ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

雨の南京旅行

2005-10-08 16:13:06 | Weblog
3日から2泊3日で1年ぶりに南京へ行って来た。3日間ずーっと雨・・・。タクシーを捕まえるのも一苦労。あまり動き回れなかった。
とはいえ、この街には以前住んでいたので観光地はもうほとんど行っている。今回の旅行は友人に会うのが第一の目的。

1年前の国慶節にも南京へ遊びに来たが、去年工事中だった南京駅がすっかり綺麗に出来上がっているのにビックリ!地下鉄も開通していてビックリ!!街中も相変わらず工事が多いが、それでも地下鉄の完成に合わせてか、ビルがだいたい完成したようで、大きな商業ビルがたくさんオープンしていた。それからタクシー。南京は初乗り7元だったのに、いつの間にか8元に値上がりしていた。そのかわり街を走るタクシーのほとんどの色が緑色に統一されて、新型車両もけっこうたくさん。そして今回の旅行で私達が乗ったタクシーの運転手はたまたまかもしれないが、みんな降りるときに「再見!」「慢走!」など有礼貌な人たちばかりだった。同じ初乗り8元の無錫タクシーに是非見習ってもらいたい。

3日間の旅行中、友人とは初日の夕食と二日目ほとんど一日を一緒に過ごした。
南京に住んでいた頃、うちの息子と友人の上の娘は同じ幼稚園の同班だったので、久しぶりの再会に子供たちも嬉しそう。友人の下の息子が生まれた頃に私は下の娘を妊娠した。お互いの下の子供たちも今や3歳と2歳。子ども4人でギャーギャー大変な騒ぎだ。

子供たちが大きくなってきた事で共通の悩みはやはり教育。友人の娘はこの9月から現地小学校に入学したのだが、この9月から南京で日本語の補習校が開校したそうだ。ここ南京は日本人が少ない場所だが、住んでいる日本人は南京に嫁いできた人や事業を興した人など、いわば根付いた人達が多いと思う。そんな友人達が子供達の為に本当に1から自分達の手で補修校を開校したという話を聞き、本当にすごいなあ、と感心した。開校式には、南京政府の偉い人や上海領事館からも人が来たそうで、親である友人達はこれからも運営などでいろいろ大変だろうが、南京の補修校、末永く続いていく事を私も願うばかり。

二日目は、せっかく南京に来たのだから、と友人が自分で車を運転して、郊外にある明代の建物が再現されたちょっとしたテーマパークみたいなところに案内してくれた。できたばかりの場所らしく、雨の影響もあるだろうが国慶節だというのに空いてる。しかし人がいないからか、催し物がなにも開催されていない。舞台の前で、いつやるのか?と聞くと、人が集まったらやる、との答え。そんなの待っていられない・・・。唯一おもしろかったのは、以前テレビで見た事があったのだが、清代?の頃庶民の楽しみとして中国各地でよく見られたという、荷車式の箱に覗き穴が数個あって、そこを覗くと日本の紙芝居のようにおじさんの名調子と共にお話が繰りひろげられるというようなものがあり、一人2元を払って子供達は楽しく覗いていた。

雨が降らなければ、友人お勧めの、紫金山に最近できたという、バーベキューやアスレチックができるという場所に行ってみたかった。
今度は天気が良い時にまた行きたいものだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする