寝床の中で
夢を見る
どこか知らない家
のような
自分の家
のような
いつも
なにか
思い通りに行かない
歩くのに大きな抵抗のあるような
かといって
動けないわけではない
なにか
とてもなつかしく
離れ難いのに
どこか
よそよそしく
思い通りに行かない
見えているあそこに行きたいのに
うまくスムーズにたどりつけない
寝床の中は暖かく
いつまでも離れ難いのに
いつまでもいるわけにいかない
いちばん
気持ちが爽快なのは
いつだろう
心臓や胃や気管支の奥の違和感が
まったくないのはいつだろう
もちろん
昼間に何ごとかしているときは
ほぼ忘れているのだが
制約
と
自由
摩擦が無ければ
タイヤは空回りするのみで
車は前に進まない
とはいうが
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます