mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

中山公園菊花展

2013-11-02 17:38:57 | 半日観光

今日は昨日と打って変わって・・朝から小雨模様です

日本では霧雨・・中国は毛毛雨maomaoyu(小雨よりは小さい、小ぬか雨?)


去年も一昨年も中山公園の菊が終わってから出かけたので

今年は今日、観に行くことにしていました

青島の雨は1日中降り続いたことはあまりなく

登校時に降っていた雨も、下校時には止んでいることが多いのです


それで午後からは晴れると予定して出かけることにしました

 

先ずは青柳に行って腹ごしらえをします


二人なのでいつもカウンターです・・最近3Fに移り、新しくなって明るく素敵になりました

今日は準備ができるまで・・板さんとお話ができました
彼は中国人なのですが、日本で3年修行してきたそうです

和食が世界遺産に登録されたことを話題にしましたが・・知らないようでした
世界遺産自体を知らないようです・・青大の日本語課のアルバイトさんにも尋ねましたが知らないそうです


夫はいつもの豚カツ定食 私はマーボ豆腐にしました

マーボ豆腐はちょっと違うかなぁ?と言うお味でしたが・・小鉢の白和えと酢の物がとても美味!

もっと欲しい気がしましたが・・少しだから好かったのかもね


行く度にスタンプを押して貰っていたカードが一杯になったので・・夫の豚カツは無料になりました

 


食事が終わって中山公園に急ぎます・・雨は出かけた時よりも少し酷くなっていて夫も傘を差します

 

青岛市第28届菊展将于10月23日至11月17日在青岛中山公园举行。

調べてみると中山公園の菊花展はもう28回目で10月23日から11月17日まで行われています
 

生憎のお天気だったので見物もそこそこに、公園を一回りして帰って来ました

写真を少しアップしますので、お楽しみください

 

日本の菊花展とは少し趣が違いますね

時期が早かったのか遅かったのか・・・蕾の付いた花が沢山ありましたのでまだまだみられると思います

 

 

番外

お天気が良いと、子供相手のシャボン玉や綿菓子、この様な風船売りのおばさんたちが多いのですが

今日は一人で頑張っていました

 


お花の鑑賞は時期とお天気が一番大事ですね

なかなか一番良い状態で見ることは難しいです・・また来年を楽しみにしていましょう


「水木しげるロード」観光

2012-08-25 19:39:47 | 半日観光

「水木しげるロード」の下調べができていなかったので、様子が全く分かりません。 先ずはJR境港駅へ向かいます。

境港駅から本町アーケードまでの全長約800メートルの間に、水木の代表作『ゲゲゲの鬼太郎』のキャラクターを中心として日本各地の妖怪たちをモチーフとした銅像など多数のオブジェ[1]が設置されており、商店街は、同じ主題、共通のイメージコンセプトをもって思い思いの販売・サービスを展開する各種店舗・施設の集合体に成長している』  のだそうです。


 

JR境港線では「キタロウ列車」「ねずみ男列車」「目玉おやじ列車」「猫むすめ列車」が走っているのだそうです

 駅前のユニークな観光掲示板(拡大してご覧下さい)



駅前広場には「ゲゲゲの鬼太郎」関係の銅像が沢山並んでいます。 
これは水木しげるさんと鬼太郎、ねずみ男ですね。

 

「水木しげるロード」 この道の両側にいろんな像が設置されています。

水木茂さんの銅像には「なまけ者になりなさい」と記されています。 深いことばですね!

