クラシック音楽のひとりごと

今まで聴いてきたレコードやCDについて綴っていきます。Doblog休止以来、3年ぶりに更新してみます。

2007年勝手に各自アカデミー賞

2007年12月31日 05時13分11秒 | クラシック音楽その他
さて、大晦日です。
四国には一気に寒波がやってきました。気温は低い、風は強い、みぞれは降る・・・・。
この冬一番の寒さに震えています。

さて、今日のエントリーは林侘助。さんのHP【♪ KechiKechi Classics ♪】に投稿した「2007年勝手に各自アカデミー賞」であります。

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● 輝け!:【♪ KechiKechi Classics ♪】2007年勝手に各自アカデミー賞

今年も大衆ド素人名曲ミーハー廉価盤路線を貫きました。聴いている曲に変化も進歩もありませんが、それなりにイイ年だったと思います。

◎第1位 長谷川きよし
昨年に引き続き、今年も愛媛県に来てくれました。11月26日(月)松山「monk」でのライヴ。最高でした。きよしさんは「歌い続けて40年」、僕はきよしさんを聴き続けて33年。聴き続けてきた期間としては、クラシック音楽より長いんです。
素晴らしい歌声。今も最高に巧いギター。名曲「黒い牡牛」をナマで聴けたことに感激。もちろん、「灰色の瞳」、「黒の舟歌」、「別れのサンバ」も良かったですし、「秋だから」や「悲しい兵隊」には泣けました。
いや、ホンマに歌の上手い人は、幾つになっても上手いもんですね。きよしさん、今年58歳。来年も草深い四国の田舎に来て欲しいもんです。

◎第2位 ペーター・レーゼル
HMVのバーゲンセールで、激安ボックスがさらに価格下落。協奏曲編(10枚組)・室内楽編(8枚組)・独奏曲編(13枚組)の3つがそれぞれ約2,000円でしたので、すぐにクリック。さして期待もせずに聴き始めたところ、これが良かった!
目の覚めるような技巧でもなければ、鮮烈な表現もないんです。でも、誠実にしっかりと、或いはしっとりと弾いてゆく演奏には、心洗われました。 ああ、かつての東ドイツにはこんなに良いピアニストがいたんだと実感(レーゼルはまだ現役ですが・・・・)。
ついでに、こういう渋いピアニストがエエなぁと思えるようになった、自分の加齢を実感。聴き手もトシをとったんです。

◎第3位 NHKドラマ「ハゲタカ」
これは夢中で観ました。2月の本放送で観て感激、8月の再放送で再び感激(DVDに録画)、そしてこの12月の再々放送でも、素晴らしい出来を鑑賞しております。経済に疎いタチなので、勉強にもなりました。「ああ、あの時の経済状況は、こういうことだったのか」と。
大森南朋、カッコエエですね。柴田恭兵って、イイ役者になりましたね。脇役(というかその回の主演か?)も良かったでしょ。冨士真奈美の怪演、菅原文太の貫禄に中尾彬のイヤらしさ、そして宇崎竜童の哀しさ。ホンマの脇役、嶋田久作に志賀廣太郎も最高でした。

◎番外 CR新世紀エヴァンゲリオン~奇跡の価値は~
パチンコです。12年ぶりにパチンコに嵌りました。保留玉連チャン機時代には1週間に10日ホールに通うほど入れこんでいたものですが、久々に勝負魂復活、音楽以上に今年はパチンコをしました。職場の後輩(33歳)がそれを知って「これを観るとさらに面白いですぜ」とTV版DVDを貸してくれて、なんとアニメの「エヴァンゲリオン」も全巻制覇。確かに面白さが倍加し、文字通り、「徹底的に打ち込み」ました。いやはや、今年はこれが実は1位かもしれません(汗)。
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そして今、僕はレーゼルのピアノでモーツァルトのソナタなどを聴いています。
誠実で中庸、派手さはなく渋くてイイ演奏です。こういう何の変哲もない演奏が、好みになってきました。

そういうトシになりました。

今年は、父を亡くしましたので、新年の行事は控えめです。
飾り餅はやめました。家族で食す分だけつきました。

それでは皆様、よいお年をお迎えください。
この一年、お読みいただき、コメントを頂き、トラックバックを頂戴し、本当にありがとうございました。とてもうれしく思いました。
初めての方も、どうぞコメントをお願いします。素人ブログで恥ずかしい限りですが、昔も今も、クラシック音楽が大好きです。
いろいろ教えて下さい。




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