2009/02/25 うお座・新月号 SEASONS-NET.JP
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http://tinyurl.com/ajayok
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こんにちは。シーズンズの高島亮です。
10年前の今日、私は、助産院にいました。
出産のために。
あ、もちろん、産むのは私じゃありません^^。
カミさんです。
そろそろ生まれそうだということで、
会社を休み、助産院で付き添っていたのです。
夜、陣痛が始まり・・・
オギャア!
・・・とは、いきませんでした。
なかなか生まれてこないのです。
腰が痛い痛い!というカミさんの腰をさすりながら、
とうとう朝を迎えてしまいました。
助産婦さんが、カミさんのおなかに聴診器をあてて、
赤ちゃんの心音を聴くと・・・
トク、トク、トク、ト、・・・
心音が小さくなっていき、聞こえなくなっていくのです。
「ああっ!止まってしまった!」
血の気が引いたその瞬間。
再び、
トク、トク、トク、トク・・・
「ああ、生きてた。よかった」
冷や汗をかきながらも、安堵のため息をつきました。
しかし、それが何度か繰り返され、
助産院では危ないということで、
急きょ、病院に転送されることになってしまったのです。
救急車の中でも、カミさんは痛みに苦しみ続けます。
病院に着いてからも、その状態は続き、
とうとう、お医者さんから、
「帝王切開ではなく、促進剤を打って、なんとかやってみましょう。
それでいいですか?」
と言われてしまいました。
苦痛に顔をゆがめるカミさんを見たら、
待ってくれとはとても言えません。
「お願いします」
立ち会いました。
お医者さんがおなかに両手の拳をあてて、押し出す。
カミさんは、すごい悲鳴を上げ続ける。
それが繰り返されます。
壮絶な出産。
もうこれ以上見ていられない。
「やめてください」
と言おうとしたそのとき。
ゴロン。
紫色になった塊が、転がり出ました。
あっ!生まれた!
でも、泣かない・・・
ああ!
絶望の淵に叩き落されそうになったとき・・・
おんぎゃあ!
泣いてくれました。
生まれてくれました。
生きててくれました。
カミさんも、半分死にそうになるくらいヘロヘロになりながら、
がんばりました。
よく産んでくれました。
生きててくれました。
「元気でいてくれれば、それで十分」
そのときほど、そう強く思ったことはありません。
生きることの喜びとありがたさを、
本当に、強く強く感じさせてもらった日でした。
先日、映画『おくりびと』が、アカデミー賞でオスカーを獲得、
明るいニュースとなりましたね。
私は、実はまだ観ていないのですが、
「死に対する畏敬の念を通して生をたたえる感動作」
と高い評価を得ているとのこと(朝日新聞より)。
「生=良いこと、死=悪いこと」
と言いたいわけではありません。
でも、
生きていると、生きていることがあたりまえになってしまうので、
生の喜びを忘れてしまいがちです。
私も、あれほど、
「元気でいてくれれば、それで十分」
と思った息子とカミさんに対してでさえ、
それ以上のことを求めてしまいます。
そりゃあもう、日常茶飯事的に。
自分に対しても。
ふぅ。
紫色の塊になって生まれてきた息子も、
おかげさまで、すくすくと元気に、育って育てられてきています。
生まれてくることがあたりまえでないことを、
生きていることがあたりまえでないことを、
あの日のことを思い出しながら、
感じられる自分でありたいと思います。
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ちなみに、息子と同じ2月26日生まれというと、
サザンオールスターズの桑田佳祐さんや、
サッカーの三浦知良さんがいます。
(全然関係ないのに、ちょっと自慢?^^)
シーズンズのお客さんの中にも、いらっしゃいますよ。
おめでとうございます!
今日も生きていることに、感謝、ですね。
では、また!
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今日は新月です。
10時35分からなので、すでに始まって?います。
願い事を書くのに最適な時間は8時間以内ですので、今がその時!!
でも、慌てなくても大丈夫!!最低48時間以内に書けば間に合います!!
こちらは・・どんよりとした曇が空に広がっています。
新月のパワーが雲にさえぎられそうな、曇り空が続いていますが・・
気持ちは晴れやかに過ごしたいものです^^!
ところで・・
アカデミー賞の受賞・・凄いですね!!
何だか、感動してしまいました。
私もまだ、映画を見ていません。
今日、仕事で・・お客さまからの電話・・
「営業の方に、今日来てもらうことになっていましたが・・おくりびとを見にいくので、またにしてもらうよう伝えてください」と、伝言を受け・・
電話がかかったのは・・午前9時位でした。
「早く出ないと人が多くなるので・・」と言われ・・
「^^!そうですよね~」と返答しました。
(*^_^*)
見にいかれる方の気持ち・・よ~く分かります^^!
主演の本木さんのエピソードを興味深く聞きました。
一冊の本との出会い・・
今回の受賞のきっかけとも言える・・本との出会いのエピソード・・
素晴らしい出会い!!
縁とは・・人だけでなく、本も・・音楽も!!
自分にしか感じることができない・・想い、や感動を・・
映像にして、それが認められる。
本当に素晴らしいと感じました。
本木さんが本と出会ったのは、彼自身が「生と死」について向き合っていたとき・・だそうです。
自分に向き合っている時に、本に出会い・・この作品のヒント?を得・・
そこから今回の映画製作へと動き始めたのだそうです。。
長い年月をかけ・・大切に作られた作品。。
その時、自分が感じた想いや感動・・
受け取った{縁}に対する思い入れ・・
それらを、大切に育てた結果の受賞なのですよね。。
どんな出会いも大切にしたい!!
