mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

開学典礼~恒例の“公安訓辞”

2010-03-12 14:20:10 | Weblog

今日は日本で言う「始業式」です。

前期にも書きましたが、公安の係官が来て長々と訓辞をするのです。

左からX副学院長、公安の係官、L学院長、S副学院長。
公安の係官は、初めての女性で遼師大の卒業生だそうです。

嬉しかったのは前学期よりも聞き取れた事。
大事な話なので、英語、韓国語、日本語、ロシア語の通訳が付いています。

今まで知らなかった事~~禁止されている事に違反すれば、殆ど500元~
5000元の罰金が課せられるのでした。


今期は老師を代表して、担任のZ老師が挨拶され、


アメリカ人学生代表で前学期同学のJさんの挨拶も。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・。

 

 

 

式典が終了後、前学期は「新インフルエンザ」で中止になった“記念写真”の撮影も行われました。
でも、段々新入生が少なくなっているような・・・、未だ不景気の影響は続いているようです。


   担任のZ老師(口語)&Z老師(綜合)
お二人ともとても美人でしょう!(中国の女性は余程の人で無い限り、ノーメイクに近い化粧しかしていません)


撮影が終わったところで、「日本人だけで撮りましょう!」との私の呼びかけに、
何と、初級1班の日本人全員が集まってくれました。 感激! 私の後ろは前期同学のMさん(今でも何かと頼りになる仲良しです)。

左からK君、Sさん、T君、Oさん、私、Kちゃん、Nさんの7名です。(“君”“ちゃん”は大学生です)


これから1学期間、共に助け合って中国語を楽しく学んで行きましょうね。

          よろしく御願いします


明日、一時帰国します

2010-03-12 13:41:39 | Weblog

この2,3日、大連も幾分春めいてきました。

マイナスを続けていた気温も5~7度に上昇しました。
このまま、暖かくなってくれると言いのですが・・・・・。

と思いつつ、私は明日から一時帰国します


長女の体調が思わしくないのです。

ここは母として「愛を示さなければならない!」と、帰っていくのですが、

新しいクラスになって、段々楽しくなってきたところです。


帰りたくな~い!  別の心が叫び始めました。

長女は家庭もあり、急を要する病ではないのですが、「やはり帰るべきだ」と母であるもう一人の私が許してくれません。

でも、「帰ったら何を作って食べさせてあげようか?」何て、料理のレシピを捲ってみたりしているのですよ。

 

勉強の事も少々心配になってきました。

私が居ない間、どこまで進むのかしら?

隣の席のKさんに「私の席、あなたの隣に確保しておいてね!」と、くれぐれもお願いしておきました。

          

        皆さん、わたしを置いていかないで下さいね 


いよいよ新学期です!

2010-03-11 16:18:32 | Weblog

3月7日にクラス分けの発表があり、8日から授業が始まりました。

クラス分け表
私は順調に進級でき、「中級四班」に名前がありました。
しかし、私は思うところがあって今学期は一から出直そうと考えているのです。

授業が開始されて3日間は自由にクラスを移動する事が出来るのですが、私は初日から「初級1班」のクラスの1番前の席に座りました。
クラス担任は以前からの知り合いのZ老師です。


老師に私の希望を伝え、快く在籍を許されて名簿に加えていただきました。

時間割
授業が始まってみると、何だか感じが違います。

「あれっ!?」よく見ると、教科書も違います。 教科書が変わったのかと思っていたら、「初級2、3班」で私が初級で使った教科書を使っているようです。

とすると、このクラスは・・・・・?

 

授業を受けていて、このクラスの目的が理解できました。
教科書には中国語の漢字は一切見当たらず、「拼音 ピンイン」と言う発音記号のようなものを読むだけなのです。 

必要な漢字は老師が板書してくれます。
幸い「読み書き」は得意な私、復習のつもりで漢字を書き込んでいって居ます。

担任(班主任バンジュウレン;134)が口語では、この学院での指導的立場の老師なのです。

初級を学びながら、口語をやり直すつもりの私でした。時間割は「口語」と「綜合」に分けてはありますが、どちらも同じ本を使って発音の基礎から叩き込まれています。私の受けた初級1班の授業方法とは随分違います。 出てきた会話は全て暗記して、本を見ないで言えるよう要求されています。

1年半前は暫くはクラスのお客様だった私も、今は、経験者として少しは同学たちのお役に立ちたいと張り切っています。

      
3日経ちました。 昨日は出席者が多くて教室が一杯でした。
今日は落ち着くだろうと思っていましたが、昨日に増して多くの出席者がありました。
22、3人で一杯になる狭い教室です。

