テニスとランとデジカメと

私の趣味3点+その他の紹介です。
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「卯月の会」(歓迎会)

2009年04月30日 | 散歩
 今月の「五人の会」は、新しい方を2人迎えて松戸東口「はなの舞」での歓迎会となりました。総勢6名になりました。
2006年に始まった「三人の会」が「五人の会」になり、
今後は、皆が四月に採用された事から、「卯月の会」(うづきのかい)という名称に決まりました。
昭和16年生まれから22年生まれまで、戦中戦後の混乱期を生き抜き?、昭和の激動を共に経験した者達なので、気心が通じ合えます。
皆、酒もたしなみ、足腰もまま健康で、デジカメ等への好奇心も旺盛です。
次月から新たに、「卯月の会」としてスタートします。

根津神社つつじまつり

2009年04月28日 | 散歩
      根津神社つつじ苑全景(チケット写真)(写真をクリックすると、大きく表示します)

 根津神社は、千代田線「根津」下車、歩10分。
今日のつつじの開花状況はというと、一部のつつじではややピークが過ぎた感じでした。


根津神社鳥居。つつじまつり開催期間は「4月10日~5月6日」。


つつじ苑と手前にたいこ橋。


つつじ苑に入ります。


つつじ苑と左に千本鳥居参道が見えます。


千本鳥居の参道に入ってみると、みごとな朱色に染まった鳥居が続いています。


ハナグルマという品種です。風車のような花弁がかわっていて魅力的。
モチツツジの園芸種で、江戸時代から有名な園芸品種だそうで、
花冠が紫紅色で深く全裂している。


福岡県久留米市から来たキリンという種類。花は薄桃地に濃紅色の斑点が現われ美しい。


ゴヨウツツジ(白やしお)。愛子内親王のお印のツツジということで、一躍有名になったツツジです。

地エビネ

2009年04月27日 | ラン
地エビネは、キエビネ、キリシマエビネ、サルメンエビネ、ニオイエビネと共に基本種であり、単にエビネといった場合は地エビネのことをさす。
エビネの和名は、蝦(海老)によるもので、わが国の固有種で、普通に里山に見られ、特に関東・中部地方に多い種類である。
これらの間に生まれた自然交雑種、人口交雑種を含め、花色には驚くほどの変異の幅が見られ、華麗な花姿が人々を魅了する。
エビネの花色は褐色が基本で、脱色により緑色・黄色・紅色になり、大きさは中輪である。
距は先端が下向きにわん曲している。

写真の地エビネは昨年土を入れ替えて植え替えした結果、花付きが良くなった。
茶褐色の花で中輪で地エビネの特徴がよくでている。

ヒゼンエビネ

2009年04月26日 | ラン
ラン科 エビネ属 地エビネとキリシマエビネの自然雑種。
名前は昔の地名(肥前)に由来する。
自生地では、キリシマエビネは稜線に近いところに、地エビネはそれよりも下方のやや湿度の高い谷合いに自生しているが、その中間地域にヒゼンの自生分布が見られる。
一般にヒゼンといえば、花形が端正で、長く大きな距をもち、鮮明で豊富な花色の変化を見せるのが特徴である。

写真のヒゼンエビネは、2006/11に購入して以来、初めて今年咲いた。
ヒゼンエビネの特徴である舌の先が尖っているのがわかる。
唇弁中央の隆起線に黄褐色の斑を濃く残している。
花弁の内側は中央が白く外に向かって薄黄または茶であり、裏側が薄紫になっている。芳香はかすかに良い香りがする。


モーツァルトの歌劇7:《ドン・ジョヴァンニ》 K.527

2009年04月25日 | モーツァルト
初演は、作曲を依頼したプラハのエステート劇場で同年10月29日にモーツァルト自身の指揮で行われた。また、ウィーンでの初演は1788年5月7日であった。


