熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

「テントウムシダマシ」に騙されないように

2012-08-31 11:50:52 | クラインガルテン生活
下の写真、家庭菜園を手掛けている方ならご存知だと思うが、正式名「オオニジュウヤホシテントウ」、別名「テントウムシダマシ」と呼ばれるれっきとしたてんとう虫科に属する昆虫。羽につやが無いのが特徴。


これは幼虫


てんとう虫と言えば「ナナホシテントウ」に代表されるようにアブラムシを捕食する益虫のイメージが強いが、このオオニジュウヤホシテントウに関しては、てんとう虫科の中でも数少ない害虫に分類される。

成虫・幼虫ともジャガイモの葉が好物で、まずジャガイモを食害し、次にナス、枝豆なども食害する厄介者。ナスなどは実の皮も食害するようだ。

最初見かけた時は、てっきりアブラムシやハダニを捕食しているものと思い、そのままにしていたが、最近になってこれは害虫で葉を食べていたのだと分かった。おかげでジャガイモの葉はすっかりなくなり、芋も発育不良で殆ど収穫できなかった。

冬は枯葉の下などに潜み、暖かくなるとまずはジャガイモにつくらしいので、ジャガイモを植える場合は注意しておかないと、ひどい目に合う。
コメント
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