テニスとランとデジカメと

私の趣味3点+その他の紹介です。
(縮小画像はクリックで拡大表示)
「リンクメニュー」(分類別目次)機能付。

モーツァルトCDの風景14:フリーメイソン

2012年04月02日 | モーツァルト
 モーツァルトがフリーメーソンのメンバーであったのは有名な話しで、「魔笛」がフリーメーソンの入信儀礼(イニシエーション)と人間の変容について描いていることもこれに関係している。
 フリーメイソンは、会員同士の親睦を目的とした友愛団体。イギリスで発生し世界中に派生した男性の入社的秘密結社である。
 モーツァルトはフリーメイソンのために、いくつか作曲し提供していた。


ウィーンにあったフリーメイソンの会合(1790)

クラリネット協奏曲はモーツァルトの友人でありフリーメイソンの会員でもあったクラリネットの名手アントーン・シュタードラーのための作曲されたものである。

<モーツァルト:交響曲第40番K.550・クラリネット協奏曲K.622・セレナードNo.13「アイネ・クライネ」 グッドマン指揮/ハノーバー・バンド (Nimbus NI 5228 輸入盤)>


カンタータ<フリーメイソンの喜びK.471>の表紙には、ロッジ(フリーメイソンの支部のこと)のグランドマスターであるイグナーツ・フォン・ボルンが知恵の女神から冠を授けられる様子が描かれている。

<モーツァルト:フリーメイソンのための音楽-全曲 ケルテス指揮/ロンドン交響楽団 (LONDON KICC 9260)>
モーツァルトがウィーンのロッジの慶弔の行事のために書いた音楽、すなわち実用に供された音楽がこのCD1枚に集約されている。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