『フィガロの結婚』がウィーンではそれほど評判にならなかった反面、プラハでは大ヒットし、モーツァルトはプラハに招かれた。モーツァルトは街行く人々が鼻歌にフィガロの一節を歌うのに接して大いに感激し、父親への手紙にその評判を書き送っている。その結果、翌シーズンのために新しい作品を依頼されできたのがこの作品である。

題材は,スペインの伝説的な好色男ドン・ファンであり、イタリア風に呼んぶとドン・ジョヴァンニになる。
この作品は,ジャンルとしては,イタリア語で歌われる"オペラ・ブッファ(喜劇)"だが,序曲の冒頭部分から悲劇的な様相を持っている。登場人物も,まじめな役(ドンナ・アンナ,ドン・オッターヴィオ,騎士長)とおどけ役(レポレト,マゼット,ツェルリーナ)とが交錯する。主役のドン・ジョヴァンニ自身は,どちらかというとおどけ役だが,複雑な性格で一筋縄では行かない役柄である。悲劇のような喜劇,明るい音楽と悪魔的な暗さとの共存,という独特の性格を持った個性的な作品である。
シナリオは,モーツァルトとの名コンビ,ダ・ポンテによるもの。



あらすじを以下に示す。
第一幕
17世紀のセヴィリア。ドン・ジョヴァンニは名うての好色の貴族。今日も、従者レポレロを従え、ドンナ・アンナの家へ忍び込む。しかし、騒がれて、父の騎士長が出てきたのでこれを殺してしまう。ドンナ・アンナが許婚者ドン・オッタヴィオを連れてきたがあとの祭り。だが、ドンナ・アンナは復讐を誓う。
ドン・ジョヴァンニは町で女性に声をかけるが、これが捨てた女のドンナ・エルヴィラ。レポレロを残して逃げるが、レポレロは「カタログの歌」を歌い、彼の行状をバラす。彼女も復讐に燃える。
次に、ツェルリーナとマゼットの結婚式に出くわす。村人たちとマゼットを自分の館へおびき出し、その間にツェルリーナに言い寄りるが、ドンナ・エルヴィラが現れ、これも失敗。
ドンナ・アンナとドン・オッタヴィオは、ドンナ・エルヴィラの彼を信じるな、の言葉に彼が仇であることに気づく(「いまこそ分かったでしょう」) 。ドン・ジョヴァンニの館(「シャンパンの歌」) 。マゼットはツェルリーナが陥落しかかったことに不満。ツエルリーナがあやまる( 「ぶって、ぶって、マゼット」) 。宴会がはじまり復讐を計画する一同も参加。ドン・ジョヴァンニがツェルリーナを部屋に連れ込むが、一同がかけつる。

第二幕
ドン・ジョバンニは新しい獲物獲得にチャレンジ。エルヴィラの女中に目を付ける。レポレロがドン・ジョバンニに扮しエルヴィラをおびき出す。ドン・ジョヴァンニが女中の部屋の窓の下で歌いはじめたとき( 「窓辺においで」) にマゼットと村人が武装して現れるが、ドン・ジョヴァンニはレポレロに化けて、残ったマゼットを倒して去る。マゼットはツエルリーナに傷を癒される( 「薬屋の歌」) 。 レポレロとエルヴィラのところで一同が現れ、レポレロは変装を捨てて逃げる。
墓地で再会した二人に、非難する声。それは騎士長の墓碑の石像からで、ドン・ジョバンニは石像を宴会に招待する。
ドン・ジョバンニの宴会。石像が動きだしてやってきて、ドン・ジョバンニに改心を要求。彼が聞き入れないので、石像は彼を地獄の火に投げ込む。そこへ一同が警官をつれ、彼を逮捕にやって来るが、レポレロから事情を聞き、それぞれの新しい生活に入る。

