ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

鉄板でホットケーキ

2007-11-06 10:51:47 | 生活(~2010年3月)
うちのダンナさまはお菓子屋の息子。小さい時からお店のお手伝いをしていたので、台所仕事はやれば私より数段上手。
(しかし気が向かなければやらない。)

今までいろいろと作ってくれた中で、本当に上手だなあ、と思う食べ物のひとつが「ホットケーキ」。

喫茶コーナーもある実家のお店のメニューにもホットケーキがあり、お義父さんの焼くホットケーキも本当においしい。そのお義父さん譲りのダンナさまのホットケーキは、私が焼くと焼き焦げがまだらでベチャッっとなってしまうのだが、きれいな茶色でふっくら。

しかし彼曰く、「このフライパンではうまく焼けない!」だそうで、彼はホットケーキが上手く焼ける鉄板をずっと探していた。

しかし探してみても、なかなか見つからず。
ホットプレートも考えたようだが、ためしに会社で金属加工業者さんに「こんな感じの鉄板を作ってほしいんだけど・・・。」と見積をとったところ、600元の回答。
うーん、600元・・・、と思っていたら、会社の中国人社員が
「鉄板、ありますよ。」
と声をかけてきたそうだ。

そして我が家に鉄板が届けられたのだが、それは街角でよく見かける、小麦粉を薄くのばしてネギやら卵やらのっけて畳んで食べる、中国式クレープを作る露店で昨日まで使われていたであろう、中古の中国式鉄板だった。

この鉄板、厚さ約2cm、めちゃくちゃ重い・・・。
今までかなり使いこなされてきたようで、底はコゲがこびりついているが、表面は油がよくなじんでいる。

先日の日曜日、ダンナさまはこの鉄板で初めてホットケーキを焼いた。

いつものように、おいしいホットケーキだったが、この鉄板、重すぎて私はたぶん使わないだろうなあ。

ダンナさま、「この鉄板ならクレープもうまく焼けるぞ」と言っているが、この先この鉄板を使っての料理はすべて彼にお任せしたい。
コメント (3)
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