開学記念日はどうだったのだろうか？

十一月も四日になりかっては熊本大学に於いては学園祭の跡整理と言う事であったが、これも俺の時から始めたものであった。授業は翌日から行われるしその整理しなければ行うことも出来なかったので四日を一日の休業として始めたものであった。今はどうなっているのだろうか？

開学記念日の十一月朔日には阿蘇の火口から黒髪赤門 前まで遠歩と称して６０キロを歩け歩けを行っていたが、現在も行われているのだろうか。これはワンダーフォーゲルブが主体となり開催したもので、俺自身も三回か参加したが、真夜中十二時に阿蘇山上を出発し黒髪赤門への到着は八時半ごろであった。まだ若かったなあと思い出される。この結果が翌日以後感じたことは初めごろはしばらくは腰や膝の関節がくたびれてこわっていたものであった。現在と違い娑婆の人が歩く走るという習慣はまだなかった時代で俺自身もこれを記念日として朝からの歩きを始めたものである。