<私の好きなアリア>
第1幕第4曲アリア「可愛い奥様、これが目録です」(レポレルロ)
    「カタログの歌」ともいい有名な歌。
第1幕第7曲小二重唱「あそこで手に手をとりあい」(ジョヴァンニ、ツェルリーナ)
    ツェルリーナを口説くドン・ジョヴァンニ、テンポの良い歌である。
第1幕第13曲フィナーレ「早く早く、あの男が来る前に」(マゼット、ツエルリーナ、ジョヴァンニ、合唱)
    舞踏会の踊りの場面は美しい音楽で、
    最初にドンナ・アンナとオッターヴィオがメヌエット(四分の三拍子)で踊り始める。      
第2幕第16曲カンツオネッタ「窓辺においで」 」(ジョヴァンニ)
    ジョヴァンニはエルヴィラの侍女を口説くために、窓辺で愛の歌を歌う。
    これは素敵なセレナーデである。
第2幕第21曲レシタティーヴォとアリア「あの恩知らずの心は私を裏切った」(エルヴィーラ)
    復讐への思いと尽くしたい気持ちが交差して揺れ動く。


<この演奏を聴く>
<決定盤>

フルトヴェングラー指揮のオペラ映画『ドン・ジョヴァンニ』
演出ヘルベルト・グラーフ
フルトヴェングラー指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ドン・ジョヴァンニ(チェザーレ・シェピ)、レポレルロ(オットー・エーデルマン)、ドンナ・アンナ(エリザベート・グリュンマー)、ドンナ・エルヴィラ(リーザ・デラ・カーザ)、ツェルリーナ(エルナ・ベルガー)、マゼット(ワルター・ベリー)、騎士長(デジェ・エルンシュテル)、ドン・オッターヴィオ(アントン・デルモータ)
制作(映像)1951年10月 ザルツブルク音楽祭における収録
フルトヴェングラー指揮の貴重なオペラ映画で、死去する3ケ月前の製作であった。
音源はモノラルだが、時代背景は台本どおりの17・18世紀でセットも素晴らしい。
ドン・ジョヴァンニ役のチェザーレ・シェピは、はまり役であり、ピカ一だ。
60年程前にこれだけ層が厚いオペラが上演されており、オペラの歴史の厚みを感じる。
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<その他>

ニコラウス・アーノンクール指揮、チューリヒ歌劇場管弦楽団
演出ユルゲン・フリム
ドン・ジョヴァンニ(ロドニー・ギルフリー)、レポレルロ(ラズロ・ポルガール)、ドンナ・アンナ(イザベル・レイ)、ドンナ・エルヴィラ(チェチェーリア・バルトリ)、ツェルリーナ(リリアーナ・ニキテアヌ)、マゼット(オリヴァー・ウィドマー)、騎士長(マッティ・サルミネン)、ドン・オッターヴィオ(ロベルト・サッカ)
録画(公演) 2001年
バルトリのエルヴィラは激情的面を前面に出し見ごたえがあった。
アーノンクールの指揮ぶりは、明快で厚みが感じられる演奏だ。


ベルナルド・ハイティンク指揮、ロンドンフィル・ハーモニー管弦楽団
演出ピーター・ホール
ドンナ・アンナ(ホリアナ・ブラニステアーヌ)、ドン・オッターヴィオ(レオ・ゲーク)、ドンナ・エルヴィラ(ラシェル・ヤカール)、ドン・ジョヴァンニ(ベンジャミン・ラクソン)、レポレルロ(スタフォード・ディーン)、ツェルリーナ(エリザベス・ゲイル)、マゼット(ジョーン・ロウスレイ)、騎士長(ピエール・トー)
録音 1977年、グラインドボ-ン音楽祭
正統派で伝統に即した演出だが、19世紀の終わりあたりに移しているのが面白い。
音楽祭らしい雰囲気が良く出ている映像だ。


