【死ぬまでに観れるか?】第287回は、『寝室ものがたり』(1964)
原題は、『BEDTIME STORY』。
『寝物語』。
上映時間: 99分
製作国: アメリカ
スタッフ。
監督: ラルフ・レヴィ
製作: スタンリー・シャピロ
脚本: スタンリー・シャピロ、ポール・ヘニング
撮影: クリフォード・スタイン
音楽: ジョセフ・ガーシェンソン、ハンス・J・サルター
出演。
マーロン・ブランド (フレッド)
デヴィッド・ニーヴン (ローレンス)
シャーリー・ジョーンズ (ジャネット)
アラン・ステファン (警部のアンドレ氏)
マリー・ウィンザー
ドディ・グッドマン
バーバラ・ブーシェ
物語。
フレッドとローレンスは奇妙に女にもてるという共通点を持っていた。
2人ともソノ道だけが生甲斐というサムライ。女の数も大変なものであった。やがて、2人のいかさま色事師の歩む軌道が、交叉するときがきた。ローレンスは警部のアンドレ氏を抱きこんでフレッド放逐の計画をたてた。フレッドとて負けてはいない。ローレンスが退位した元皇族に化けていると知って、インチキな手段で軍隊から除隊許可を得ると、ローレンスの弟の知的障害者の王子に化けて、邪魔を始めた。
南仏を舞台に、未亡人相手に、ベテランと若手の詐欺師二人の対決を描いたコメディ。
『恋人よ帰れ』のコンビ、スタンリー・シャピロとポール・ヘニングの共同シナリオをTV演出家のラルフ・レヴィーが初演出したエロチック・コメディで、良く練れた脚本とニーヴン&ブランドの演技に支えられ、標的となった女性をあの手この手で口説き落す二人の応酬を最後まで楽しく見せる。
『ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ』(1988)は、これのリメイク。驚くほどそっくりに作られているそうです。
見たいっすね。