 

  

 

  

 

水木しげるロード;妖怪一覧

河童の三平、タヌキ.カッパ・高女・がしゃどくろ・ぬっぺらぼう・百々爺(ももんじい)・死神・雷獣・ぬらりひょん・がらっぱ・あかなめ・田の神・口裂け女・青女房・化け草履(ばけぞうり)・豆腐小僧(とうふこぞう)・おおかむろ・山わら・すねこすり・つるべおとし・鍛冶媼(かじばばあ)・輪入道・畳叩き・ばく・濡れ女・ギジムナー・山童(やまわら)・網切り・浪小僧・川赤子・提灯小僧・見上げ入道・砂かけ婆・百目・小豆はかり・ろくろくび・鉄鼠(てっそ)・泥田坊・こなき爺・河童(かっぱ)・袖引き小僧・ねこ娘・ぬりかべ・家鳴り・朱の盆(しゅのぼん)・海女房(うみにょうぼう)・鬼太郎と目玉おやじ・ねずみ男・川猿・(かわざる)・やまびこ・白うねり・倉ぼっこ・足長手長・川うその化けもの・毛羽毛現(けうけげん)・海坊主(うみぼうず)・木の葉天狗・雨ふり小僧・鬼太郎と鬼太郎のゲタ・目玉おやじ・すっぽんの幽霊・お歯黒べったり・小豆洗い・かみきり・一反木綿・石見の牛鬼・ねずみ男・うわん・油すまし・カシャボ・豆狸・天井なめ・家獣・悪魔くんとメフィスト・針女・土ころび・座敷わらじ・異獣・いそがし・枕返し・寒戸の婆・べとべとさん・龍・閻魔大王・算盤小僧・岩魚坊主・一つ目小僧・たんころりん・魔女の花子・蟹坊主・コロポックル・ひょうとく・サラリーマン山田・水木しげる先生執筆中・麒麟獅子猩猩(きりんじし,しょうしょう)・傘化け・コケカキイキイ・猫又・手の目・さがり・方相氏・竹切狸・大元神・丸毛・だるま・金霊(かなだま)

私は鬼太郎と目玉おやじ、ねずみ男、ぬりかべ位しか知りませんが皆さんはどのくらいご存知でしょうか


 



小さな子供たちばかりだけでなく、若い人たちにも人気なのですね。
昨日は金曜日だったので鬼太郎の着ぐるみさんだけしかいませんでしたが、休日には他の着ぐるみさんも出ているそうですよ。

 昔の街並みもお土産屋さんに
            ユニークなお土産屋さん
           スタンプラリー


水木しげるさんファンにはとても楽しい観光地だと感じましたが・・・

私は妖怪関係はあまり好みではないので一通りざっと見物したに終わりましたが

娘はとても喜んで・・楽しんでいたようでした。 来れて良かったね


Lさんと大宰府で祈願!

2011-10-01 08:19:42 | 半日観光

8月28日は福岡のステーク大会です。 Lさんも一緒に福岡に出かけました。

ステーク大会ではLさんを友人たちに紹介したり、思いがけず懐かしい姉妹たちに遭えたり・・・。
大会でのお話はLさんには少し難しいようでしたが、一生懸命に聞いていました。


Lさんも私たちも学生の身ですので、大宰府は是非案内したい所です。
特にLさんは現在私たちと同じ学部の研究生(大学院)で、卒業後は外国人に中国語を教える教師になる希望を持っています。
中国では教師の給料はまだ高給ではありませんが、教師志望者は多くとても難関なのだそうです。

 

【大宰府】

 

        
とても暑い日でしたが、境内では奉納相撲大会が行われていましたが、Lさんは裸を見るのが嫌なのか興味をしめしませんでした。
中国にも絵馬のようなものはありますが、日本の物とは趣が違います。
Lさんは興味深げに1枚1枚読んでいました。  お守りも忘れずに買いました。

 飛梅の前で、はいパチリ!

  梅が枝餅
久しく大宰府には行っていませんでしたので、門前町は一段と賑わっていました。
中国人の団体も来ているらしく、「欢迎光临! huanying12 guanglin12」(いらっしゃいませ!)と言う
中国語が飛び交っていました。

梅が枝餅が食べられる感じの良い茶房が沢山ありましたので入って一つづつ頂きました。


「山鹿灯篭祭り」見物

2011-08-29 17:11:22 | 半日観光

大好きな「阿波踊り」は台風の影響でLさんの来日が遅れ、残念ながら見物に行くことができませんでした。
日本の祭りはお盆までに殆ど終わってしまい、近くでは熊本の「山鹿灯篭祭り」だけが見物可能な祭りです。