ダニエル・ハーディング指揮、マーラー室内管弦楽団
演出ピーター・ブルック
ドン・ジョヴァンニ(ペーター・マッティ)、レポレルロ(ジル・カシュマイユ)、ドンナ・アンナ(アレクサンドラ・デショーティーン)、ドンナ・エルヴィラ(ミレイユ・ドランジョ)、ツェルリーナ(リーザ・ラーション)、マゼット(ネーサン・パーク)、騎士長(グヨン・オスカーション)、ドン・オッターヴィオ(マーク・パドモア)
2002年4月22・24・27日、エクサン・プロバンス音楽祭
衣裳は現代的、舞台は抽象的で簡潔なもので、中央のオレンジ色の四角い舞台の上に赤や青のベンチ等が置かれているだけである。
それだけ個々の演技力に重点がおかれており、ハーディングの演奏も劇的である。







春のテニス合宿(千葉県白子テニス村)

2009年04月21日 | テニス
 4月20・21日、千葉県白子テニス村で春のテニス合宿。
昨年までは千葉県東金で合宿を行なっていたが、
今年は計画を一新し、白子テニス村にある「ホテル サニーイン むかい」で行なわれた。16名参加。


4月20日(月)
9時:松戸テニス倶楽部出発(ホテル送迎バスにて)
11時30分:ホテル着
  昼食(やきそば、焼おにぎり)
12時30分~16時30分:テニスゲーム
  ゲーム(ダブルス)はメンバーを替えながら、各自5ゲーム行なった。
  1ゲームは4セット先取が勝ち。接戦になると4-3にもなる。
  風もなく穏やかな天気で汗ばむくらいであった。
  ゲーム後、ホテル最上階(8階)の展望風呂に入浴。
  含ヨウ素食塩の天然温泉で肌がスベスベになるほど。
17時30分~:夕食
  宴会場で歓談しながら夕食。海の幸満載の食事である。
  アルコールも入り、カラオケがあり、盛り上がった。
19時30分~:懇親会
  1部屋に集まって、ワインや日本酒で。
  出身地がどこかを一人一人述べ合って、座が盛り上がる。

4月21日(火)
6時過ぎ:白子海岸までウォーキング。
  朝の散歩は気持ちが良い。潮風にあたり二日酔いが抜けていくようだ。
8時15分~12時:テニスゲーム
  各自4ゲーム程こなす。
  天気予報は雨だったが、実際は雨が降らずプレーすることができた。
  ゲーム後、昼食(カレーライス)をとり、展望風呂でざっと浸かり汗を流す。
13時:帰路(ホテル送迎バスにて)
15時30分:松戸テニス倶楽部着

参加費は12,000円程度ですんだ。
前回までの東金と比べて、食事も風呂も良く、しかも往復共に送迎バス付きで
申し分なかった。次回からもここに決まりだろう。
私のテニスゲーム成績はまあまあというところか。結果はふせます。

運動公園の八重桜 等々

2009年04月18日 | 散歩
 今日の松戸運動公園の花々をアップでお見せしましょう!


野球場周囲にある八重桜は満開です。花も散り始めました。
このアングルは私のお気に入りの場所からです。


八重桜のアップ、後方は野球場。


薄い桃色の八重桜もあります。


アメリカハナミズキも同時に見頃を迎えています。後方は武道館と体育館。


公園内の藤棚も咲き始めました。まだこれからです。

コオズ×ニオイエビネ

2009年04月17日 | ラン
 このエビネは、コオズとニオイエビネの交配種である。
コオズエビネは、ジエビネとニオイエビネの自然交雑種だそうで、
ニオイエビネの自生地には、キリシマエビネやジエビネが自生している場所もあり、純粋なニオイエビネは園芸品としては皆無ということだそうだ。

つまりこのエビネは、ジエビネの血が若干混ざっているニオイエビネということになる。
花の色はジエビネに近いが白色が濃く、花も大きい。ほのかな香りが漂い気品があるエビネである。

春のテニス

2009年04月16日 | テニス
 私の通っているテニスクラブは、「松戸テニス倶楽部」といって、
松戸市金ケ作にある。
かっては、広大な里山や農地が広がっていたであろうところで、
テニスクラブの周辺には、その面影が随所に見られる。
この写真は金ケ作の農地を撮ったもので、満開のハナズオウと農地が色鮮やかだ。

