一期一会

日々是好日な身辺雑記

年の瀬

2019年12月30日 | 日記
令和元年もあと残すところ1日となり、テレビ番組も年末年始の特別番組編成で、ようやく年の瀬という感じになってきた。
28日(土)には年末恒例の山友達夫妻との忘年会を、いつも通り川越の(和食処 おぎの家)で行なった。
カミさん同士も結婚前から知っており、お互いの子供達が小さい時には家族同士でキャンプに行っていたという50年以上の付き合いだ。

(和食処おぎの家)は山友達の知人の息子さんがやっている店で、5年前から変わらぬ会費にもかかわらず、料理もお任せで色々と出してくれ、この日も付け出しから鮟肝と白子、刺身盛合せ、天ぷらもフグ、ワカサギ、エビと盛り沢山で、最後には蕎麦かご飯をと言われたが、満腹で食べれないので辞退する。
山友達とは2ヶ月に1回、川越に整髪に行った時に呑んでいるが、カミさん同士は1年振りなのでお互いの子供の近況などを話しながら、3時間の忘年会はあっという間に終わった。







そして今日は東京の下町で年の瀬の雰囲気を味わおうと、人形町へカミさんと出かけてきた。年末になるとよく浅草や築地に出かけてきたが、今回のもう一つの目的は今月中頃に懐妊の知らせが息子から届いたので、水天宮に安産祈願のお参りに行ったのだ。来春の出産予定で、結婚から7年目での初産となり、我が家にとっての初孫になるので、まさに喜びもひとしおの吉報だった。

ただ久しぶりの水天宮は改装され、ビルの中の神社という趣きで、京都の神社仏閣からすると有難味も薄れる佇まいだ。
お参りの後は甘酒横丁などの年末風景を味わうブラリ歩きをし、下町生まれのカミさんが通った都立日本橋高校が、水天宮の近くにあったらしく、昔からの店を懐かしがっていた。
人形町ブラリ歩きの後は、日本橋に行き三越で年賀の品を買い、コレド室町の(金子半之助)という店で稲庭うどんと天井のランチを食べ、池袋の東武で2日からの新春セールの30%引きでウールのスラックスを買った。3日前に新宿、池袋のデパートを探し、目を付けていた物で、その時に新春セールの割引率適用OKをもらっていた。









今年最後の株取引の大納会は、日経平均2万3656円で今年の取引を終えた。大納会の株価としては29年ぶりの高値という事だが全くそんな感じはなく、181円安の下げなので先高感の無い手仕舞い売りの感じだ。

昨年は2月第1週に2,246円安と大幅に下げ、11月からも下落相場で12/25のクリスマスには1,010円安で日経平均2万円割れの19,155円になるという波乱の年だった。

この昨年の波乱相場で投資信託ファンドや個人投資家も大きな痛手を被ったのだろう、今年はその損を取り戻す動きなのか、少し上げると利益確定売りに押されるという軟調な相場展開だった。
毎週木曜日に発表になる(投資部門別売買代金差額)を見ると、12月第2週、第3週と個人投資家、投信、銀行、生保・損保は売り越しで、海外投資家のみ買い越しとなっている。
私の株式運用の方は、昨年大きく下げた景気敏感株の半導体製造装置と電子部品の銘柄も、それぞれ買値の8割、9割まで戻しているので、2月中の売却を目論んでいるがどうなるか。
今年は片肺飛行の中小型株での運用になったが、エムスリー、北の達人、Shift、GNIグループと利益確定売りが出来、その中でも12/5に買ったGNIは12/24には年初来高値を付け、20%という目標の利幅に達したので売却した。

逆に11/25、12/3、12/5、12/10と買い増していたTOKYO BASEは、値動きがパッとしないので、12/25に損切りをしてその日にティーケーピーを買った。
その2日後の12/27に、10月の消費税増税や
台風19号の影響による休業などで、20年2月期の通期業績予想を下方修正した。
消費税増税は分かっていた事だし、台風の影響で下方修正って、どうなんだろうと思った。

TOKYO BASEは大和証券がレーティングを格上げし目標株価を900円としたのを見て買ったが、ファッション小売業は初めて買う業種で、先高の確信を持てないままに半信半疑でナンピン買いを続けたが、やはり会社四季報を基に自分で考え、選択した銘柄でないとダメだという反省だ。



その会社四季報が12/13に新春号が出たので買ったが、中間決算の数字を基にしており、東証一部の電機、機械の製造業は中国経済減速からか多くが減益予想となり、電機の勝ち組だった日本電産、安川電機、三菱電機、オムロンも大幅減額の文字が並ぶ業績予想となっているので、来年も情報通信、サービスを中心とした中小型株での運用になるだろう。
増益率をベースに成長性が感じられる企業を選び付箋紙を貼ったので、この正月の間に色々検討してみよう。

東証では中小型株の英文レポート配信の実証実験をしているが、マザーズ銘柄にも海外投資ファンドの持ち株比率が上がっているものもある。新興市場が活気づけばまた小型株も運用し易くなる。
現在の東証4市場を3市場に集約する案も金融庁が検討しているが、現在の日本の株式市場は東証1部内でも時価総額の差があり過ぎる、小型株は浮動株数が少ない、マザーズから東証1部への昇格が簡単過ぎるなどの問題があり、必ずしも4市場の定義が明確でない。色々な問題に対する改革は迅速果断に行ってほしいものだ。