クラシック音楽のひとりごと

今まで聴いてきたレコードやCDについて綴っていきます。Doblog休止以来、3年ぶりに更新してみます。

シベリウスの「トゥオネラの白鳥」 マゼール/ピッツバーグ響

2005年12月16日 05時54分36秒 | 管弦楽曲
今日はイングリッシュホルンの響きであります。イングリッシュ・ホルンは、旋律を歌わせたら最高の楽器だろう。長丁場の美しい旋律を朗々と響かせるその音色は、時にもの悲しく、時にエロティック。ほのぼのとする時もあれば、オシャレでイナセな時もある。中学生の頃聴いた「新世界」の第2楽章は、「遠き山に日は落ちて」というキャンプの時の歌だと思っていたボクにとって、本当に美しかった。ロドリーゴの「アランフェス協奏曲 . . . 本文を読む

モーツァルトのピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503 グルダとアバド/ウィーン・フィル

2005年12月15日 05時30分42秒 | 協奏曲
今週の寒さは格別。伊予路の瀬戸内海地方でも、毎日のように風花が舞っております。11月が暖かかっただけに、余計にこの寒さがこたえますな。1月下旬、大寒の時期の寒さに近いように思えます・・・・。こんな時は、豪華でギャラントで暖かい音楽を・・・・・・・(^-^)。で、今日はモーツァルトのピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503。フリードリッヒ・グルダのピアノ、クラウディオ・アバド指揮ウィーン・フィルの演奏。 . . . 本文を読む

ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調「合唱つき」 サイモン・ラトル指揮ウィーン・フィル

2005年12月14日 03時50分33秒 | 交響曲
わがDoblogにトラックバック拒否機能がつきました。これでアダルト系のTBを駆除する面倒臭さがなくなります。Doblogえらい!無料のブログサービスなのに偉いぞ!最近軽くなってきたようだし(夜は重いけれど)、これからも頑張ってくださいね(^-^)。さあ、ミーハーなボクの年末は「第九」です。ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調「合唱つき」。今日の第九は、サイモン・ラトル指揮ウィーン・フィルの演奏。ソ . . . 本文を読む

ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」 ブレンデルとレヴァイン/シカゴ響の演奏で。

2005年12月13日 05時49分38秒 | 協奏曲
今日は前振りなしです。オケが素晴らしいピアノ協奏曲です。「皇帝」です。ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」。アルフレート・ブレンデルのピアノ、ジェームズ・レヴァイン指揮シカゴ交響楽団の演奏。1983年6月、シカゴのオーケストラ・ホールでのライヴ録音盤。曲が終わるとブラボーの歓呼と拍手の盛大な嵐(その音もデカイ)。今から21年前、1984年に全集としてレコード発売されるや絶賛を受けて、 . . . 本文を読む

モーツァルトのディベルティメント K.136~K.138 バウムガルトナー/ルツェルン弦楽合奏団

2005年12月12日 05時07分52秒 | 管弦楽曲
冬の薄日が差し込むものの、寒い休日でありました。どんよりと曇った空ではないんですがね。寒かったなぁ。くすんだ色の空を見ていると、爽やかな音楽を聴きたくなってきました。そやそや、モーツァルトのディベルティメントを聴こう(^-^)。ディベルティメントはその昔「嬉遊曲」とも書いていた。最近はこの文字をあまり見かけなくなったが、明るく軽妙で楽しい曲風からついたものだろう。本来は、貴族の食卓・娯楽・社交・祝 . . . 本文を読む

マーラーの交響曲第9番ニ長調 バーンスタイン/アムステルダム・コンセルトヘボウ管

2005年12月11日 06時06分00秒 | 交響曲
大曲の日々を送っております。そして夜には忘年会の日々であります・・・(^^ゞ。さて、昨日「復活」を聴いたので・・・・・。今日はマーラーの完成した最後の交響曲。第9番ニ長調。レナード・バーンスタイン指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管の演奏。1985年5~6月のライヴ録音。バーンスタイン2度目のマーラー全集(DG盤)からの1枚。バーンスタインのマーラーを聴くには心の準備が要る。そして聴き終わってグ . . . 本文を読む

マーラーの交響曲第2番ハ短調「復活」 ハイティンク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管

2005年12月10日 04時20分16秒 | 交響曲
本格的に寒くなって、部屋にこもる季節になりました。大曲を聴くのも苦になりません。のんびりと暖を採りながら、ステレオに向かう日々であります。そこで、今日はマーラーの交響曲第2番ハ短調「復活」。スウィトナーのSKBボックスの中の「復活」に感心してから、最近よく聴くようになった。今のところマイ・ブームですな。今日の演奏は、ベルナルド・ハイティンク指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管の演奏。録音は198 . . . 本文を読む

ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調「合唱つき」 カラヤン/ベルリン・フィル

2005年12月09日 05時25分54秒 | 交響曲
年末です。第九の季節です。年の瀬、押し迫ってくると第九を聴きたくなります。これ、今や日本人の季節感じゃないですかね。我ながら、素人でありますなぁ・・・・でも、聴きたくなる気持ちを抑えるわけには参りません。これから大晦日まで、何回か第九を聴くことになるでしょう。というわけで、今日はベートーヴェン作曲交響曲第9番ニ短調「合唱つき」。演奏はヘルベルト・フォン・カラヤンの指揮、ベルリン・フィル。独唱はジャ . . . 本文を読む

モーツァルトの交響曲第25番ト短調 リンデン/アムステルダム・モーツァルト・アカデミー

2005年12月08日 06時08分21秒 | 交響曲
11月に風邪を引いてから、朝のジョギングを控えております。・・・・・なんて言っているうちに、この寒気。そろそろ再開しておかないと、本格的に寒くなってしまいそう。継続は力なり。頑張らなくっちゃ・・・・。さて、今日は「小ト短調」。モーツァルトの交響曲第25番ト短調K.183。ヤープ・テル・リンデン指揮アムステルダム・モーツァルト・アカデミーの演奏。2002年、オランダのユトレヒト、マリア・ミノール(1 . . . 本文を読む

ハイドンの交響曲第104番「ロンドン」 オイゲン・ヨッフム指揮ロンドン・フィル

2005年12月07日 04時03分08秒 | 交響曲
氷雨の一日。この数日の気温の低下で、風邪引きが周囲で激増中。気をつけなくちゃね。さて、今日はハイドンの交響曲第104番ニ長調「ロンドン」。オイゲン・ヨッフム指揮ロンドン・フィルの演奏。1971年10月のDG録音。ヨッフムのロンドン交響曲集(4枚組)からの1枚。ヨッフムはこの録音の後、1970年代半ばからEMIにベートーヴェン・ブラームス・ブルックナーというドイツ3大Bの交響曲全集を一気に録音、巨匠 . . . 本文を読む

モーツァルトの協奏交響曲K.364 クレーメル・カシュカシアン/アーノンクール

2005年12月06日 06時05分22秒 | 協奏曲
寒さになれていないので、今日の風がまあ冷たかったこと。銀杏の落ち葉、掃き掃除が大変でした。さて先日、協奏交響曲のK.297うを聴いたので、K.364を・・・。モーツァルトの協奏交響曲変ホ長調K.364。ギドン・クレーメルのヴァイオリン、キム・カシュカシアンのヴィオラ。ニコラウス・アーノンクール指揮ウィーン・フィルの演奏。1983年10月、ムジークフェラインザールでのDG録音。クレーメルのモーツァル . . . 本文を読む

欲望バトン♪

2005年12月05日 19時07分43秒 | 近況や季節の話題
stonezさんよりバトンを頂きました。今の自分の欲望について答えていくようです。さてさて。Q1.今やりたい事部屋の片付けです。CDと書籍、何とか片付けないと書斎の機能が低下中です。Q2.今欲しい物まとまった休日。出来れば5日くらいまとめて頂戴(^-^)。Q3.現実的に考えて今買っても良い物自動車。10年以上乗りましたので、そろそろ替え時かと。妻の許可も出てますしね^^。Q4.現実的に考えて欲しい . . . 本文を読む

ラヴェルの「ボレロ」 マゼール/ウィーン・フィル

2005年12月05日 05時27分32秒 | 管弦楽曲
荒れ模様の天気。強風とともに気温も低下、一気に真冬の様相であります。伊予路にも風雪注意報が出ております。北の方では大雪でしょうか。さて、今日はラヴェルの「ボレロ」。クリュイタンスもミュンシュも、デュトワだってアバドだって良いんですが(というか、それが本筋かなとも思うんですが)・・・・・・・今日は少しゲテモノを。ロリン・マゼール指揮ウィーン・フィルの演奏。1996年6月、ムジークフェライン・ザールで . . . 本文を読む

モーツァルトの交響曲第39番変ホ長調 C・デイヴィス/ドレスデン・シュターツカペレ

2005年12月04日 05時18分03秒 | 交響曲
師走であります。週末と休日、連日の忘年会であります。酒が飲めないボクはもっぱら同僚や友人の運転手であります。今治、新居浜、松山・・・・・東へ西へ。オイ、おまえら感謝せえよぉ(^^ゞ。出てくる料理を味わう楽しみしかボクにはありません・・・。ここのところ瀬戸内の鯛とヒラメの刺身が出てきます。旨いです。あ、カレイもボツボツ上がっているようで、これも旨いです。この淡泊で微妙な味わい・・・・ん~~、そうや、 . . . 本文を読む

パッヘルベルのカノン パイヤール室内管弦楽団

2005年12月03日 06時05分21秒 | 管弦楽曲
ボクがクラシックを聴き始めたのは1980年代に入ってからでありまして、大学生の頃であります。それまではフォークソングばかり聴いておりました。(ニュー・ミュージックなどという言葉もあったが、今やかえって古くなってしまった。いや、すでに死語か?(^^ゞ)。田舎の少年、クラシック音楽を聴く環境もなかったんですな。クラシック音楽を聴き始めた頃、NHKのFM放送には随分お世話になった。朝6時からは「バロック . . . 本文を読む