以前、バスツアーで出かけ思いのほか幻想的な踊りに魅せられていました。

夫の故郷は大分の中津町に近い福岡の田舎町です。
歳を取るにつれて、高校や大学時代の友人より小学生時代の幼馴染の方が懐かしくなってくるようでした。
ずっと故郷で生活し続けているSさんを中心に、夏休み帰郷をしている東京在住のTさん、埼玉在住のHさんと山鹿に向かう前に中津で一緒に昼食をとることになりました。 

 


若いLさんを除いて皆同じ歳です、それにしても皆さんお若いですね!

 山鹿までは娘と夫が交代で運転していきます。
車はレンタカーでトヨタのプリウス。 ハイブリッドカーの運転は初めてと、娘は大喜びです。

案じていたお天気は・・・最近流行りのゲリラ豪雨?で山鹿に着くまで激しい雨です・・・開催が危ぶまれます。

 

     
開催を待つ間、資料館の見学をします。
あの灯篭はぜんぶ紙でできているそうで、他にも色んな緻密な工作物が展示されていました。 
どなたの作でしょうか? 灯篭を頭にした女性の絵が素敵です! 

 足湯を見つけ、私は一人でのんびり足湯に浸かって待ちます。(夫たちは千人踊りの会場を探しにいきました)
私がお湯に浸かっている間に沢山の人たちが出たり入ったり・・・中に浴衣姿のカップルがいました。
「いいなぁ!」 お二人にお断りして、はい、パチリ!

 

雨の為に最初のプログラムは中止になりましたが、小学校のグランドでの「千人踊り」は行われるとの事で会場に急ぎます。

 途中子供たちが嬉しそうに神輿を用意していました。

           
いよいよ始まりです。 先ず、子供たちが太鼓を打ちながら会場を回ります。
次は子供神輿の登場! 各地域の子供たちが工夫を凝らして作った神輿を担いで回ります。

可愛い女の子たちが保存会の方々と一緒にとても上手に踊ります。
皆、将来はきっと素敵な踊り手さんになりますね!

 


最後は各地域の踊り手千人で踊ります。 踊りはとてもゆっくり、掛け声の「ヨヘホ~、ヨヘホ~」と共に優雅に踊ります。

踊り初めは雨を警戒して透明のビニール袋を灯篭にかぶせていましたが、途中から取って踊ってくれました。
灯篭の灯りがとても幻想的です。

以前見物した時は、街の狭い路地を踊りながら流しているのを観ました。
千人踊りも壮観ですが、あの時の儚げな風情が忘れられません。 

今回は雨にたたられて、本来の踊りを味わえなかったのは残念ですが、千人踊りの間だけ雨がしっかり止んでいてくれたのには感謝でした。

中国にもお祭りは沢山ありますが、日本の祭りとは全く違います。
Lさんは日本の祭りをどう感じたのでしょうか?

後日、「ヨヘホ~」の掛け声を思い出して歌っていました!
   


中山路(旧市街地)散策

2011-04-29 14:28:35 | 半日観光

最近、私の電子辞書が故障してしまいました。

中国人の友人のLさんがカシオの修理部を探してくれ、一緒に修理に出しに行くことにしました。

青島のカシオ修理部は昔は一番賑わっていたと言う中山路と言う所にあります。 

(仲山路は詳しくは「中山路総合商業街」と言って、青島駅の近くにあります。)

  
現地の方の喋る中国語は全く分かりません。  全てLさんにお任せ、とても頼りになる友人です。



手続きを済ませ、中山路を散策することにしました。 



表通りから見た路地。 何だか小さなお店が沢山並んで居ます。

 



路地はとても綺麗に清掃されていて、ここに住む人々がこの街をいかに大切に思っているかが伝わってきます。

 



鉄板焼きの店。  牡蠣や魚、肉と並んでヒトデまであります。
余りゲテモノ?は好きではないのですが、一度食べてみたい気もしてきました。

 



