538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

新・女囚さそり 特殊房X(エックス)

2011-04-02 21:47:57 | 邦画
1977年公開東映作品
前作「新女囚さそり701号」と同じく
小平裕監督、鴨井達比古脚本でしたね

さそり三代目は
この映画がスクリーンデビューとなる
夏樹陽子さん

今作の夏樹さそりはほとんどしゃべりません
スタートから女子刑務所(ごてん)での展開ですから
ほんと中盤まで何もしゃべらず
デビュー作でありながら「怨」の目力だけの演技
夏樹さん顔がキリッとしててきつめですから
目力だけでも画面はある程度締まってきてましたね

後半は地井武男さんとの
手錠のままの脱獄
「さそり」特徴の横縞囚人服の下は
ノーブラでの演技でしたか
水に濡れて体にはりついた囚人服から両乳首の突起が・・・

さらに腰からつりさげられての拷問とか
ほとんど水没してる特殊房の床にしばりつけっれたり
新人さんには過酷な撮影だったんでしょうね


小平監督この映画でも梶さそりというか
伊藤俊也監督へのオマージュがいたるところに・・・

って、夏樹ナミが娑婆世界での看護婦時代に
集団レイプされたあげく
織本順吉さんにスリップから片乳さらして
向かっていくシーンで
「もしや!?」と見終わって調べたら
やっぱ小平監督

さそり第1作で助監督されてましたねぇ
そうです長谷部さんの4作目にも助監督としてついてました

さらに面白いことを発見!!
1977年6月18日全国東映系で公開されたこの映画
なんと伊藤俊也監督の「犬神の悪霊」の併映作品