春のテニスは、日差しが強くなりつつあり、サングラスが手離せない。
今日は時折砂地が風で舞い上がり、プレー中も時々中断せざるを得ない状態だった。
しかし、今頃はプレーで汗をかいても、びっしょりにならず、さらさらと汗が引いていくような感じがして、気持ちが良いものだ。

木曜のテニス勉強会では、ひとつの課題に集中してコーチから球出しが受けられるので、ひとかごのボールを返球しているうちにだんだんと体が覚えていくような感じになる。
この練習方法はとても良いように感じる。
今日はフォアとバックのストロークの球出しを受けた。


筑波山ドライブ

2009年04月15日 | 散歩
         筑波山(写真をクリックすると大きく表示します)

夕べひさしぶりにまとまった雨が降り、今朝起きたら快晴。
この天気を逃したらと、女房殿と筑波山へドライブ。9時30分出発。


水戸街道を牛久までいき、つくばの東大通りを北上。
この通りは緑が多く気持ちが良い。程なく前方に筑波山が見えてきた。
つきあたりを下館つくば線に入ると、筑波山が眼前に広がってくる。


筑波山麓に目をやると、山腹にはまだ桜が咲いているのがわかる。
真っ赤な筑波山神社の鳥居とケーブルカーの線がはっきりわかる。


山腹に入り丁度12時。ちょうど運良く見えてきた、そば処「筑膳」に入り昼食。
駐車場にこいのぼりが立ち、筑波山とツーショット。

築100年古民家を改築した店で、調度品や飾りつけが丹精ですばらしい。
私は「からみ大根そば」、女房殿は「山菜天ざるそば」を食す。
こしがあって、風味も豊かで、こんなおいしいそばはひさしぶり。
山菜の天ぷらも春の香りが豊かなものばかりで、量ももりだくさん。
四季折々寄ってみたいね、とうなずき合った。ここはおすすめの店である。


店を出て、すこし上ると大鳥居に出る。ここで車を駐車場にあずける。
筑波山神社に向かう。御神橋が真新しく綺麗だ。
この御神橋は寛永10年11月(1633)三代将軍家光公寄進のもので、
安土桃山時代の豪壮な遺風が見られる。


筑波山神社は古代より山岳信仰の対象とされてきた筑波山を境内とし、男体山頂に筑波男大神(伊弉諾尊)を、女体山頂に筑波女大神(伊弉冉尊)を祀る本殿が建てられており、ここにあるのは拝殿である。
筑波山は男女が歌のやりとりをして互いの相手を見つける集い「歌垣の場」として、万葉集に多く歌われている。筑波山万葉歌碑へ


直径1mもある大きな鈴は、山頂に鎮まる神様にその音が聞こえるようとのこと。
しだれ桜と万葉歌碑とのツーショット。


ケーブルカーの発着駅からは男体山と女体山を真近かに望むことができる。
ケーブルカーで頂上を目指す。かなり急な斜面を登っていく。


山頂駅はすこしひんやりしていた。関東平野が一望である。


女体山方面に少し登ると、カタクリの里がある。
里といっても、登山道わきの山肌に一面のカタクリがあるところ。
ちょうどカタクリの花が見ごろを迎えていた。


帰路、取手つくば線(19号)を走っていたら、偶然に古刹に出会った。
伊奈町にある不動院である。本堂も三重塔も江戸時代の建立だが朱色基調でなかなか重厚なたたずまい。奈良の薬師寺になんとなく似ているように感じた。

今日のドライブの収穫は、昼食のそば処筑膳と不動院であった。

報歳蘭

2009年04月14日 | ラン
歳(新年)を報せるということで旧暦の正月頃に開花する縁起物的な東洋蘭。
葉芸が様々で魅力的なので、花の無い時期でも葉を見て楽しめるという。

