熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

世界遺産の修道院の街、ザンクト・ガレンへ

2017-07-24 01:01:57 | 海外自転車旅
今日は、スイスの東に位置するザンクト・ガレン州の州都、ザンクト・ガレン(Sankt Gallen)の街を訪れてきました。

この街の一番の見所は、ザンクト・ガレン修道院。
街の名前の由来になっている、アイルランドから伝道のためやってきた修道士ガルスが612年に礎を築き、8世紀になって建てられたザンクトガレン修道院は、大聖堂や教会、修道院付属図書館などから構成されており、1983年に世界遺産に登録されています。ただ、今は修道院としての機能はありません。

複合建築物から構成される修道院全体図。


一番目を引くのはバロック様式の大聖堂。
修道士ガルスの墓があった場所に建造され、その後改修が繰り返され、今の大聖堂が建てられたのは18世紀のこと。


内部装飾は、明るい青の色使いが印象的な豪華な作り。


修道院付属図書館には、世界最古の建築設計図や約17万冊を誇る貴重な蔵書が所蔵されていて、スイス最古の図書館、特別な書籍を以外は申請すれば閲覧可能とのこと。
図書館内のロココ様式の大広間。
(ネットから引用)


修道院の周辺は旧市街の街並みが残っており、装飾された出窓のある特徴的な家屋が所どころに見られます。






マルクト広場に建つ、ザンクトガレンの宗教改革を行ったヴァディアン(1484~1551年)の像。 


ザンクトガレンからボーデン湖畔までは約10キロほど。
今晩は、湖畔の高台にあるB&Bに宿泊、朝食付き約8千円。
清潔感あふれる白を基調とする室内はまずまず。


因みに、ボーデン湖畔には複数のキャンプ場がありますが、日本の海水浴場でキャンプするような雰囲気。隣のテントと間隔が狭く、加え夜中うるさそうな若者グループが目立ちます。
昨日は湖畔のキャンプ場に一旦チェックインするも直ぐにキャンセル、わざわざ標高差150mほど上った山間のキャンプ場に移動しました。


湖と空の青が印象的なボーデン湖の眺め。(昨日)






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