縁を・・大切に育てられる人でありたい!!
と・・
改めて感じました。
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10年前の今日、私は、助産院にいました。
出産のために。
あ、もちろん、産むのは私じゃありません^^。
カミさんです。
そろそろ生まれそうだということで、
会社を休み、助産院で付き添っていたのです。
夜、陣痛が始まり・・・
オギャア!
・・・とは、いきませんでした。
なかなか生まれてこないのです。
腰が痛い痛い!というカミさんの腰をさすりながら、
とうとう朝を迎えてしまいました。
助産婦さんが、カミさんのおなかに聴診器をあてて、
赤ちゃんの心音を聴くと・・・
トク、トク、トク、ト、・・・
心音が小さくなっていき、聞こえなくなっていくのです。
「ああっ!止まってしまった!」
血の気が引いたその瞬間。
再び、
トク、トク、トク、トク・・・
「ああ、生きてた。よかった」
冷や汗をかきながらも、安堵のため息をつきました。
しかし、それが何度か繰り返され、
助産院では危ないということで、
急きょ、病院に転送されることになってしまったのです。
救急車の中でも、カミさんは痛みに苦しみ続けます。
病院に着いてからも、その状態は続き、
とうとう、お医者さんから、
「帝王切開ではなく、促進剤を打って、なんとかやってみましょう。
それでいいですか?」
と言われてしまいました。
苦痛に顔をゆがめるカミさんを見たら、
待ってくれとはとても言えません。
「お願いします」
立ち会いました。
お医者さんがおなかに両手の拳をあてて、押し出す。
カミさんは、すごい悲鳴を上げ続ける。
それが繰り返されます。
壮絶な出産。
もうこれ以上見ていられない。
「やめてください」
と言おうとしたそのとき。
ゴロン。
紫色になった塊が、転がり出ました。
あっ!生まれた!
でも、泣かない・・・
ああ!
絶望の淵に叩き落されそうになったとき・・・
おんぎゃあ!
泣いてくれました。
生まれてくれました。
生きててくれました。
カミさんも、半分死にそうになるくらいヘロヘロになりながら、
がんばりました。
よく産んでくれました。
生きててくれました。
「元気でいてくれれば、それで十分」
そのときほど、そう強く思ったことはありません。
生きることの喜びとありがたさを、
本当に、強く強く感じさせてもらった日でした。
先日、映画『おくりびと』が、アカデミー賞でオスカーを獲得、
明るいニュースとなりましたね。
私は、実はまだ観ていないのですが、
「死に対する畏敬の念を通して生をたたえる感動作」
と高い評価を得ているとのこと(朝日新聞より)。
「生=良いこと、死=悪いこと」
と言いたいわけではありません。
でも、
生きていると、生きていることがあたりまえになってしまうので、
生の喜びを忘れてしまいがちです。
私も、あれほど、
「元気でいてくれれば、それで十分」
と思った息子とカミさんに対してでさえ、
それ以上のことを求めてしまいます。
そりゃあもう、日常茶飯事的に。
自分に対しても。
ふぅ。
紫色の塊になって生まれてきた息子も、
おかげさまで、すくすくと元気に、育って育てられてきています。
生まれてくることがあたりまえでないことを、
生きていることがあたりまえでないことを、
あの日のことを思い出しながら、
感じられる自分でありたいと思います。
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ちなみに、息子と同じ2月26日生まれというと、
サザンオールスターズの桑田佳祐さんや、
サッカーの三浦知良さんがいます。
(全然関係ないのに、ちょっと自慢?^^)
シーズンズのお客さんの中にも、いらっしゃいますよ。
おめでとうございます!
今日も生きていることに、感謝、ですね。
では、また!
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今日は新月です。
10時35分からなので、すでに始まって?います。
願い事を書くのに最適な時間は8時間以内ですので、今がその時!!
でも、慌てなくても大丈夫!!最低48時間以内に書けば間に合います!!
こちらは・・どんよりとした曇が空に広がっています。
新月のパワーが雲にさえぎられそうな、曇り空が続いていますが・・
気持ちは晴れやかに過ごしたいものです^^!
ところで・・
アカデミー賞の受賞・・凄いですね!!
何だか、感動してしまいました。
私もまだ、映画を見ていません。
今日、仕事で・・お客さまからの電話・・
「営業の方に、今日来てもらうことになっていましたが・・おくりびとを見にいくので、またにしてもらうよう伝えてください」と、伝言を受け・・
電話がかかったのは・・午前9時位でした。
「早く出ないと人が多くなるので・・」と言われ・・
「^^!そうですよね~」と返答しました。
(*^_^*)
見にいかれる方の気持ち・・よ~く分かります^^!
主演の本木さんのエピソードを興味深く聞きました。
一冊の本との出会い・・
今回の受賞のきっかけとも言える・・本との出会いのエピソード・・
素晴らしい出会い!!
縁とは・・人だけでなく、本も・・音楽も!!
自分にしか感じることができない・・想い、や感動を・・
映像にして、それが認められる。
本当に素晴らしいと感じました。
本木さんが本と出会ったのは、彼自身が「生と死」について向き合っていたとき・・だそうです。
自分に向き合っている時に、本に出会い・・この作品のヒント?を得・・
そこから今回の映画製作へと動き始めたのだそうです。。
長い年月をかけ・・大切に作られた作品。。
その時、自分が感じた想いや感動・・
受け取った{縁}に対する思い入れ・・
それらを、大切に育てた結果の受賞なのですよね。。
どんな出会いも大切にしたい!!
縁を・・大切に育てられる人でありたい!!
と・・
改めて感じました。