来週から広い教室(高級1班=何と夫のクラス)と交換して、3Fに移動します。


先ず、記念の集合写真を撮りました。  私の右隣が担任のZ老師です。

確か、同学は26名の筈なのですが・・・。

この仲間達と半年間楽しく学んで行けたらいいな!と思っています。

同学たちもこれから少しづつ紹介していきますね。

日本人は6名(男性4名、女性2名)です。
男性の内、Oさんは北九州、Kさんは直方市の出身だそうでとても嬉しくなりました。

皆さん素敵な方たちです。

了解を得て写真等もアップしていきたいたいとます。

乞うご期待!!!


「啓蟄」~春の兆し!?

2010-03-06 14:35:57 | Weblog

今日は二十四節気の一つ「啓蟄」ですね。

中国では「惊蟄 ジンジャ 1、2」と言いますが、意味は同じです。

暦の二十四節気のひとつで、雨水後15日めの3月6日頃に当たります。 “啓”は『ひらく』、“蟄”は『土中で冬ごもりしている虫』の意で、 文字通り地中で冬ごもりしていた虫が春の到来を感じ、草木が芽吹く と同時に地上へ這い出してくるという意味です。この時期、北国では 福寿草が咲き、東京では紋白蝶が見られます。(PC資料参考)

   『啓蟄や蚯蚓の紅の透きとほる』(山口青邨)

いい句ですね。  日本のミミズさんはもう顔をだしているのでしょうか?


 

ところがです・・・・。

 

今朝の大連の気温は、我が家の窓の外に吊るしてある寒暖計によれば
零下7度でした。

多分大連のミミズさんは春が近づいているのを知らないんじゃないかな?

3月に入っても何度か雪の舞う日がありました。

昨年の冬は雪にお目にかかったのは数える程しかありませんでした。

    

昨年が異常だったのか、今年が異常なのか!?

 

3月に入って「暖気」の温度が下がりました。  

冬中ポカポカだった部屋も足元が寒~く感じます。

 

          「 はるよこい♪  はやくこい♪ 」 

            来週から新学期が始まります。

       どんな仲間に出会えるのか、楽しみに待っています。

 

 

 


幸せって何だっけ!?

2010-03-04 09:45:58 | Weblog

日本では明石家さんまさんの歌う「幸せって何だっけ、何だっけ♪」と言うCMソングが流行っているそうですね。

私は今日も暇に任せて、一日中「幸せについて」考えていました。

「幸福(こうふく、英:Happiness)とは、自ら満ち足りていると感じており、安心している心理的状態のこと。」 と、辞書では説明しています。

 

        PCを散歩していて、色んな意見に出会いました。

ある人は「人間が健康な肉体状況のなかで心の平静を保ち、充実した人生を過ごしていると実感できる状態を言う事ではないでしょうか。」と言っています。

*では、健康な肉体状況に無い人は?

 アランは「幸福論」の中で楽観的であること,上機嫌であることが幸せになるために大切な心がけだと言っています。

ある脳科学者の説では「心と体の状態の中に感謝を加えればよい」そうです。


幸せは周囲の出来事ではなく、心の状態によってもたらされる
を分かりやすく書いて下さった方がいました。

幸せは、心を変えるだけで感じ取れます。
幸せとは、自分の心が決めるのです。
幸せを探している人は、その幸せが訪れても気が付かず、不幸と思っている人は、一生幸せが訪れないかもしれません。

同じ事をしているのに、幸せを感じる人と不幸と思う人がいます。
実は幸せと不幸は同じで、心が決めるのです。
幸せは、いつでも心の中にあります。
その幸せを心で感じ取れるかどうかです。

お金持ちの人、貧乏な人、健康な人、体の不自由な人、色々な環境の人がいます。

同じ環境、同じ生活をしていても幸せを感じ取れる人と不幸と思う人がいます。「幸せ」と「不幸」は、同じなのです!
人生の苦楽は当たり前、現実を素直に認め、否定せず、楽・喜・辛・悲を心の糧として、「プラス」に転じる事の
出来る人は、どのような時にでも幸せを感じ取る事が出来ます。

心を豊にし日々の生活を大切にする「心」が幸せの第一歩です。

       幸せは、いつも心の中にあるのだから!



どうですか、「幸せになる」のって案外簡単なことですよね!