かの有名な「臭豆腐 チョウドウフ」もあります。  ここだけは避けて通りたい感じです。
日本の納豆と同じ様に「闻起来臭,吃起来香 ウエンチライチョウ2324チィチライシアン1321」(匂いは臭いが、食べると美味しい)と言う、中国の北部地方の特色菜です。

 

  

小腹がすいてきたので、小龍包に似た「生煎包」と言う物を食べてみることにしました。
陽気なお兄さんが楽しく作っています。 
餡はお肉(4個5元)と海老(4個6元)の二種類ありましたので海老を注文し、Lさんと二個づつ食べました。
美味しかったので、夫にもお土産に買って帰ります。

 

他にも中国の陶磁器、工芸品や色んな生活用品などのお店が沢山あって、楽しい逛街guang jie 41(街をぶらつく)になりました。

日本でいうと浅草のような下町、ここに住んでいる人の心意気まで伝わってきそうな・・・・・・。

青島にもまだこんな街が残っていたのを知って嬉しくなりました。



又、ゆっくりとぶらつきにやって来たいと思います。

 

 

お詫び;中国語を勉強している友人の為に、簡単な中国語を織り込んで書くことにしました。
     
      又、こんなの何と言うの?と言う質問がございましたらお尋ね下さい。

 


「桟橋」付近散策

2011-01-21 23:23:41 | 半日観光

買い物を終え、バスで青島駅まで行って乗り換えてマイカルに行き、帰宅することにしました。

青島駅は帰省する学生さんで一杯でした。

ふと目を転じると、見たような風景が目に入りました。

 

先日の「青島半日観光」で疲れのために来ることをあきらめた「桟橋」です。



この日も空気は埃で煙っていましたが、あまり寒くもなく散歩に丁度良いと、桟橋の端まで歩いてみることにしました。
游歩道には沢山の人で、汽車の時間待ちの人の大きな荷物が沢山ならべられています。

 

 
夫の「あっ、泳いでいる人が居る!」 と言う声に、下を覗いてみると裸の人たちがいました。
暖かいと言っても、多分零度は切っているはずなのです。   凄いな~ぁ

 

浜辺では、夫が名付けた「風呂敷商売」の花が咲いています。 全部”貝殻細工”の商売のようでした。

    



桟橋の突端の「廻 澜 閣」のアップです。 
青島にある建物にしては、珍しく綺麗に彩色されていました。
入場料一人4元も出して登ってみましたが、水槽に入った魚が少しと、貝細工のお土産が置いてあるだけでした。

 



向こう岸に接岸していた軍艦?でしょうか! とても大きな船です。

 

 

桟橋から見た、旧市街の風景、中央の右端のピンク色をしたビルが“パークソン”というデパート。

右の方が、観光コースの天主堂などがある地区。

左の方が、青島駅方面です。

 

 思いがけず、夫と二人で冬の散策を 楽しむことがました・ ・ ・ ・ ・(1万歩達成)

 


旧市街地観光⑥

2010-12-06 19:32:37 | 半日観光

【小魚山公園】 

市の中心部の高い丘に位置する小さな公園。もともと青島旧市街の普通の丘で、以前は漁民たちが魚と網を干すところだったことから、こう名づけられ、1985年に公園に建設された。
内には覧潮閣、碧波亭、壁画廊、展望台などがあり、頂上の「覧潮閣」に登ると町並と海岸の眺めが素晴らしい。
「覧潮閣」は閣高18m、屋根には緑色の瑠璃瓦が使われた挑檐式三層八角構造。公園の広さは800㎡、1985年2月に建設される。


入口。 少し風があり肌寒かったせいか観光客は余りいませんでしたが、後から観光バスのツアー客が数名上ってきました。


学生手帳を見せて、値引き交渉をする夫。目出度く二人で10元となりました。
PCの情報では一人15元となっていたのですが・・・。 


入るとすぐに、洒落た喫茶店があります。
下の方にはお土産屋さんがあって、可愛い小物がたくさん置いてありました。
疲れていた所為で写真撮り忘れました。

 

覧潮閣
この閣内には土産物店があるほか、建物を取り巻く各階のベランダからは、青島湾から匯泉湾まで、西欧風の青島の街並みを一望することができます。


 
左;第一海水浴場。これは青島の一番代表的な風景で、写真は青島観光のパンフレットによく載っています。
第一海水浴場は中国で人気があり、ここで泳ぐ人が一番多い時は一日30万人だそうです。
私たちが観光に来た昨年7月には人で一杯で、砂浜が見えないほどでした!