報歳蘭は東洋蘭の仲間で、地味な色合いが東洋蘭らしい。
花は小振りで色が濃く、芳香があるがあまり関心する程の香りではない。
そのため花が咲いても、葉の生育のために花は早めに切られてしまうようだ。

京都祇園 都おどり

2009年04月08日 | 旅行

高瀬川


鴨川


四条通、正面が八坂神社


祇園置屋


花見小路


祇園甲部歌舞練場


歌舞練場としだれ桜


しだれ桜


歌舞練場中庭


お茶席の芸妓さん


歌舞練場裏側


舞台


都おどり(上演中は撮影禁止のため、都おどりサイトの写真を借用)

桜の名所 吉野山

2009年04月07日 | 旅行
          吉野山の桜(写真をクリックすると大きく表示します)


近鉄吉野駅下車。バスで中千本公園まで行きます。
途中の下の千本の桜は満開がすぎていました。


バスで中千本公園に到着。
階段をしばし上ったところが、上の千本付近になります。
ここに天武天皇が桜の吉夢を見て建てたという桜本坊(さくらもとぼう)があります。


喜蔵院。大峰山護持院のひとつ。江戸時代、陽明学者の熊沢蕃山が由比正雪の乱の際に潜居したといわれ、玄関前に歌碑があります。


このあたりからは、上の千本の桜が見えます。桜は7分程度のようです。


すこし下ると三叉路に出ます。中の千本通りの賑わいです。
吉野といえばこの胃腸にきく陀羅尼助が昔から有名ですね。


通りから吉水神社への参道に入ります。ここからの蔵王堂にながめは格別です。
神社に入ると、中の千本が見渡せる眺めの良い場所がありました。
中の千本の桜はほぼ満開です。



吉水神社はもと吉水院といい、金峰山寺の高い格式を誇る僧房だったところです。
書院には後醍醐天皇の玉座があり、ここは後醍醐天皇が南朝の行宮を定めたところです。また源義経が兄頼朝の追討を逃れて静御前、弁慶等と共に一時亡命した「義経潜居の間」、太閤秀吉が花見をしたときの「豊太閤花見の間」が残っています。


東南院も大峰山護持院のひとつで、端正な姿の多宝塔がたたずみます。


すこし下ると、蔵王堂の入口が見えてきました。
金峰山寺蔵王堂。修験道の根本道場です。
吉野山のシンボルとして知られ、本尊は蔵王権現。木造建築では奈良の東大寺大仏殿につぐ大きさといわれています。室町時代の建築です。


蔵王堂境内から西の台地に吉野朝宮跡を望むことができます。
南北朝時代、後醍醐天皇から4代にわたって南朝の拠点となった皇居跡。今は妙法殿が建つのみです。


蔵王堂をあとにして下っていくと、銅の鳥居が見えてきました。
宮島の木の鳥居、大阪四天王寺の石の鳥居と並ぶ、日本三大鳥居のひとつです。
そのあと、黒門です。瓦葺四脚門で、金峰山寺の総門です。
黒門のそばにケーブル吉野山駅があり、ここからケーブルカーで下の千本の桜を見ながら近鉄吉野駅に着きます。

モーツァルトの歌劇6:《フィガロの結婚》 K.492

2009年04月04日 | モーツァルト
ウィーンのブルク劇場で1786年5月1日、モーツァルトが30歳の時に初演。
ウィーンでは期待したほど人気を得られなかったものの、当時オーストリア領だったボヘミア(現在のチェコ)の首都プラハの歌劇場で大ヒットした。
原作は、ボーマルシェの喜劇三部作の第二部『フィガロの結婚、またはばかげた一日』(1784)。第一部は後年の1816年にロッシーニが作曲し、オペラ『セビリアの理髪師』になっている。
この戯曲のテーマはずばり、階級闘争で、召使いたちが機知を働かせて領主をやりこめるという風刺の効いた作品。初演の際には、ウィーンの権力者たちが上演禁止令を出して不快を露わにしたが、この窮地を救ったのは、モーツァルトのオペラをいくつも手掛けた台本作家のダ・ポンテだった。彼は、問題箇所を巧妙に削除しながら原作のもつ毒を残し、オペラ史上屈指の優れた台本を書き上げたのである。そして何よりも、モーツァルトの華麗な音楽が、登場人物たちの浅ましさや貪欲を、愛すべき人間性へと昇華させていったのである。



