例えば文章中の「恐ろしい」という言葉を喋る時、君の台詞はいつも似ていないか?それは『刷り込み』による条件反射。同じ手応えで安心する間違った演技だ。作品も役も状況も違えば無数の「恐ろしい」がある筈だ。一度成功した言い方をなぞるな。問題が異なるのに答えが常に同じ金太郎飴役者になるな。
千田基嗣さんがリツイート | RT
役者・朗読者よ、常に「可変的」であれ。演技はリアクションなんだ。君に向かって来る情報を「光」だと思ってくれ。君は「プリズム」だ。君を通過して外に出て行く光は情報によって異なる。出る光がいつも同じならそのプリズムは壊れている。プリズムによる質量の差が反射を変える。それが君の個性だ。
千田基嗣さんがリツイート | RT
朗読はツアーガイドみたいなものだよ。自分の知ってる道を、初めての人達を連れて歩くんだから。ただその時「言葉」は瑞々しく使ってくれ。初めての時の驚きや感動そのままに。慣れた道を慣れた口調で案内されるのと、伝える喜びを込めて活き活き語って貰うのと、君はどちらのガイドについて行きたい?
千田基嗣さんがリツイート | RT
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