一期一会

日々是好日な身辺雑記

バリ島旅行 in スミニヤック

2013年09月01日 | 旅行



バリ島旅行4日目の27日(火)はバリ島南部のリゾート地スミニヤックに移動する。
朝9時にいつものドライバーPutuさんに迎えに来てもらい、彼の車で1時間位のドライブのスミニヤックまで
250,000Rp。この時のPutuさんがバリ人男性の盛装だったので、 何故かと尋ねたら、
14時からサヌールでの義妹さんの葬儀に出席するからとのこと。
43歳で二人の子供がいるらしく気の毒な話だ。

彼も18歳の大学生の男の子と高校生の娘さんがいるとのことで、息子さんにはエンジニアになってほしかったが、バリには理工系の大学は無く、ジャカルタの大学に行かせるお金はなかったとのこと。
日本で良く言われている中国の次に発展するのはインドネシア、という話には
(現在よりは良くなるだろうが・・・)と懐疑的だった。政府関係者の賄賂とか、一部の華僑が豊かになるとか、色々問題があるとのこと。またウブドにはフランス人の観光客が多いが、
クタは好きではないと言う人が多いとも。この話しには、なるほどなぁb私もそうだし、と思う。



スミニヤックに取ったホテルはウマ・サプナUma Sapunaという、インターネットホテル予約サイトAgodaで
探したホテルで、(地球の歩き方)には載っていないが、ザ・オベロイに近いという立地環境と、
口コミでの評価が良かったので決めた。
いつもの旅行では大体カミさんがホテルを決めるが、今回は立地環境がイメージ出来ることから
私が選定した。フロントにスーツケースを預け、ビーチとスミニヤック散策、DFSに行ったりして
14時にチェックインする。Wellcome drinkにはフルーツも付いていた。



Uma Sapunaは高級住宅街と言われるスミニヤックの裏通りを入った閑静な所にある。
26室のヴィラタイプのホテルで、建物は現代的造りでバスや洗面所がオープンなスペースの中にある。
庭には専用の15mプールが付いており、その庭のテラスで食事が取れるという、
完全にプライバシーが守れた空間の、隠れ家的なヴィラだ。
夕食はこのテラスでインドネシア料理とビンタンビールでとる。



朝食も何種類かのメニューから選べ、カミさんはインドネシアンブレックファースト、
私はアメリカンブレックファーストを選んだが、それぞれ量も味も申し分なかった。
朝食後,カミさんはショッピングやホテルでのマッサージ、私はスイミング等をしてのんびり過ごす。

昼食は歩いて10分程のザ・オベロイに行く。27年前のオベロイは周りが田んぼで他にはホテルもなく、
そこだけ別世界の感じだったが、現在は高級住宅やラグジャリーホテルが建つ地域になっていた。
オベロイの入り口にはゲートバーがおりていて、警備員が数名立っていた。
普段、宿泊者以外が訪れることはないのだろうが、レストランに行くということで入る。
27年ぶりのオベロイは懐かしかったし、月日の経つ速さを感じた。

ビーチに面したカフェでクラブサンドとミーゴレン、そしてペリエを飲み530、000Rpだった。



この日は夕食にジンバランの夕日を見ながらのシーフードBBQにも行ったが、
価格のわりには特にどうということもなかった。

そして28日(木)の朝3時にホテルをチェックアウトし、バリ6時発の便に乗り帰路についた。


バリ島旅行 Jalan Jalan

2013年09月01日 | 旅行




ウブド滞在も3日目。せっかく豊かな自然環境の中にあるホテルなので、
この日は少しのんびり過ごそうということになる。朝食の後はiPad miniで日経電子版を見たり、
株式市場をチェックしたりしてテラスでのんびり過ごす。

そして10:00発のホテルのシャトルバスでウブド中心部へ行き、田園地帯の散歩ジャランジャランをする。
Jalanは通りの意味で、Jalan Jalanで散歩となる。
幾つかルートが設定されているが、今回は4年前にも廻ったジャラン・カジェンのルートを行く。
田園地帯をゆっくり周遊して1時間位のコースである。
ウブド王宮から2本目の通りJl Kajenを入り、10分も歩くと田園地帯が広がる。
二人が通るのがやっとの細い小道を行くと途中水路で水浴びをしている農民を見かける。
なんとものどかな風景である。

30分ほど歩いたところで、道の脇に小屋があり小さなサイズの絵が何点か壁に飾ってある。
その小屋の店番か椅子に座っている30代?の男性を見てビックリ!
なんと4年前に会ったことがある人である。このルートを4年前に歩いたのは前述の通りである。
その時に、近くに滝があるというので行ってみると、下の方に椰子の実を取っている男性が二人。
見ていると手招きするので、下りて行くと椰子の実を割って飲ませてくれた。
暑い中歩いた後で飲んだ椰子の実は美味しかったのを思い出す。

その時に写真を取った彼だったのだ!
(奇遇ですね)のインドネシア語も分からず、(Longtime no see)も通じないと思ったので、
持っていたiPod touchに入っているその時の写真を見せると驚き、喜んでくれた。
iPodには定年後に1人で行ったバリ島・香港旅行、タイ・カンボジア旅行、トルコ・ギリシャ旅行、
タイ・ラオス旅行の写真が収められている。
IPodを持ってきて良かった。下の写真が4年前のもので右側に写っている彼は変わっていなかった。



またしばらく歩くとガイドブックで見ていたカフェがあり、そこで一休み。
このカフェ(Warung Bodag Maliah)で飲んだマンゴーとパパイヤのフレッシュジュースとバリニーズクレープは文句なく美味しかった。ウブドへ行く人へのお勧めである。




この後Jalan Jalanのゴール地点近くにあるプリ・ルキサン美術館に寄り、
昼食は4年前に何回か通いウブドのワルン(食堂)では最も気に入ったマンガ・マドゥ
Mangga Maduで取る。ミー・ゴレン、ナシ・ゴレンと、二人では飲みきれないような
椰子の実一個で62,000Rp、味もコストパフォーマンスの良さも変わりなかった。



昼食の後はタクシーでホテルに戻り、カミさんはスパでマッサージ、私はプールでスイミング。
プールには誰もいない貸切状態で、泳いだ後はプールサイドのデッキチェアに寝そべり
渓谷の樹々を眺め、のんびりした時間を過ごす。

夕食はモンキーフォレスト近くのレストラン、ラカレケLaka Lekeに19時に予約しておいたので
ホテルのフロントに送り迎えを頼む。ここはホテルから車で30分位の辺鄙な所に
あるレストランだが、4年前のウブド滞在中に2度来て、味も雰囲気も強く印象に
残ったのでカミさんを案内した。

何故一人旅の時にワルン(食堂)ではなく、高いレストランに2度も行ったか?
ラカレケは、ウブドで一週間泊まったファミリーゲストハウスが経営するレストランで、
オーナーであるワヤン女史の家族も、8室あるファミリーゲストハウスの敷地内に住んでいたので、
毎日顔を合わせており、ラカレケのことを聞いていたのだ。

ラカレケは田園地帯の中にあり、大きな野外ステージを囲む形でテーブルが配置されており、
ステージではレゴンダンスやケチャ等のバリ舞踊が見れる。この二つを見たくて2度通った。

その時にはパフォーマンスが終った後のダンサーとの記念撮影にステージ真ん中に連れていかれ、
ワヤンさんに写真を撮ってもらった。その時の写真はあるが、犯罪者のように自分の顔に
アイマスクはかけられないので、ここにはアップできない。
そして行きも帰りもワヤンさんの車に乗せてもらうという、何かと思い出のあるレストランだ。
因みにワヤンというのは一般的な女性の名前で、前日のカフェ・ワヤンとは関係がない。

初めて行ったカミさんは料理の味が良い、雰囲気が良い、従業員の接遇マナーが良いと
喜んでくれたので案内した甲斐があった。ホスピタリティーのレベルが高いレストランだ。

この日は野外ステージのパフォーマンスはバリ舞踊のケチャで、その終了後に迎えの車でホテルに戻る。
下の写真は4年前の昼のラカレケと、この日のケチャのパフォーマンスである。





この日は、思わぬ出会い、マンガ・マドゥーでの昼食、そしてラカレケでのディナーと、
4年前の思い出を辿る一日だった。