チェインブレーカー及び関連領域の郵便史

ユーゴスラヴィア建国当時~1922年頃までの旧オーストリア・ハンガリー帝国地域のチェインブレーカーを中心とした郵便史

210418 チェインブレーカー15 para官製葉書、ハンガリー型消印をユーゴ化した消印

2008年12月21日 18時49分52秒 | 葉書
210418 チェインブレーカー15 para官製葉書、ハンガリー型消印をユーゴ化した消印

チェインブレーカー15 para官製葉書
(1)印面: dark brown暗い茶色、鮮明な印刷
(2)印面の位置:中央の縦の分割線と印面の間隔が上49,下49mm
(3)紙:light brown paper明るい茶色の紙
(4)中央の縦の分割線:左上の差出人の線の上に1箇所の切れ目有り。

宛先: Zagreb (クロアチア)
国内葉書料金: 15 para

消印: OTOČAC 18 APR 921 ? ? (クロアチア)
D欄: 「イシュトヴァーン・クラウン」と呼ばれる王冠を削除して櫛に変更しているように見えます。
OTOČAC郵便局1921年4月18日
ハンガリー型の「年月日」をユーゴ型の「日月年」に変えて、C欄の「イシュトヴァーン・クラウン」と呼ばれる王冠を削除して櫛に変更したユーゴ型消印。
OTOČACは、クロアチアの首都ZAGREBの南西約120 kmの山の中の小さな町です。

備考
このチェインブレーカー15 para官製葉書は、Michel葉書類のカタログによると1921年4月1日まで有効であり、この使用例は使用禁止後の使用例です。