あらすじは、
18世紀末、スペイン・セビリャ近郊のアグアスフレスカス住むアンダルシアの大法官、アルマヴィーヴァ伯爵邸内での一日の出来事である。
結婚を控えたフィガロとスザンナ。だが、彼らの雇い主アルマヴィーヴァ伯爵は、こともあろうにスザンナを我がものにしようと企んでいる。一方、伯爵夫人ロジーナは夫が自分に目を向けてくれないことを嘆く日々。だが、伯爵は小姓のケルビーノが夫人の浮気相手ではないかと疑ったりも。また、かつて好きだったロジーナを伯爵に嫁がせたフィガロを未だに根に持っているバルトロが、スザンナとの結婚を妨害し、フィガロと彼に好感を持つマルチェリーナとを結婚させようとやってくる。ところが、ふとしたことがきっかけで、マルチェリーナとバルトロがフィガロの実の両親だったことがわかる 。
フィガロとスザンナの結婚式の夜。まだ諦めていない伯爵は、スザンナから逢瀬の手紙を受け取り、喜び勇んでやってくる。ようやく目的達成に近付いたと思いきや、フィガロと夫人(実はスザンナ)の密会を目撃し、激昂。しかし、スザンナの服を着た夫人が現れ許しを請うと、ようやくすべてを悟った伯爵は自らも夫人に謝り、大団円となる。

上演時間は約2時間50分



<私の好きなアリア>
第1幕第6曲アリア「自分で自分がわからない」(ケルビーノ)
   少年のうわずった激しい気分を良く表している、男役のメゾソプラノが歌うところがいい。
第1幕第8曲「若い娘たちよ、花をまけ」(合唱)
   フィガロと召使たちがやって来て伯爵に感謝の歌を歌う。
第1幕第9曲「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」(フィガロ)
   フィガロがケルビーノに兵隊さんの生活はつらいので、もう女性の間を飛び回ることは出来ないが、
   元気で士官しな、と皮肉に歌う有名なアリア。
第2幕第10曲「愛の神よ、照覧あれ」(伯爵夫人)
   夫の愛が遠のいたことを嘆くアリア。クラリネットの響きが感傷をさそう。
第2幕第11曲「恋とはどんなものかしら」(ケルビーノ)
   スザンナのギターに合わせて歌う有名な歌。
第3幕第19曲「楽しい思い出はどこへ」(伯爵夫人)
   「戴冠式ミサ」K.317のソプラノ・ソロ「アニュス・デイ」とそっくりの美しいメロディである。
第3幕第20曲二重唱「夕べの風がやわらかく」(スザンナ、伯爵夫人)
   手紙の二重唱として知られる。女声のハーモニーが美しい。
第4幕第27曲「とうとう嬉しいときが来た」(スザンナ)
   スザンナが幸福な愛のときを夢見て歌う、いわゆる「バラのアリア」として有名である。   

<この演奏を聴く> DVD
<決定盤>

指揮ジョン・エリオット・ガーディナー、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
演出ジャン・ルイ・タマン
伯爵(ロドニー・ギルフリー)、伯爵夫人(ヒルヴィー・マルティンペルト)、
スザンナ(アリソン・ハグリー)、フィガロ(ブリン・ターフェル)、ケルビーノ(パメラ・ヘレン・スティーヴン)
パリ・シャトレ座 1993年6月
影絵風の背景と、衝立で組み立てられた屋敷だけの簡素なセットであるがなかなか洒落ている。簡素な舞台が、簡明でキビキビした古楽の響きとよく融け合っている。特に大人の色気を醸し出しているスザンナ役のハグリーが理想的なスザンナを演じており、この舞台を引き立てている。大変素晴らしい舞台と演奏である。
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<歴史的名盤>

