担任のW老師からドイツ人同学のBさんが病気だと告げられ、異国で病気だと寂しくて辛いことだろうから、皆で彼を元気付けてあげましょうと、電話番号も知らされていました。
しかし、彼は授業も休みがちでたまに出席しても、彼の他にドイツ人の女性が居ますので彼女とは少し話しているようでしたが、クラスの仲間と話すことはありません。
皆どうしていいか分からないようでした。
今日、クラスのみんなで彼のお見舞いに行くことになりました。
W老師の授業を1時間早く切り上げ、お見舞いは果物と、朝、皆に書いてもらった寄せ書きです。
入院している病院は
場所が分からないので、タクシー3台に分乗して8元の近さ。
青島通のHさんによると、主に外国人がやってくる病院だとか。
内部は日本の病院かと思う程、明るく清潔な感じが漂い、設備も整っている感じでした。
彼は「監護病房」と書かれた所謂「ICU」のベッドの上で点滴を受けていました。
ICUだからか、1度に4人しか入れないということで、2組に分かれて彼に面会することになりました。
老師の説明では心臓に支障があるとのことでしたが、彼は私たちを見るといつになくにこやかな顔で笑ってくれました。
彼はあまり中国語が話せませんので会話は英語です。
老師が主に話して下さいました。(やはり、英語は話せないといけませんね!)
でも、彼の嬉しそうな顔を見ていると、「やはり来て良かった!」と言う思いが込み上げてきました。
来週には退院できるそうです。
今度授業に出てきたら、皆と楽しくお話ししましょうね!
因みにHさんのお話によると、電話をすれば病院を探して迎えに来てくれる、勿論通訳付きの“安心便利なシステム”があるのだそうです。
私たちは全て夫の手作業?での留学でしたので、そう言った情報がなくやってきた無謀者です。
お昼は、Hさんのお宅の近くに安くて美味しい日本料理店があるということで、皆で歩いて向かいました。
私が重い鞄を下げてよたよた歩いている様子を見て、韓国同学Zさんが鞄を持ってくれました。
彼は優しく腕も貸してくれましたので、転ばないように彼の腕を借りて楽しく話しながら歩きました(泣笑)。
中国人も韓国人も高齢者にはとても親切ですよ!
彼は英語と日本語を話し、中国語もとても流暢に話します。
韓国の大学のこと、仕事のこと、結婚のこと・・・いろいろな話をしました。
「貴船」と言う、いかにも日本料理と言う感じのお店です。
彼は店長さん? 店員さんは皆、日本語を話します。
少々ピンボケの記念写真
テーブルは掘りごたつ式です。
韓国同学Cさん、Jさん、Pさん、Jさんと日本同学Hさん。
全て日本料理のメニューをどれにしようかと眺めている韓国同学たち。
最初は美味しそうな寄せ鍋の写真に惹かれていたCさんは“カツ丼”にしました。
すると、他の同学たちも皆カツ丼を食べることになりました。
カツ丼定食(25元)
海老フライ定食(45元)
鯖味噌煮定食(35元)
早く食べたくて慌てていたのか、ピンボケばかりですみません。
定食には冷奴、コロッケ、味噌汁、香の物が付いています。
Hさんのエビフライ定食には茶碗蒸しも付いていましたよ。
私の食べたこの鯖の味噌煮、本当に懐かしい味でとても美味しく頂きました。