チェインブレーカー及び関連領域の郵便史

ユーゴスラヴィア建国当時~1922年頃までの旧オーストリア・ハンガリー帝国地域のチェインブレーカーを中心とした郵便史

3.サラエボ郵政局管内-ボスニア・ヘルツェゴビナ

2011年04月10日 11時02分42秒 | 郵便為替
3.サラエボ郵政局管内-ボスニア・ヘルツェゴビナ

1918年のボスニア・ヘルツェゴビナの郵便為替書式には、額面印紙3 hellerが印刷されていた。

額面印紙の印刷されていない郵便為替への追加貼り付けは、1919年8, 9, 10月にBRČKO郵便局だけで知られている。
BRČKOでは、6 heller新聞切手(Mi.24目打ち有り)の縦バイセクト=3 hellerを普通切手として使用し、郵便為替に貼り付けた。
表4に使用例11例を記載。

ブログ著者備考
このBRČKOの6 heller新聞切手(Mi.24目打ち有り)のバイセクトは、非常に人気があります。ヨーロッパ(ドイツ、オーストリア、スイス、クロアチア、スロヴエニア)のオークションでは、完全な郵便為替で3万円以上、カットスクエアーでも5000円以上が相場です。

以上