ジョン・プリッチャード指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
演出ピーター・ホール
伯爵(ベンジャミン・ラクソン),伯爵夫人(キリ・テ・カナワ)、スザンナ(イレアナ・コトルバシュ),フィガロ(クヌート・スクラム),ケルビーノ(フレデリカ・フォン・シュターデ)
グラインドボーン音楽祭 1973年収録。
本来の時代設定による演出で、伝統的な重厚さを感じる。
キリ・テ・カナワの伯爵夫人は気品があり風格が漂う。スザンナ役のコトルバシュは美しく魅力的だ。
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<その他>

ザルツブルグ音楽祭2006年のデータ
指揮ニコラウス・アーノンクール、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団
演出クラウス・グート
伯爵(ボー・スコウフス),伯爵夫人(ドロテア・レシュマン)、スザンナ(アンナ・ネトレプコ),フィガロ(イルデブランド・ダルカンジェロ),ケルビーノ(クリスティーネ・シェーファー)
ザルツブルグ モーツアルト劇場 2006年7月22日-26日
モダンな舞台と黒っぽい衣装の演出が、どうもこのオペラにマッチしていない。
注目のネトレプコも色気が乏しい。天使の少年が出てくるのはアイデアだが。
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指揮ルネ・ヤーコプス、コンチェルト・ケルン  演出ジャン・ルイ・マーティノティ
伯爵(ピエトロ・スパニョーリ),伯爵夫人(アネット・ダッシュ)、スザンナ(ローズマリー・ジョシュア),フィガロ(ルーカ・ピサローニ),ケルビーノ(アンゲリカ・キルヒシュラーガー
シャンゼリゼ劇場(フランス) 2004年6月21日の公演のライブ
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指揮ニコラウス・アーノンクール、チューリッヒ歌劇場管弦楽団・合唱団
演出ユルゲン・フリム
伯爵(ロドニー・ギルフリー),伯爵夫人(エヴァ・メイ)、スザンナ(イザベル・レイ),フィガロ(カルロス・ショーソン),ケルビーノ(リリアーナ・ニキテアヌ)
チューリッヒ歌劇場 2002年収録
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ダニエル・バレンボイム指揮,ベルリン国立歌劇場管弦楽団・ベルリン国立歌劇場合唱団
トーマス・ラングホッフ演出
伯爵(ロマン・トレケル),伯爵夫人(エミリー・マギー), スザンナ(ドロテア・レシュマン),フィガロ(ルネ・パーペ), ケルビーノ(パトリシア・リスレー)
1999年6月9日 ベルリン公演
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森と広場の春模様

2009年04月03日 | 散歩
        森と広場の桜と千駄堀池(上の写真はクリックすると大きく表示します)
 

つどいの広場では子供が元気に遊んでいます。
里の茶屋の手前にあるのは桃みたいですね。満開です。


湧水付近は新緑に輝いています。
紫のムラサキハナナ(花だいこん)が一面に咲いています。


一本のコブシの木を見つけました。
近寄ってみると、可憐な花がいちめんに咲き誇っています。


花壇のデザインが桜の花びらのようですね。
自然生態園を歩くと、木立の間に湧水のたまりが光ってみえます。


千駄堀池ぞいにある桜はまだ3分から5分咲きといったところでしょうか。
桜の咲き始めは新鮮でみずみずしいですね。


桜とユキヤナギのツーショット!
自然観察舎に行くと、「見えた、見えない」と騒いでいます。
めずらしい「サンカノゴイ」がアシの間にかいま見えたのでした。
(遠くて写真が撮れないので、観察舎に展示してあったものをお見せしましょう)

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