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熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

「かくれ不眠」、それとも加齢?

2011-12-20 11:32:21 | 腰痛・健康
ある番組で、「かくれ不眠」が取り上げられていた。
単なる寝不足と不眠症の中間に位置付けられていて、専門的な治療を施すには及ばないが、十分な睡眠がとれないことで悩みや不満を抱え、日常生活にも影響がある状態を指すらしい。



自分にも、まんざら当てはまらなくもない症状だ。
数年前より、就寝後3、4時間程で一旦、目が覚め、それから1時間おき位に目が覚めるの繰り返しである。そのうえ、時々、訳の分からない夢や会いたくない人物が登場する夢をみたりと最悪である。
この状態で「よく寝た」と思えれば問題ないが、日常生活に影響はないものの、常に寝不足を感じている。

「かくれ不眠」の原因としては、就寝時間や食事の時間など生活時間が不規則だったり、就寝環境などにあることが多いようだが、自分としては毎日規則正しい生活をしているうえ、適度な運動も心掛けており、思い当たる節は無い。自覚するようなストレスも無い。

一方、よく言われる事は、歳をとると傾向として眠りが浅くなると言うもの。
何でも加齢で片付けてしまうのは嫌だが、自分もそうなのだろうか。そして、たまにみる悪夢は、自覚しないまでもストレスや不安に思っていることがあると言うことか。
いずれにしても、心理面に関わる問題なだけによく分からない。日常生活に支障がない限り、あまり気にしない事が一番かも知れない。
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原因不明の腰痛、ストレスが一因?

2011-12-03 08:14:45 | 腰痛・健康
先日、NHKのある番組で腰痛が取り上げられていた。

医学的には、3か月たっても治らないものを、慢性腰痛と呼ぶらしいが、この慢性腰痛の原因については、医学が進歩した現代でも、分からないことが多いらしい。

一般的な原因として、椎間板ヘルニアによるものは5%、脊柱管狭さく症によるものは9%、その他腫瘍など特定できるものは1%で、残り85%については、MRIやX線など目に見える形で原因は特定できないという。



一方で以前から、ストレスが原因の一つではないかと指摘されて来たが、今回医学的にそのメカニズムが解明されたそうだ。
そのメカニズムとは、ストレスを受けると、痛みの感じ方を和らげる脳の働きが鈍くなり、痛みがひどくなるというものだ。
福島県立医科大学が、原因不明の腰痛患者の脳の血流量を調べたところ、7割の腰痛患者が、健康な人に比べて脳の働きが低下していたそうだ。
アメリカの大学で更に詳しく調査したところ、慢性的なストレスを受けると、痛み信号を察知して、鎮痛物質を出す命令を下す脳のある部分の働きが低下し、鎮痛物質に命令がいかず、痛みが何時までも治まらないことが分かったという。

内臓疾患によっても腰に痛みを感じる場合があるようなので、画像診断で全く原因が分からない場合、ストレスが原因と決めてかかることは出来ないようだが、少なくともストレスが原因になっている可能性もあるということだ。

ただ、一口にストレスといっても、毎日生活していれば多かれ少なかれ何らかのストレスを受けている訳で、果たしてそれが腰痛の原因になっているかどうか、簡単に見分けられるものでもなさそうだ。それに、腰痛で病院に行き、脳の血流量を調べることはしないだろう。

ところで、自分も経験した腰椎椎間板ヘルニアだが、手術をした場合としない場合とで回復にどれだけ違いがあるか、統計が示されていた。結果は、1年も経つと、ほとんど変わらないというものだ。


ただ、次のような症状がある場合は、手術の必要があるとのことだった。
(1)しびれ・マヒがひどくなってきている。
(2)転びやすくなった。
(3)尿が出にくいなど排尿障害。

番組内容を詳しくお知りになりたい方は、下のURLにアクセスしてご覧下さい。
http://www.nhk.or.jp/asaichi/2011/11/30/01.html
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椎間板ヘルニア克服記 

2011-08-26 08:14:51 | 腰痛・健康
5年ほど前、左脚付け根部分に違和感を覚えるようになり、次第に歩行に支障をきたすようになって来た。
股関節に異常でもあるのだろうかと病院でMRI検査を受けたところ、腰椎の椎間板2箇所にヘルニアができ、この内ひとつが左脚に繋がる神経根を圧迫していることが分かった。“腰椎椎間板ヘルニア”である。

とりあえず、鎮痛薬を服用し様子を見ることになったが、薬は効かず日増しに痛みが増す一方で2週間もすると、痛みの余り満足に歩けなくなってしまった。鎮痛薬を強力な座薬に換えたところ、薬の効いている5,6時間は良いが、薬が切れだすとたちまち激痛に襲われる始末。ブロック注射も試みたが、それも数時間の効果でしかなかった。

通勤にも耐えられず会社近くのホテルに泊まったり、在宅勤務をする時期もあった。
そして、この激痛から逃れるには手術しかないと思い、ついに手術を決断した。

ただ、神経が通る背骨の手術となるとリスクが気になる。そこで日本脊椎脊髄病学会が認定する指導医がいて、且つ手術件数の多い病院を中心に転々としたが、何処も予約が一杯で手術は1ヶ月以上先になるとつれない返事である。
5,6の病院を回り、漸くある整形外科病院での手術が決まった。1週間後に手術の予定である。左脚に違和感を感じ始めてから1ヵ月半近くが経過していた。

そして、いざ手術の前日、入院する日が訪れ荷物を持って病院に向かった。
ところが、行く途中、何となく痛みが和らいでいるように感じる。痛み止めの効果が切れる時間になっても、一時期のような痛みがない。そうこうしている内に病院に到着した。
入院するために行った筈だったが、窓口で下した決断は、手術のキャンセルだった。まさに翌日に手術をひかえての土壇場でのキャンセルである。病院側もいささか、あきれ顔であった。

それからというもの、劇的に痛みが和らいで行き、ドタキャンから10日ほど経過した時には、ほとんど痛みが消えていた。
ヘルニアは自然に小さくなっていくケースが多いとは聞いていたが、最初に痛みを感じて約2ヶ月半で手術をすることなく痛みはほぼ解消していた。

そして、それから更に3ヶ月ほど経った頃には、趣味のバイクにも乗れるようになった。

激痛に耐え切れず手術を受ける決断を下したものの、どの病院も予約が一杯で直ぐに手術を受けられなかったことが幸いして、結果的に手術せずに済んだ。

その後、腰痛体操やウオーキングを始め、今はジムに通って筋力強化に励んでいる。
気になる程ではないが、足裏に僅かながらしびれを感じる時があるが、発症前と変わらない生活を送っている。

神経麻痺症状が出た場合など、直ぐに手術をしないと手遅れになるケースもあるようなので、いずれにしても専門医に相談して、手術の是非を考える必要がある。
病院によっては、安易に手術を勧める所もあるらしいので、なるべく手術を避けたい場合は、セカンドオピニオンを仰ぐのも一案だと思う。背骨だけに、なるべくなら手術は避けたい。
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