ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

一景島の満開の桜の下で

2009-03-05 21:11:21 | 寓話集まで
一景島公園に桜が咲いた 小雨の降るなか満開の桜 風が一つ吹くと はらはらはらはらと 女が泣くように花びらが散る 一本の桜が散ると 次の風で斜向かいの桜が散る その次の風で さらに向こうの桜が落ちる はらはらはらはらと花びらが落 ちる 傘をさすかささないかのはざま で雨を受け花を浴びこどもが走 る遊びまわる 落ちる花落ちる花を追いかけて こどもが走る遊びまわる さわさわさわさわと風を受けて さわさわ . . . 本文を読む