脚本江良至、佐藤純彌監督・脚本で
2010年公開の東映配給作品
原作は吉村昭氏、吉村作品は史実しか書かない人ですから
映画も史実に忠実に
って登場人物というか、表題の「桜田門外の変」に加わった
17,8人の名前なんてほとんど知らない
大雑把に水戸藩士だっということだけ。
そして伊井大老の首を持って逃げた有村次郎佐衛門くらいかな
しかし、いきなりクライマックスでしかるべきな
桜田門外の暗殺からはじまってしまうんですねぇ
この時もちゃんと伊井側の共侍に柄袋をかぶせてるシーンとか
そのため鞘ごとで戦わざるをえない死闘など
芸のこまかい演出されてましたね・・・
さらにこのシーンがものすごく綺麗な映像なんですね
結構血飛沫多いんですけどねぇ
ここいらの演出も佐藤純彌監督の冴えですか
もう喜寿越えてらっしゃるのにねぇ
冒頭にクライマックスで2時間なんぼの尺をどうするんかなぁ
そこは佐藤監督、時制を過去と現在を縦横にいききさせて
桜田門のテロまでの過程と
その後の顛末を・・・
いまどきの観客にわかりやすいようにと
ナレーションと字幕を上手に使ってましたが
国難に自己を捨てて国のためを思い自己犠牲の大義に果てていく
若い水戸藩士たち
なんか見ていて「226」につながるような気がしてきました
そういやこの映画の公開を機に
東映さんこの2月に「日本暗殺秘録」を初ソフト化してくれましたねぇ
あれは中島貞夫監督が桜田門からはじめて
2.26事件の首謀者たちの銃殺で終わる
という演習していた
その時の有村次郎佐衛門は若山富三郎さんでしたけど
実際は二十歳そこそこだったんですねぇ
死に様も見事でしたねぇ
しかし自刃というか切腹しちゃったおかげで
伊井大老の生首がどこに行ったか不明なんですよねぇ
そのため、東京の世田谷じゃ
安政の大獄で首をはねられた吉田松陰の首だけと
伊井大老の首なし胴体だけが1km以内で対峙してる
現代の都市伝説というか因縁ですかねぇ
映画の演出でラスト桜田門からパンして
国会議事堂の絵で終わるのですが
今の世の中国難に自己を捨てられる人物がいない
という監督の強いメッセージなんでしょうか
これもレンタルでの鑑賞
2010年公開の東映配給作品
原作は吉村昭氏、吉村作品は史実しか書かない人ですから
映画も史実に忠実に
って登場人物というか、表題の「桜田門外の変」に加わった
17,8人の名前なんてほとんど知らない
大雑把に水戸藩士だっということだけ。
そして伊井大老の首を持って逃げた有村次郎佐衛門くらいかな
しかし、いきなりクライマックスでしかるべきな
桜田門外の暗殺からはじまってしまうんですねぇ
この時もちゃんと伊井側の共侍に柄袋をかぶせてるシーンとか
そのため鞘ごとで戦わざるをえない死闘など
芸のこまかい演出されてましたね・・・
さらにこのシーンがものすごく綺麗な映像なんですね
結構血飛沫多いんですけどねぇ
ここいらの演出も佐藤純彌監督の冴えですか
もう喜寿越えてらっしゃるのにねぇ
冒頭にクライマックスで2時間なんぼの尺をどうするんかなぁ
そこは佐藤監督、時制を過去と現在を縦横にいききさせて
桜田門のテロまでの過程と
その後の顛末を・・・
いまどきの観客にわかりやすいようにと
ナレーションと字幕を上手に使ってましたが
国難に自己を捨てて国のためを思い自己犠牲の大義に果てていく
若い水戸藩士たち
なんか見ていて「226」につながるような気がしてきました
そういやこの映画の公開を機に
東映さんこの2月に「日本暗殺秘録」を初ソフト化してくれましたねぇ
あれは中島貞夫監督が桜田門からはじめて
2.26事件の首謀者たちの銃殺で終わる
という演習していた
その時の有村次郎佐衛門は若山富三郎さんでしたけど
実際は二十歳そこそこだったんですねぇ
死に様も見事でしたねぇ
しかし自刃というか切腹しちゃったおかげで
伊井大老の生首がどこに行ったか不明なんですよねぇ
そのため、東京の世田谷じゃ
安政の大獄で首をはねられた吉田松陰の首だけと
伊井大老の首なし胴体だけが1km以内で対峙してる
現代の都市伝説というか因縁ですかねぇ
映画の演出でラスト桜田門からパンして
国会議事堂の絵で終わるのですが
今の世の中国難に自己を捨てられる人物がいない
という監督の強いメッセージなんでしょうか
これもレンタルでの鑑賞