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私のモーツァルト愛聴曲⑨:モテット<アヴェ・ヴェルム・コルプス> ニ長調 K.618

2006年07月01日 | モーツァルト
この曲は、モーツァルト35歳で亡くなる年にバーデンで作曲。妻のコンスタンツェがウィーン近郊のバーデンに保養に出かけたが、モーツァルトはその後訪れて妻の面倒をみてくれた合唱指揮者シュトールのために作曲し贈ったもの。わずか46小節、時間にして3分40秒程の小品、混声4部合唱の合唱曲で、アダージョのテンポで緩やかに進み、美しさと深みをもった、すばらしい作品である。
私は学校を卒業して企業に入社した時に合唱部に入部し、週2回程度の合唱練習に没頭し、合唱のハーモニーの美しさに巡り合ったのであった。取り上げる合唱曲は独特の美しさをもつ宗教曲が多かったが、この<アヴェ・ヴェルム・コルプス>は、なかでも一番歌い手がハーモニーの美しさに浸れる曲であったと思う。
私の愛聴CD:クイケン指揮ラ・プティット・バンド<harmonia mundi 77045-2-RG>
このCDは、生き生きとして伸びやかさがありハーモニーもすばらしい演奏である。

(写真はウィーン郊外ハイリゲンクロイツ修道院<2006/1>)


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