チェインブレーカー及び関連領域の郵便史

ユーゴスラヴィア建国当時~1922年頃までの旧オーストリア・ハンガリー帝国地域のチェインブレーカーを中心とした郵便史

210117裏 2次チェインブレーカー10 paraバイセクト、郵便為替の使用例

2011年02月12日 18時46分07秒 | バイセクト
210117裏 2次チェインブレーカー10 paraバイセクト、郵便為替の使用例

到着印
LJUBLJANA1 17. I. 21. 24
スロヴェニアのLJUBLJANA1郵便局 1921年1月17日24時
上側がローマ字、下側がキリル文字(セルビア人の使用する文字)の二文字表記の新しいユーゴスラヴィアの全国統一型消印

210117表 2次チェインブレーカー10 paraバイセクト、郵便為替の使用例

2011年02月12日 18時45分18秒 | バイセクト
210117表 2次チェインブレーカー10 paraバイセクト、郵便為替の使用例

切手
2次チェインブレーカー
Mi.121 10 para、バイセクト、左下側
Mi.122 15 para, 2枚
合計35 para

郵便為替での使用例
為替管理証示印 V358
この記号番号はKRANJSKA GORA郵便局を示すと考えられます
10paraのバイセクトは、正式な許可があったのは国内印刷物だけですが、実際にはこの例のように郵便為替にも使用されています。

郵便為替料金
送金金額25 Dinar以下---25 para
受取人への払い出し料金 50Dinar以下---10 para
合計 35 para

消印
KRANJSKA GORA 17 I 21 a
スロヴェニアのKRANJSKA GORA郵便局1921年1月17日、消印識別記号a
上部のドイツ語の郵便局名KRONAUを削除してスロヴェニア語の郵便局名KRANJSKA GORAだけにしてユーゴ化した消印