ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

震災以来!常磐道再開

2014-02-22 22:22:25 | 生活(2010年4月~)
震災からもうすぐ3年、ずっと通れなかった常磐自動車道の広野インターチェンジ―常磐富岡IC間が今日再開通になった。

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原発20キロ圏、常磐道が再開=高速で初、放射線量表示―福島

 東日本高速道路は22日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響で通行止めになっていた常磐自動車道の
広野インターチェンジ(IC)―常磐富岡IC間を再開通させた。同原発から20キロ圏内唯一の高速道路で、旧警戒区域に
指定され遅れていた復旧工事と除染が完了した。
 再開通式典には太田昭宏国土交通相や根本匠復興相らが出席。福島県の佐藤雄平知事は
「広域的な連携、交流を支える大動脈。復興に大きな弾みがつく極めて意義深い一歩だ」とあいさつした。
 16.4キロの区間内には、高速道路で初となる放射線量の電光掲示板が設置された。最も高い地点の線量が、
計5カ所ある掲示板に表示される。復旧工事の関係者のほか、避難区域の一部に立ち入る住民らの利便性が高まり、
既に開通している国道6号などの渋滞解消につながる見込みだ。
yahooニュースより

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交通情報で、震災以来ずーっと

「常磐道広野インターチェンジ―常磐富岡IC間は震災の影響で通行止め」

とアナウンスされていて、こう聞くたびに

(いったいいつこの区間が再開になるんだろう?このままずっと開通しないのかな?)

と思っていた。

それが、やっと、再開通。


常磐道は、埼玉県の三郷ICから常磐富岡ICでいったん途切れ、北の仙台から南相馬市から

進められている道路とつながって、東京から仙台までの高速道路になるはずだった。

それが震災で工事がストップ。


もう常磐道が仙台につながる事はないのかなあ、と思っていたら、

ところがどっこい、原発事故対応の車両が一般道路の国道6号線に

集中して慢性的な渋滞になっている事から、常磐道の全線開通が必要になったという、

当初の状況とはかなり違ったことになってしまった。


原発のある大熊町や双葉町の道路はこれから作るという事で、線量が高い中の作業は

いろいろ困難があるだろうが、まだまだ続く廃炉作業、そのために、なんだかそれが

悲しいが、そのために、仙台までつながる常磐道、待ってます。




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