲンガーだ。
今、私は世にも名高い迷宮、ウォーターディープの狂える魔導師の迷宮、通称アンダーマウンテンの地下1階にいる。ここに転がっている輩はアンダーマウンテンを根城とする賊なので山賊と呼んで差し支えあるまい。ヴァンパイアに成りすましているのは、物見遊山でやってきた駆け出し冒険者を脅かして、楽に有り金を巻き上げるためだろう。
我々ぐらいになると、隠された戸口を易々と見つけてしまう。結果として待ちかまえる賊の背後から現れることになる。そこにヴァンパイアの集団がいれば、全力で攻撃を加えるのは必定だ。ただの山賊であれば、紳士的に情報を尋ねるだけですんだものを。彼らが哀れな屍を晒すこととなったのは自業自得と言うものだ。
アンダーマウンテンへは大口亭のフロアの中央に開いた大穴を下って入ることになる。そこには使用料1gpのエレベータが設置され、大勢の酔客の注目を浴びながら出発することになる。手ぶらで逃げ帰ってきた者には容赦のない罵声が浴びせられ、何らかの宝を見つけて戻ったものには惜しみない賞賛が贈られる(それと一緒に無数のたかりも)。
今回の成果
・暗い光を放つ呪われた剣(呪われてはいるが魔法の剣には違いない)