パティ・ペイジは”ワルツの女王”と呼ばれ、アメリカだけでなく日本でも高い人気を誇っていた。主に1950年代が最盛期であった。
私はパティの明るく魅力的な声とセンチメントなところが大好きである。
(私の心に残る歌)
1.テネシー・ワルツ
50年代の最もヒットしたレコードといわれる。パティの代表曲。
2.涙のワルツ
センチメントな歌の代表曲。
3.チェンジング・パートナーズ
邦題「君待つワルツ」。パティらしさが一番感じられる。
4.嘘は罪
スタンダ-ド・ナンバー。ワルツ調でパティにぴったり。
5.また逢う日まで
TILL WE MEET AGAIN。コニーのが好きだが、パティもいい。
《この一曲》 テネシー・ワルツ
ビー・ウィ・キング作曲
I was dancin' with my darlin' to the Tennessee Waltz
When an old friend I happened to see
I introduced her to my loved one
And while they were dancin'
My friend stole my sweetheart from me.
I remember the night and the Tennessee Waltz
Now I know just how much I have lost
Yes, I lost my little darlin' the night they were playing
The beautiful Tennessee Waltz.
去りにし夢 あのテネシー・ワルツ
なつかし愛の唄
面影しのんで 今宵も歌う
うるわしテネシー・ワルツ
思い出なつかし あのテネシー・ワルツ
今宵も流れ来る
別れたあの娘(こ)よ 今はいずこ
呼べど帰らない
多重録音で完成されたレコード。パティひとりの声で
心地よいハーモニーで歌われる。実際は失恋の歌なのだ。
邦訳は江利チエミが歌ったときのもの。