ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

ダメダメだった危機管理

2007-09-04 10:59:02 | 生活(~2010年3月)
7月初め、私達が日本に戻ってすぐに我が家のダンナさま、財布をなくしてしまった。
外で買い物をして財布を取り出した後、家に帰ってみたらカバンが開いていて財布がなくなっていた、というので、たぶん抜き取られたのだろう。

財布の中身は現金とciti bankのカード。クレジットカードは家にあったので被害には遭わず。
銀行にはすぐに連絡して引出をとめてもらう。

我が家の場合の中国での生活費は、給与の一部がciti bankに円で振り込まれ、現地の中国銀行などのCD機で元で引き出し使用。

citi bankのカードがないので、中国で暮らすダンナさま、人民元が手元にない状態になり、生活費にも事欠く毎日となった。

いざという時を考えて、私はcitiのカード以外に

・手元に日本円をいくらか常備。
・人民元も多少は常備。(しかしあまりの高額な人民元を置いておくとそれはそれで怖い。)
・ビザカードでキャッシング。それに伴い日本でのクレジットカード引落口座が不足しないように日本帰国時に補充。それプラス、ネットバンキングを数口座開設、それぞれ口座にいくらか入れておく。
・郵便局の口座も’郵貯セゾンvizaカード’で活用。海外でもplusに加盟するCD機で現地通貨が引き出せるとの話。

と、それなりの予防線を張っていたのだが、私が日本にいる事で、無錫のダンナさまの手元には殆どなにもない状態。ありゃりゃ、これは家計を預かる責任者として失敗・・・。

とにかくciti bankにカード再発行の依頼をするのが第一なのだが、今回、カードを作った時に自署のサインだったか印鑑だったかで行き違い、登録印鑑も思っていた印鑑ではなかったなどもあって、2度再発行依頼が不受理になってしまった。
銀行への連絡も、口座開設者本人からしか依頼を受け付けてもらえず、国際電話料金もかかったが、再発行されたカードが無錫に届いたのが結局8月末。カード紛失から約2ヶ月もかかってしまった。

citiのカードがないなら、vizaカードでキャッシングだ、と無錫のダンナさま、1枚だけ持つクレジットカードを頼りにしようと思ったら、vizaカードの暗証番号を本人が忘れていた・・・。
こちらの方は、カード会社に連絡すると郵送で登録住所である日本の私の元に暗証番号がやってきたので、3日ほど待てば良かったのだが、その間、彼は会社にお金を借りたりして、なんとか急場をしのいだらしい。

海外生活の中で、いざという時に、といろいろ考えていたつもりだったが、だいたい銀行の登録印鑑を勘違いしていた時点で、まるでダメダメな危機管理意識だったなあ、と反省。

災難は、忘れた頃にやってくる。
いざという時どうするか、と再検討する機会だった。

*今まで中国で一度も使わなかった’郵貯セゾンvizaカード’、この機会に一度使ってみよう、と思い、無錫に戻ってからplusのマークがつくCD機で引き出そうとすると、おろせない・・・。
 調べてみると、海外で使用する時に前もって使用する上限金額を申告する必要があるようで、それをしていない(ような気がする)事が原因か?
 やっぱりダメダメだ・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする