長いあいだ作家という仕事をやっていると、前の作品より高度とはいわないまでも、少しは手のこんだものを書きたくなる。しかし、あまり捻りすぎると、はじめて読んでもらう読者をとまどわせてしまう。そのかねあいが、やっかいなのだ。(星新一)出典:amzn.to/1G4PGtE
奇妙なことに、すぐれた物語には、つねになにかしら秘密めいたもの、理解しがたいものがある。物語は、まだ開かれていない内なる眼を開いてくれるようで、物語の世界から戻ってくると、我々は、それまでとは全く別の世界に立っているのである。出典:amzn.to/1HB28Ap
(こだわるのは)形ですね、言えば。俳優さんのね、形っていうか、ポーズですね。ある芝居があって、俳優さんの芝居が終わったときのポーズ。それがだらしがないと困るんですよ、決まってないと。ま、歌舞伎の、大げさにいうと大見栄みたいなね。
重要なセリフは、イントネーションで強調されるのではなく、作者が「構成手段」を駆使して、それを意味のあるものとして、きわ立たせなければならない。必要なところに「点を打つ」技術は、きわめて大切な技術なのである。(エイゼンシュテイン)出典:amzn.to/1JVMXbs
鳥肌立つ!土屋太鳳の圧巻ダンスがフルで公開 - シネマトゥデイ cinematoday.jp/page/N0080994 @cinematodayさんから
その脚本が新しいか新しくないかは主題にも形式にも拠るが、それは部分の事であって全体の事ではない。作者自身の見方なり考え方なりが、新しいか新しくないかという事が一番重大な問題である。(小山内薫)出典:amzn.to/1B5H84J
何かあったときに、見て見ぬふりをするかしないかで、それぞれのキャラクターが明瞭になる。真っ先に暴力に立ち向かうとすれば誰なのか、絶対に立ち向かっていかないのは誰か。(蜷川幸雄)出典:amzn.to/1EvA5Fm
「登場人物の気持ち」は言わなくていい、ずばり「事の成り行き」を書けばいいんだ。人物が何を考えてるかということを、作者が言わなくても読者はわかる、というように書かなくちゃだめだ。(レイ・ブラッドベリ)出典:amzn.to/1bODqVa
十あるうちの全部書いちゃうと十で終わっちゃうでしょう。でも、八で止めておけば、そこから読者の想像力で十五ぐらいまで広げてもらえるかもしれない。(上橋菜穂子)出典:amzn.to/1Dn35k9
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『ロブスター』を鑑賞。独身者が差別され、パートナー無き者は狩られ、動物にされてしまうという設定がのシュール・シチュエーション・コメディ・ラブ・サスペンス。コリン・ファレルの何を考えているかわからない役柄の時の魅力が爆発。いいテンポの編集が設定を最大限に使いこなした人間観測的怪作。