テニスとランとデジカメと

私の趣味3点+その他の紹介です。
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ミヤマウズラ

2008年08月30日 | ラン
 夏に咲く小型野生ランのミヤマウズラ。日本に自生するシュスラン属の仲間で深山の直射日光の当たらない樹木下などに自生する。
ミヤマウズラは葉の模様が綺麗で白色の筋模様が鳥のウズラの羽模様に似ていることで、この名前が付いている。葉模様の変化を楽しむ趣味が江戸時代からあり葉変わり品は”錦蘭”という名前で呼ばれ珍重されている。花は白色または淡紅色でモジズリの花に似ているが、花は大きくほぼ同じ方向に向いて咲く。
 
 小型で可愛らしいランで、花はあっという間に終わってしまう程だが、葉を良く見ると白色の筋模様に自然の造形美を感じる。







観音素心蘭、4年目に待ちに待った開花

2008年08月29日 | ラン
 ソシンランは、中国、台湾原産で、淡緑色弁に淡黄白色舌の素心花なのでこの名がある。そのなかの大葉系に、この観音素心蘭がある。
香りの高い、気品のあるランで、一茎多花性。茎に四~五花をつける。花は八月から十一月にかけて開く。中国におけるランの歴史は古く、春秋戦国時代の大聖人孔子がランを深く愛し「幽谷の君子」と称賛したのは有名な話だが、そのランは当時の書画等から考察すると、ソシンランの仲間であったと思われる。

 我が家の観音素心蘭は4年前に世田谷の墓参の帰りに購入したもので、株は年々大きくなってきたが花は今年まで咲かなかった。待ちに待った開花なのである。
開花後玄関に置いているが、外から帰ってきて玄関を開けたとき香りが立ち込めており大変気持ちが良いものである。

(写真は今日の観音素心蘭)

晩夏の森と広場

2008年08月27日 | 散歩
 長雨が続いてからの、ひさしぶりの晴天。
夏のなごりと秋の訪れを探しに、私の奥庭(二十一世紀の森と広場)を散歩しました。
畑では白いソバの花がみごとに満開。
桃色のミソハギと黄色のアサザが池に映えている。
ミソハギの花には重そうなクマバチが飛び回っている。
黄色のアサザが池面に名残惜しそうに咲いていた。
秋のコスモスも咲きだした。
稲穂が傾き出しカカシの出番がやってくる。
花壇も秋の模様替えを済ませていた。

・・・明日からまたしばらく雨模様とのこと。
今週はテニスがつぶれて、残念無念。

ツルラン

2008年08月20日 | ラン
 夏咲きのツルランが二年ぶりに咲いた。
昨年は梅雨が遅れてツルランのつぼみの時期にぶつかったため、花が咲く前に腐ってしまった。鉢植えで戸外に出してあるため、こういうことが起きる。
今年は梅雨が早く終わったので、つぼみが順調に育ち、みごとに開花した。

 ツルランという名前の由来は、白く細い感じが鶴を思わせ、また中ほどの朱色の盛り上がりが、丹頂鶴の頭のようだからという。
 ツルランは屋久島・種子島以南に分布する野生ランで、園芸植物でも有名なエビネの仲間だ。エビネは春咲きだが、ツルランは夏咲きが特徴。

 我が家でも、8月に咲くランではツルランがベストのようだ。
このあと8月下旬になると、小型野生ランのミヤマウズラなどが咲き出す。

(写真は今日のツルラン)

(注:2006/8/16の記事にもツルランがあります



世田谷浄真寺のサギソウ

2008年08月17日 | ラン
 世田谷奥沢にある浄真寺。
境内に「さぎ草園」があり、日本の野生蘭であるさぎ草が群落し咲いていた。
さぎ草は8月上~中旬が見ごろであり、ちょうど見ごろを迎えていた。
 サギソウの花が白鷺が飛んでいるように見えることから、名前がついている。

