魂のしくみからの独り言✨

過去の経験からその{意味}を探し・・
スピリチュアルな世界を知った私の独り言。。

アイ (抵抗 ③ー2)

2017-10-17 06:01:29 | 2017



彼女は…

心から 彼を尊敬し、

心から 大切に思っていました。


だから、彼の苦しみは…

彼が思う以上に彼女の心を刺していました。

彼女は、彼にそれを悟られまいと必死に隠しました。

苦渋の選択をする彼の 重荷になりたくないから…。

でも、心の中は…

焦りと不安でいっぱいでした。

子供達のこと。

彼のこと。


自分の命より 大切なもの。


彼の苦しみに 何もできない、悲しみ。



彼は 何も言葉にしない。

でも 優しい。

とても…。


そんな 彼の優しさを 彼女は理解していました。

その優しさをも、

心から尊敬し、

心から 大切に思っていた…


長である彼は、

多くの者に、言葉でなく

その手で、その行為で、

村人に手を出し述べていました。


村人も そんな彼を、心から尊敬していました。


けれど 一方で、文明は謳歌を極め

暴走を始めていました。


自分達人間が 地球上で唯一の存在だと…

盲信を始め、

動物や植物をないがしろに…


その背景には 見えない世界と、人間の住む世界の断絶が有ったのです。

見えない世界に繋がらない

それは、

人間を機械のように変えてしまったのです。



心を失い

物質が全てだと…

多くの村人が 思うようになりました。


見えない世界にある、人間の無意識の領域に繋がらなくなる事は

このように恐ろしい事でした。


見えない世界に繋がらなくなる事は

心に繋がらなくなること。


心に繋がらないとは

心を失うこと。


村人は 段々と心を失なっていきました。


長が知らないところで、

長に隠れて、

それは 行われていきました。


人間が心を失う。

こんなに恐ろしい事はない…。


それは 同時に

愛を失う

…ということ…


村人は 愛を失なっていったのです。

知らず知らず、、

徐々に、、



けれど、そうしなければならないほど、

文明は発展を極め

人間達は 奢っていたのです。


このままいくと、

村は、国は、

いや、地球が滅んでしまう。


だから、ある部族が、

この村の暴走を止めるために、

苦渋の選択をした。


その選択は、この村の暴走を止め、

地球を救うため、

そのために行われました。


そして、


心と

愛は


失われていきました。



長が知らないところで…



つづく