右;桟橋方面。欧風の戸建ての建物が箱庭みたいです。


 
左;先日上った信号山。 中腹にあるのは迎賓館です。
信号山からは小魚山はほんの小さくしか見えませんでしたが、小魚山からは案外はっきりと見えます。

右;テレビ塔方面。 いつも霞んでいてはっきり見えず残念です。


覧潮閣の各階にお土産屋さんがあって、売り子さんがしつこく声をかけてきます。
1個1,2元の物から高くて100~200元の物です。
これで帰るという気楽さで、売り子さんとおしゃべりをします。

初め200元と言っていた品物を、あちこち観光してお金が無くなったから

買えないと言うと、150元と下げてきます。

「それでも高い!」と、譲りません。

「じゃ、いくらなら買う?」と言うので、「100元なら・・・。」

「いや、120元以下には出来ないよ!」 

「本当にお金がないんだから・・・。」と、夫が財布を出して見せます。

「あるじゃないか!」目ざとく小銭をかぞえられていました。

でも強気で、「夜の食事代が無くなるので、帰る」と言うと、

「仕方がない、100元でいいよ!」

帰り道、夫と「値切り上手な韓国人なら7,80元までいったよね!」
まだまだ、弱気な日本人です。

これを中国語で、「讨价还价タオジャフアンジャ3424」(値切り交渉)と言います。
慣れてくると結構楽しいものですよ!


 

【康有為旧宅】
本来は1899年に建てられたドイツ役人宿舎。その後、1924年に改革派の政治家として知られる康有為が買い取り、病死するまでここに住んだ。
現在は山東省の文化財に指定さている。
 

 

小魚山を後にし、福山支路を下ってくると康有為旧宅がありました。
観光案内にも書かれてある建物で興味はあったのですが、私はもうお帰りモードになっていて、見学する元気が出ません(情けない
夫も、「あなた一人で見学して来て! ここで待ってるから。」と、言ったのですが、私に付き合って帰ることにしました。


後になって、元気を振り絞って見学してくればよかった!と、反省。

それでも、帰宅時,夫の万歩計は12000歩を刻んでいました。 

よく頑張りました!

 

 

 


旧市街地観光⑤

2010-12-05 20:38:17 | 半日観光

青島山公園から小魚山公園までは暫く歩かねばなりません。

「バスは無いの!?」 
私は少々悲鳴を上げ始めた足を気遣いながら、夫に尋ねます。
「あるかも知れないけど、よく分からないから歩いて行こう!」と、どんどん歩いて行きます。


【興安支路】
初めは仕方なく歩いていたのですが、周りの風景を見ている内に、段々面白くなってきました。
大学のある所は新市街地で、いつも大通りしか歩かないので、見慣れない雰囲気なのです。


同じ煉瓦で作った塀なのに、表情がみな違います!

 
左;美容院 右;日本で言う、「エステティックサロン」でしょうか。 

 
左:小物屋さん。 写真を撮ってると、おばさんが寄って来たのでドライバーを1本買いました。
右:八百屋さん。 お店はとても狭いので、路上一杯に野菜や果物を並べています。


何とも言えぬ匂いが漂ってきました。
魚屋さんが店の前でカレイの干物を作っていたのでした。


【交差点】
 
興安路が終わり、交差点にでました。
ここは三叉路になっていて、信号もあります。 
でも、ご覧のように平気で渡って行く人たちが居ます。

「皆で渡れば怖くない!」ではなく、「一人で渡っても怖くない!」のが、中国です。

私たち日本人は、きちんと残り42秒待って渡りましたよ!