以前読んで感銘を受けた「少女ポリアンナ」のように、再び“幸せ探し”にチャレンジしてみようと思います。

先ずは私のブログを訪問して下さっている方、心から感謝しています。
       
                 皆さんの関心を頂いて私は幸せです


皆さんがいつも幸せで居られますように、また、一人でも多くの人が幸せになる決心が出来ますようにお祈りしています。

 


幸せですか?

2010-03-03 22:35:38 | Weblog

               幸せは 

        あなたの周囲のできごとではなく

      あなたの心の状態によってもたらされる



最近この言葉をよく思い出します。

ご存知のように、ステロイドの副作用が出始め、「疲労骨折」や「糖尿病」

おまけに「肥満」まで・・・・・。


大連に来て1年半経ちました。

我を忘れて勉強に励んでいた私でしたが、此の頃少し気が沈んでいます。

日本を離れて大連で生活している疲れが出てきたのかしら!?

 

いえいえ、「糖尿病」のために食事を制限しているからなのです。

そんなに沢山食べるほうではありませんので、食事の量を減らすのは何ともないのですが、大好きな甘いものを完全に断ち、「これはだいじょうぶ? これはダメかも?」何て考えるのがとても憂鬱な作業です。

以前、膵臓に膿腫が見つかり、将来「癌」になる可能性があると告げられた時でも、私の心は揺らぐ事はなく、義務付けられた半年に1度の検診を「堂々と帰国できる理由が出来た」と、喜んだのでした。


人の食欲ってこんなにも心に影響をもたらすものなのかなぁ!?

「こんな事ではいけないぞ!」
「何事も受け入れ、感謝して喜んで楽しく生活していくのが私のモットーではなかったの!?」

どんな状況の下にあっても、「私は幸せです!」と胸を張って言える良い感性の人間にならなくてはと思っている今日この頃です。

 

話は大きく飛躍しますが、最近、ハイチやチリで大地震がありましたね。
食料が足りず、略奪などが続いているそうですが、「いつかは食べる事ができる」という希望があれば我慢できますが、「食べたいのに無い」、「何時食べられるか分からない」と言うのは、やはり人の心をおかしくしてしまうものなのでしょう。
復興には時間がかかりそうですが、彼らに十分とは言えないまでも「食べるものがあって幸せ!」と思えるくらいの食料が整う事を祈っています。

 


境外人員住宿登記表

2010-03-02 21:25:09 | Weblog

昨日、夫はビザ更新の手続きための確認に学院の事務室を訪れました。

帰宅した夫は「大変だ、宿舎登録の期限が切れているので、すぐに公安に行くように言われた!」と、大慌てです。

「えっ、1回したらいいんじゃないの?」

パスポートに貼り付けてあった「境外人員住宿登記表」なるものを確認すると、ちゃんと期限は[2009.7.31]と記されています。
「とっくに切れているじゃない!」  部屋の契約更新をした時に大家さんは何も言わなかったのです。

大連では賃貸契約をした後
まず①大家は所轄の公安に「日本人に貸す」ことを届けないといけません。
次に②借り手が所轄の公安に行き「確かに住む」ことを届けます。
次に③「外国人登録管理局」に行き「日本人」の借り手が大連に居る時の住所
を記録する為に届けます。

「境外人員住宿登記表
は大家が大連戸籍じゃないとダメなんですよ。
そうそう、私たちは①&②をする為に大家さんと一緒に公安に出向きましたが、その時大家さんが戸籍カードを忘れていって、二度足を踏むことになりました。

外国人が中国で生活するのはとても面倒な事が多いようです。
この登録も1年ごとに更新していかなければならないのです。
今回は学院の指示があり助かりましたが、管理局で指摘されると多額の罰金を払わなければならなかったかもしれません。


早速今日、二人で公安に出かけました。
先日降った雪が未だ溶けきれず道端に積もっています。
歩くこと3,40分。  結構な運動になりました。


以前に来た事があったので、場所は直ぐに分かりましたが、何だか雰囲気が違っていました。
新年の飾りの所為? いや、公安と書かれた看板?も入り口の扉も新しくなっていました。
しかし、中に入ると前と同じ感じ。 薄暗くてあまりよい匂いがしない。
日本のお役所のように“ウェルカム”な雰囲気は微塵もなく、「何しに来た!?」と言う感じです。

幸いな事に私の場合は全て夫がやってくれましたので、係官にここで待つようにと言われた椅子に座っていただけなのでした。


サインは自筆でなければなりません。 
対処してくれた女性の係官が案外優しかったのには驚きました。

出来上がった書類は直ぐにパスポートに貼り付けました。
これで今年の7月31まで安心して生活できます。