ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

誰ですか?

2008-03-06 17:12:52 | こども関係(~2010年3月)
先日の息子の宿題、『雷峰精神に学べ』というプリントに、雷峰についていろいろ書く、というものだった。

息子
「おかあさん、雷峰って知ってる?」
「だれ?きっと中国の昔の人だから、調べるよ。」
とネットで検索。

共産主義中国設立前後の人で、なんだか倹約とかいろいろ良い事をした人らしく、そういう善行を学びましょう、という事らしいのだが、知らないのだから仕方ない。
息子の先生に、私はわからないので書けないが、書かなくても良いですか?と聞くとOKとの事。息子はそのまま白紙で学校へ。

すると次の日のYahooニュースで発見。

[yahooニュースより]
『「雷峰って誰よ」伝説的解放軍兵士の名に半数の子供が「?」―河南省鄭州市

3月5日は、解放軍の模範兵士で文革時代の精神教育のモデルとなった「雷鋒」に学ぶ記念日。4日付の「東方今報」は、いまやこの歴史的英雄、雷鋒自体を知らない子供が増えている、との記事を掲載した。

「雷鋒」は毛沢東時代、若くして殉職した人民解放軍の模範兵士。なかば神格化され、共産党の推奨する思想的モデルとして、教科書や絵本にも多く用いられてきた。今でも「雷鋒に学ぶ記念日」には学生が正しい行いを学ぶため、として、公園や街路樹のクリーン活動が展開されるほど。

ところが、鄭州市内2か所の小学校で低学年100人に聞き取り調査をしたところ、半数近くが「雷鋒」という名前すら知らないことが分かった。「では君にとっての英雄は?」と質問すると、「周傑倫(ジェイ・チョウ)」や「劉徳華(アンディ・ラウ)」といったスターの名前を挙げる子が多かったという。

鄭州教育学会の教育専門家である王海勇(ワン・ハイヨン)氏はこうした現象について、「自己犠牲の象徴である『雷鋒』精神は、今でも中国人の中で生きている。決して悲観する必要はない」と述べている。

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中国人でも低学年ではわからない子が多い人らしい。
そういう人だったんだ~。
コメント
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