で、ロードショーでは、どうでしょう? 第65回。
「なんか最近面白い映画観た?」
「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」
『ナイトミュージアム2』
この辺の、総合的にはやや届かんかもしれないけど、とりあえず、楽しめる映画を作るところに、ハリウッドの凄さを感じるわけです。
(『剱岳 点の記』にもそういうところがあります。)
だって、 . . . 本文を読む
映画に誘うのは、デートの誘いであると、一般的に認識がされている。
だから、【映画に一緒に行ってもよい=デートをしてもよい】ということだと思ってよいだろう。
でも、誘いやすいだけで、映画でのデートは、予告編みたいなもの。
そのための移動とか、食事とかがメインになる。
あと、この計画の段取りや、エスコートの仕方を問われる。
席は上手く予約されちるかとか、紳士的な態度とかね。
なにしろ、デー . . . 本文を読む
で、ロードショーでは、どうでしょう? 第64回。「なんか最近面白い映画観た?」「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」『3時10分、決断のとき』 新宿ピカデリーは、粋なことに、ちゃんと15:10の回がある。 しかし、15:10の回は、すでに、ほぼ席が埋まっていたので、断念す。これは、リメイクで、原作はエルモア・レナードの短編。 3:10発のユマ行きの列車に、ギャングのボスを縛り首 . . . 本文を読む
最近、ぐっと来た言葉。
『ボルト』のインタビューで、ジョンラセターが言っていた言葉。
「すべてを正確にしておくこと」
調べたか調べてないかは、見る人が観れば分かる。
「物語はすべて作り事。だから、現実と繋がりを持たせなければ、観客はそっぽを向いてしまう。
大事なのは、現実的ではなく、真実味があること、なんだ」
簡単にリアリティがないとか、批評では言うけれど、リアリティは便利な . . . 本文を読む
で、ロードショーでは、どうでしょう? 第63回。
「なんか最近面白い映画観た?」
「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」
『サンシャイン・クリーニング』
『リトル・ミス・サンシャイン』のプロデュース・チームによる映画。
『サンシャイン』シリーズなのかと思ったら、先にシナリオがあって、それに惚れ込んでの映画化だそうで、偶然なんだとか。
実は、 . . . 本文を読む
寄るな、体重の影
解説:
元は“寄らば大樹の陰”で、仲間になるなら大きな物を選んだ方がよいというコトワザ。
日影を求めても、雨よけを求めても、確かに大きい方が効果的な感じがしますしね。
こちらは、太っていくのは自分のせいなのに、何かのせいにしたがる気持ち。
特に夏は、病気とかしない限りは食いまくりますしね。
薄着で体の線も表に出がちですし。
また体重ネタなのは、 . . . 本文を読む
で、ロードショーでは、どうでしょう? 第62回。
「なんか最近面白い映画観た?」
「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」
『G.I.ジョー』
こういうスコーンと突き抜けた夏映画をすらっと観たくなる。
こんでるよなと分かりながらも、こういうイベント・ムービーなら、と初日に。
『トランスフォーマー』と並んで、ハスブロ社のお . . . 本文を読む
で、ロードショーでは、どうでしょう? 第61回。「なんか最近面白い映画観た?」「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」『扉をたたく人 The Visitor』 今年、『グラン・トリノ』と並んで評価されている映画だけに、こりゃい行かねばなるまいと待望していた。 予告編から、すでに名作の香りがしてたしね。 期待を上回るほどの、映画の喜びここにありだ。 名品。 リチャード・ジェンキン . . . 本文を読む
細くなければ生きていけない。
太くなければ、生きていく死角がない。
解説:
元は“強くなければ生きていけない。優しくなければ、生きていく資格がない”シリーズ。
細くあれ、は現代社会のテーゼになりつつありますが、痩せるのは本当に難しい。
本能で食べたがるのが生命であり、脳で肉体に痩せろというのは、理性というか社会的な欲求なのですもの。
しかしまぁ、痩せた姿に美を . . . 本文を読む
で、ロードショーでは、どうでしょう? 第60回。
「なんか最近面白い映画観た?」
「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」
『サマーウォーズ』
総天然色漫画映画の復活。
細田守はそこを目指しているに違いない。
あえて、SFとしては陳腐な設定を狙ったのも、そう考えれば納得できる。
明らかに少年漫画の世界だ。
しかも、週刊少年サンデーっぽ . . . 本文を読む
【俺は好きなんだよ】第161回
『絹の靴下』(1957) 原題は『SILK STOCKINGS』。『ニノチカ』のリメイクです。 スタッフ。監督:ルーベン・マムーリアン 製作:アーサー・フリード 原作:メルシオール・レンギール『ニノチカ』脚本:レナード・ガーシュ/レナード・スピゲルガス ミュージカル台本:ジョージ・S・カウフマン/リューイーン・マクグラス/エイブ・バロース撮影: . . . 本文を読む
【俺は好きなんだよ】第160回
『ニノチカ』(1939) 原題も『NINOTCHKA』。ヒロインの名前です。ロシアの名前ですね。ビデオ題に『グレタ・ガルボの ニノチカ』というのも。 スタッフ。監督:エルンスト・ルビッチ 製作:エルンスト・ルビッチ 原案:メルキオール・レングィエル 脚本:ビリー・ワイルダー/チャールズ・ブラケット/ウォルター・ライシュ 撮影:ウィリアム・H・ダニ . . . 本文を読む
悪くなければ生きていけない。
良くなければ、生きていく資格がない。
解説:
元は“強くなければ生きていけない。優しくなければ、生きていく資格がない”。
『プレイバック』が出典かと。
元々は1950年頃のアメリカ作家レイモンド・チャンドラーが生み出した架空の私立探偵 フィリップ・マーロウの言葉として世に知られています。
実際は、「男はタフでなければ生きて . . . 本文を読む
で、ロードショーでは、どうでしょう? 第59回。
「なんか最近面白い映画観た?」
「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」
『ボルト』
『ボルト』は、噂のピクサー式制作体制になってからの初のディズニー作品の触れ込み、だったのと、『モンスターVSエイリアン』の3Dの出来が良くて、ちょっと続けて観たくなったので。
案外、子供向けなので、3D度合い . . . 本文を読む
で、ロードショーでは、どうでしょう? 第58回。
「なんか最近面白い映画観た?」
「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」
『モンスターVSエイリアン』
こりゃ、やっぱ3Dかな、と、新宿へ。
3D感はいままでので観た中で最高のレベルでした。
モンスターの巨大さに、宇宙船の広さ、わくわくするのよね。
あ、自分の中での3Dの最高峰は、やっ . . . 本文を読む