無法者頭と特別な乗騎

バイクとTRPGの記録

魂を喰らう墓 -9(ネタばれ注意)

2019年10月20日 | 魂を喰らう墓
西側の庭園回廊を登り、遺跡の状況を確認した。こちら側は損傷が進んでおり、中心部の神殿のような建物を探索することにした。神殿の中には顔がそぎ落とされた巨大な戦士の像が佇立している。その足元には驚いた表情でバルコニーを凝視しながら、壺に手を伸ばした姿の精巧な戦士の石像がある。冒険者であれば、これが意味するところは直ぐに理解できる。しかしここには石像の戦士を驚かせた元凶の姿は見えない。

このまま時計回りに回廊を進み、崩れた北西の塔へ向かう。中は瓦礫に混じり、鳥の糞や犠牲者の骨が散らばっている。おそらくここはモンスターの住処だ。ヴォーンを先に侵入させて敵の出現を待つが反応が無い。次にロサを投入すると、途端に反応があった。



敵は喋る残忍な鶴ことエブリー3体だ。精神攻撃が危険なモンスターだが、その攻撃に耐えて手慣れた連携で危なげなく倒した。

北側の池を西から東に超えてほとんど損傷が見られない塔へと向かう。ここは現在も使用されているようだが、扉には鍵はかかっていない。慎重に扉をあけると、古い上等な調度品に囲まれた部屋の中央の寝椅子にはこの庭園の主、ゾールコーラの姿がある。刺激しないよう愛の歌などを送りつつ、情報収集を行う。彼女の心は過去に囚われており、現在のことには無関心だった。



庭園の残りの場所を探索する。あちこちで植物モンスターに遭遇したが、危なげなく撃破した。同時に壁面に刻まれた詩を見つけた。
「数人の嘘は万人の災い」
「夢なくしてなんで永遠に耐えられよう」
「夢見るために、踊るために」
「大いなるウーブテイオよ、私を解き放っておくれ」
これはゾールコーラの心の叫び。

ナンガロアを後にして、問題の中心地オムーを目指す。一度ナイアンザル港へ戻ることも検討したが、往復の時間を考え直接向かうことにした。

DAY142:カイソーン月2日
2匹のイノシシを追っていた5匹のディノニクスが、目標を我々に変更し襲い掛かってきた。

DAY144:カイソーン月4日
ゼンタリムの暗殺者、フライングスネーク、司祭、ならず者*9、部族の戦士*2という不穏なパーティに遭遇する。お互い距離を取りながら別れた。

DAY146:カイソーン月6日
ヴァリンドラに雇われた、レッドウィザードの一団(レッドウィザード、衛兵*5、スケルトン*5)と出会う。アータス・シンバーを探しているようだったので、オムーの近くで目撃されたという噂を教えた。







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