【紅島路】
三叉路から紅島路に入ります。
ここから少し風景が変り、1戸建ての古い大きな家が続きます。

 

 【福山路】

この路の石垣には、「文化名人故居;一条路」と書かれた看板があちこちに掲げてあります。

以前は、有名な文化人たちの屋敷があった物と思われます。

 

 
これには「洪深故居」、「沈从文故居」と書いてあります。
説明を読むと、お二人とも作家で、青島大学にも関係があった方らしいです。

見学できるかと、その辺に居た人に来たのですが、今は一般の人が住んでいるらしいのです。


中国には珍しく、ガレージもあります。
でも、歩道にはご覧のように違法駐車の車が何台もありました。


暫くは同じような石垣が続きましたが、途中でこのような情景が・・・。
石があまりにも大きくて、「取り除くのが大変だからそのままにしておこう!」と言う、中国式の考え方でこうなったのでしょうか?
歩道が歩道でなくなっています。 「珍百景」に登録できるかなぁ!?


お気づきかも知れませんが、どの家の屋根にも煙突があります。
私は小さな頃、暖炉のある家が憧れでした! サンタさんも訪ねてきやすいし・・・。

  
こんなお宅は最近改築したのでしょう。 凄い門構えです。
それに、右のような最新式のインターフォンを取り付けてあるお宅も何軒もありました。
中国の“ビバリーヒルズ”?みたいです。

 
暫く歩くとこんな洒落た階段がありました。
下りて行くと、そこは下町な感じの家が並んで居ます。


 

【福山支路】 


福山支路に出ました。

小魚山はもうすぐです。

 


 


 


旧市街地観光④

2010-12-04 23:34:17 | 半日観光

今日も半日コースで、旧市街地の観光に出かけました。
目的地は「青島山砲台跡公園」&「小魚山公園」です。

青大前からは直通のバスがないので、中山公園まで行って、219路に乗り換えます。

  
中国のバスには全てではありませんが、写真右のようなステッカーが貼ってあります。
黄色は、「危険物の持ち込みは禁止」ですが、青の「この車は消毒済み」に、夫はいつも疑問を抱きます。
「何時消毒したのだろうか!?」 「昨日?」「1週間前?」「1か月前かなぁ?」  
私は、「良いじゃない、何時だって! 消毒してあるって言うんだから・・・。」



「動物園前」のバス停で降りて歩きます。
バス停のすぐ横に「中国国際葡萄酒街」と言うゲートがありました。
青島はビールでは有名ですが葡萄酒も美味しいのがあるのかなぁ?
残念ながら、私たちが向かうのは反対方向だったので、行けませんでしたが興味のある方はどうぞ行かれてみて下さい。

動物園には“パンダ”居る?そうなので、春、暖かくなってから訪ねてみようと思います。


【青島山砲台遺跡展示館】

 
登山口に「青島山砲台遺跡展示館」がありました。
入ってみると、青島の歴史が写真で説明してあり、ドイツ租借時代や日本占領時代の資料がたくさん展示してありました。



案内図を見ると、かなりの距離歩かなくてはならないようです。
先ず、無事に歩き通せることを神に祈ります!

 
頂上まではずっとこのような階段です。
ずっと雨が降っていないので、ご覧のように周りは枯葉の山です。

【山頂】 

  
夫の腕を頼りにやっと頂上に辿り着きました。

 
左;青島テレビ塔  右;台東方面
山頂からの風景は今日もかなり霞んでいます。


青島山砲台遺跡】

 
山頂を下って行くと、「青島山砲台遺跡」があります。

 
先ずは砲台跡を見学。 ここから360°、敵を見張っていたようです。
「これは、地下に何かあるわね!」 何て、無知なことを言う私です。

 
青島山砲台遺址の砲台は、青島に侵攻したドイツ軍が1899年に建設したもので、現在ドイツ統治時代に造られた巨大な地下司令室跡も公開されています。

 
ドイツ軍の地下司令室入り口。
総面積2,000平方メートル、3階(一部5階)構造で、50もの部屋とそれらを結ぶ地下通路が迷路のように張り巡らされています。

 
執務室               

 
娯楽室&工作室

 
医務室&浴場

  
通路はやっと人が一人通れるくらい狭く、階段は急です。
今でも右のような鉄の扉が残っていて、「今、これを閉められたらどうしよう!」と、不安になりました。
夫と一緒でしたので、全てまわって見ることが出来ましたが、一人では怖くて到底無理だったと思います。 

 

我が夫はなぜか、逆から見て回るのが好きなようで、今回も・・・、ここが正門のようです。

門には、「勿忘国恥」 国の恥を忘れること勿れ と書かれてあります。

門前の立て看板には、中国語、日本語、韓国語で、「ようこそ、砲台遺跡へ」と、書かれてあります。


何だか変な気がしてきました。

観光名所としての公園に、堂々と、「国の恥を忘れる事勿れ」と刻み、どうして心から喜んで客を受け入れることが出来るのか・・・。

気持ちは理解できても、「これが中国なんだ!」と、少々さびしい気がします。


旧市街地観光③

2010-11-21 21:03:35 | 半日観光

いよいよ最終目的地の「信号山公園」に向かいます。

遠くからでも特徴的な展望台がよく見えます。
しかし、足に少々問題を抱えている私が登れるかどうか不安です。
「あなただけ登ったら? 私は下で待ってるから!」と言いましたが、夫に励まされながら登ることにしました。


【信号山公園】

入場料:10元
信号山の海抜は98m、旧市街地ではもっとも高い場所にあります。ドイツが建築したもっとも古い無線塔で、解放後には信号山と名付けられました。


信号山公園の入り口です。
上の赤い丸い物が展望台です。


この看板は何を言いたいのだか・・・???

「禁煙は登山」!? 夫と大笑い、韓国語については同学に尋ねてみようと書き写しました。

 

切符売り場で、「60歳以上は半額」となっています。
証明証がないので無理かと思いましたが、係員さんは快く半額にしてくれました。
えっ!これって、喜んでいいのですよね。

 
いかにも中国風の門をくぐって、頑張って登ります!

 


途中の休憩所から見た景色、やはりとても霞んでいてはっきり見えませんが、これもまた風情があって良い眺めです。


ずっと階段です・・・休み休み上ります。

途中に彫刻を施した小さな池が設えてあって、魚が泳いでいました。


途中の休憩所付近に車が停まっています。

あれ? 車で登れるの? 知らなかった!

 


何とか展望台まで辿り着くことができました。

 


展望台は回転床で、椅子に座って360度の景色を楽しむことが出来ます。
青島の景色が一望できるのです。
霞んでいて残念でしたが、すっきり晴れている時にもう1度来てみたいものです。

小魚山方面

青島大学方面

技術路方面

青島駅&桟橋方面

迎賓館  
迎賓館は青島の一番代表的なドイツ風の建築物です。本来はドイツ総督の官邸でしたから「総督楼」または「提督楼」と呼ばれていました。この建築物はドイツの署名な建築家によって設計され、30年代から当時の国民党政府要人がよく泊まるようになり、迎賓館と呼ばれ始めました。

信号山を下りてすぐの所に迎賓館はありますので、帰りに立ち寄るつもりでしたが、疲れてしまってすっかり忘れていました。 残念!

下りは近道をしようと、側道を歩きました。
しかし、その道は下の道までは繋がっていず、結局回り道になりました。
しかし、お蔭で階段ではなく山道を歩くことになり、周りの木々に触れることもできました。
モミジは紅葉していましたが、降雨がないためか枯れたような葉が目立ちました。

足は少し痛みましたが、久しぶりの山歩きが出来てとても嬉しかったです。





  
歩いている途中、面白い形をした塔?をみつけました。
ぐるっと回ってみましたが、入口も窓もないのですよ、一体何なのでしょう!?

右のはゴミ入れですね!

 

今日も、老夫婦二人の5時間ほどの小旅行でしたが、思ったより歩くことができたので、嬉しい日となりました。