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ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

佇む

2009-08-03 23:02:40 | 寓話集まで
ショッピング・ビルの外縁の木製ベンチに腰掛けて一服 広場の向かいのビルのイルミネーションを眺め 佇む 仕事帰りの 夕暮れの 独りの ターミナル 夕映え たそかれ (かはたれ) (朝焼け) 行き止まりの終点の 昏い空 昏く紅い空 五階建ての揺れる揺れない横長のターミナルビル ターミナルは地下に 電車は 地上の高架橋からまっすぐ地下に潜り込み 吐き出す 通勤客すべてを 吐き出す 送り出す 湧き上 . . . 本文を読む