ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

電動自転車

2006-12-30 09:59:21 | 生活(~2010年3月)
中国、といえば、一昔前はみんな自転車に乗っている、というイメージがあったが、ここ最近、自動車と、自転車ではなく電動自転車が増えたなあ、という印象。

ここ無錫の電動自転車は、日本のような電動アシスト自転車(自転車にバッテリー搭載したもの。漕ぎ出しや坂道の時にペダルが軽くて楽。さらに定速走行も可能)タイプと、見た目がまるで原付バイクのような、ペダルがなくてハンドル部分のグリップでスピードの調整をするタイプがある。

どちらのタイプの電動自転車も、結構なスピードで道路を走っていて、自転車とはいえかなり危ない。
スピードが結構出ているのに、普通の自転車と一緒に自転車道をビューッと走ったり、自動車と一緒になって道路を走っているくせして自分は自転車だと思っているので、道路を逆走してきたり、交差点で自動車は止まっても突っ込んできたりと無法地帯だ。

正規の電動自転車は、スピードがあまりでないようになっているようだが(最高時速20km)、スピード制御機能を解除すると40kmや、すごい人だと70kmくらいまで出るようで、ほとんどの人がスピードが出るようにしているらしい。
それで地方によっては電動自転車を規制している場所もあるらしいのだが、無錫はどっちかというと推進派?どんどん増えている。

危ない、という評判のそんな電動自転車だが、新区に引っ越して以来、行動範囲の移動がバスとタクシーだけではどうも不便で、かといって自転車で移動するには遠いんだよなあ、と思っていた私は、先日ついに電動アシスト自転車を購入!

安全を心がけて、スピードもちゃんと規制されている正規品のまま、基本的にペダルを漕いで、坂道などはアシスト走行、無理な運転はしないように、など、絶対事故はおこさないようにと思っている。
(とはいえ、自分がいくら気をつけていても、’もらい事故’の確率もかなり高いのだが・・・)

乗ってみて、すっごい楽!疲れない!!

1回の充電あたりの走行距離は40kmほどで、これがペダルのない原付タイプの電動自転車だったら、電気がなくなってしまったら没有方法なのだが、電動アシスト自転車は電気がなくてもペダルを踏めば動くので安心。これなら太湖あたりまで往復できるか?

しかし我が家のアイさん曰く、今の泥棒は電動自転車狙いが多く、気をつけないとすぐに捕られるという。
買ったばかりの自転車を盗まれては困るので、私も駐輪の際はかなり気をつけているのだが、先日某スーパーで買い物しようとスーパー前に自転車をとめた所、用もないのにブラブラしているおじさんが私の自転車をジロジロ見る。
鍵をかけたが心配で、ちょっと離れたところで様子を見ていると、携帯で誰かと話したり、とめてある電動自転車を揺らしてみて警報装置がついているか確認したりと非常に怪しい。
それで結局買い物せずに私は帰ってきたのだが、その話をアイさんにし、「でもあんなに重い電動自転車、抱えて持っていけないよね。」というと、「泥棒はスペアキーをいくつも持っていて、それで電源を入れて何食わぬ顔で盗んでいくんだ。」と言う。
そういえば、あの怪しい人物もジャラジャラ鍵を持っていた。やっぱりあれは泥棒だったか・・・。

彼女の話だと、電動自転車のバッテリーもすぐに盗まれるらしい。えーっ、そうなんだ。それじゃ、せっかく買ったのに安心して乗って出かけられないよ。なんだか何の為に買ったんだか・・・。

とはいえ、今は寒いが、暖かくなったらいろいろな所に出かけよう、とちょっとウキウキ。

今年はいろいろと忙しかったが、新しい事がいくつかスタートした、なかなか良い年だったかな。

もうすぐ2007年、来年は何がおこるやら?!
どうか良い年でありますように・・・。






コメント
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