 この浄真寺に、さぎ草にまつわる悲話がある。

 「室町時代 世田谷城主・吉良頼康には、家臣の奥沢城主大平出羽守の娘で常盤姫という美しい側室がいて、頼康の寵愛を一身に受けていた。古くからいた側室がこれを妬んで、常盤が不義をしたとあらぬ告げ口をしたため遠ざけられた。悲しんだ常盤は幼い頃から愛育した白鷺の脚に遺書を結びつけ、両親の住む奥沢城に放った。たまたま奥沢城附近で狩をしていた頼康が、白鷺を射落としたところ、脚に手紙が結んであった。これを開いてみると常盤の遺書であった。頼康は驚いて城に帰館したが、時すでに遅かった。白鷺の射落とされた場所からは一本の草が生え、やがて鷺に似た白く可憐な花をつけたのです・・・・」。

 サギソウの栽培は容易なようで難しい。
私も栽培していたサギソウを1年前に枯らしてしまった。

(写真は浄真寺のさぎ草園とサギソウ)


世田谷浄真寺おめんかぶり

2008年08月16日 | 散歩
 世田谷奥沢にある浄真寺(通称:九品仏)では3年に1度だけ、「おめんかぶり」が行われる。
おめんかぶりは練供養ともいい正式名は「二十五菩薩来迎会(らいごうえ)」と呼ばれる。全国でも奈良当麻寺・岡山誕生寺など数件を残すだけの珍しい浄土宗の行事である。
 東横線自由が丘駅から歩いて20分程、11時からの行列に間に合った。境内はわりと広いがすでに参拝客でごったがえしていた。配られていたうちわを手にして暑さから多少涼むことができたが、今日はすでに真夏の太陽が真上で輝いていた。

 上品堂と本堂の間に木の懸け橋が設けられ、ここを三回練行列する。
一回目は上品堂から本堂へ二十五菩薩のみの練行列(来迎を表す)、
二回目は本堂から上品堂へ厨子と僧侶と稚児たちが菩薩と共に練行列(往相を表す)、
三回目が上品堂から本堂へ厨子と僧侶と稚児たちが帰る。菩薩面の人はお面は上品堂で脱ぎ、素顔で本堂に帰る(還相を表す)
 還相は来迎をうけた往生人が浄土よりこの世に帰り、世のためにつくすということを表しており、他に例を見ない特徴があるという。

 素顔で本堂に帰る菩薩役の信徒の顔も何処となく晴れ晴れしく、見る人に安らぎを与える。また稚児たちの可愛らしさと華やかさが彩を添えている。橋の上から散華がまかれる。1時間足らずで行列は終了した。

 その後、上品堂と本堂内陣を見学することができた。上品堂では輝く3体の大きな阿弥陀仏と今終えた25の菩薩面が飾られていた。本堂は釈迦如来像、飛天が舞っている天井絵が見事である。
 この寺は一般に「九品仏」と呼ばれ、その名は三仏堂(上品堂・中品堂・下品堂)にそれぞれ3体の阿弥陀仏があり計9体あることによる。

 境内に「さぎ草園」があり、日本の野生蘭であるさぎ草が群落し咲いていた。

 このあと、20分かけ自由が丘の自由通りにある、「味噌らーめん南部」で味噌つけめんを食す。熱い鉄鍋に入ったつゆに、冷たいメンを付けて食べる。濃い味噌味がなかなか美味しい。
 帰路は自由が丘駅から家路に戻った。


川越ウォーク(五人の会)

2008年08月09日 | 散歩
 ひとり欠席で4人になったが、私も含めて皆んな川越は初めてだ。
新松戸駅に集合し、武蔵野線経由で川越に9時46分に着く(丁度1時間)。
 川越は17万石の城下町だったが、明治の大火で蔵造り建築が火災から逃れたことで、蔵づくりの建物が保存され整備されてきた。「蔵づくりの街川越」として有名だ。

 川越駅前から1Km以上真っ直ぐ伸びている商店街(クレアモール)を抜けると、
やっと観光地域に到着。

 1.まず、「大正浪漫夢通り」
300m足らずの短い通りに大正時代のデザイン建築がいくつか並んでいる。
まだ整備途上のようでまとまってないが、いずれは味がある通りになるだろう。

 2.抜けると、メインの「蔵づくりの町並み」
500m以上に渡って通りの左右両側に独特の蔵づくりの建物が並んでいる。
建物すべてレトロな看板を出し店を開いている。
ただ通りはかなりの交通量で、車がひっきりなしに通り過ぎるのが、難点。
時の鐘が蔵づくりの町並みにマッチし、ひときわそびえて目立つ。
蔵づくり資料館では建物内部を見学できた。

 3.わき道に「菓子屋横丁」があり
100mたらずに小路に、数軒の菓子屋が店を開いている。
ただ昔懐かしい菓子類をもっと並べたら良いと思う。

 4.さらに1Km歩いて、博物館と本丸御殿
川越城本丸御殿は、現在玄関・広間部分と移築された家老詰所の残すのみだ。
重厚な御殿建築の玄関だけでも往時をしのぶことができる。

 5.さあ、昼食!
予定していた手打ちそば”鎌倉”で、冷えた生ビールで乾杯。
飲みながら、天ざるを食す。手打ちの9割そばがとても美味である。
中ジョッキをあっという間に3杯空にした。

 6.喜多院界隈をぶらつく
喜多院は家康の厚い信頼を得た天海僧都のころに大いに栄え、その名残を今に留めている。

 明るいうちに新松戸駅まで戻った。
駅の近くの中華店に入り、ビールで乾杯しおつかれさん。
今日は夏日に1日で6Km程歩いたので、ビールが事の他おいしかった。




猛暑のテニス

2008年08月07日 | テニス
 今年最高気温の中での、今日の午後のテニス。
日差しがジリジリ肌を焼く感じで、ものすごく暑い。
こんな日に炎天下でテニスなんて、バカじゃないのと言われそう。
濡れたタオルを冷凍しアイスノンをいっしょに、
ボトルも冷やしたミネラルウォーターと麦茶の2本。
 炎天下では15分プレーしたら5分は木蔭で休息。
この時アイスノンで首や脇の下を冷やし、冷たいタオルで顔を拭く。
それでも拭いても拭いても汗が止まらない。
 こんなにしてまでなんでテニスをするの、と言われるが、
テニスが好きだからでしょう。また暑さでつらい以上に気持ちが良いからでしょう。
ただ無理は絶対まずいので、休憩を合間合間にとりながらプレーを続ける。
 皆んなで、今この時期に60歳以上でテニスが出来る人は今までの蓄積で身体が丈夫になっているからで、普通の人?がプレーしたら即熱中症になるかも知れない、と励ましあった。たしかに夏のテニスのおかげで夏バテも知らず、冬の時期に風邪を引いたためしがない。
 というわけで、真夏のテニスを満喫しているのである。

(写真は真夏に咲いたサボテン)

松戸花火大会

2008年08月02日 | 散歩
 今日は松戸花火大会。市政施行65周年だそうで8000発の花火が江戸川河川敷で打ち上げられた。
子供が小さい時から毎年繰り出して見物しているが、今年は夫婦2人だけの寂しい見物。1時間以上前に着き場所取りをして、まずおにぎりやビールでお腹を満たす。7時15分打ち上げ開始。だがいまいち盛り上がりに欠けるようだ。
大玉やスターマインが少なく、川下の市川花火に目移りしがち。
それでも終盤の連発は見ごたえがあった。
写真では伝わらないが、花火の良さはドーンという音だ。
特に最後の地上花火は体に直接ズーンとくる程、迫力があった。
この音を聞くために見物に行くようなものかも知れない。
 写真はデジカメのシーンモード「花火」で主に連写で500枚以上撮った。
三脚もなしでなかなかピントが合わず、これだけ撮っても満足のいく写真はなかなかないが、雰囲気だけは伝わるかどうか。

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