mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

クラブ活動~中国料理

2010-10-23 14:54:59 | Weblog

青島大学は前の遼師大に比べて第二選択科目がとても少ないので、とても残念に思っていました。

夫は功夫(太極拳を含めた中国武術)と書道、私は正音課(発音)を取って学んでいます。

所が、先日来クラスに中国人の学生が俱楽部ジュルァブ444の勧誘にやって来ました。

 

 
廊下の壁には申し込み表が貼りだされました。
左から功夫、書道、民族舞踊、隣にカメラ部がありました。

 

 
これは私が申し込んだ、料理と民族楽器の二胡です。

他にクラスに中国切り絵部が勧誘に来ましたので、申し込んでいます。

 

まだ、活動が何曜日にあるかによって、参加できるかどうか分からないのですが、青島では勉強だけでなく活動を通して中国語の上達が図れるようにと願っていましたので、出来るだけ参加していきたいと思っています。

 

早速、土曜日の午後に料理部の第1回目の活動がありました。
台東と言う所にある文化交流中心に行って、餃子をつくりました。

今日の老師

餡は豚肉と韮と卵


【手順】

豚肉と韮を合わせてよくまぜます。日本では手早く手で混ぜますよね。


皮を伸ばします。 今回はコツを教えて頂きました。
皮は手早く回しながら、外から内へ麺棒で伸ばしていきます。
そうすると、不思議に外が薄く、内が若干厚い皮になります。

今回も皮種の仕込み分量を質問しましたが、「出来上がった種を手で触ってその感じを覚えておいて作りなさい」と言われました。

日本のように、計量カップや計量スプーンは使わないのは分かっているのです。

料理教室ですから、先生が「自分の経験からすると、粉がこれくらいに水はこれ位かなぁ」くらいの答えを期待するのは、日本人の甘えでしょうか。


皮に餡を入れて包みます。
私は今回で3度目です。  やっと中国式のコツみたいなものをつかみましたが、出来上がりは日本式の方が綺麗です。

 

試食タイム
今回は餃子の面白い食べ方を教わりました。
テーブルの中央にある白いものは何だと思いますか?
生のにんにくです。 にんにくの皮をむいて一かじりした後急いで餃子を食べるのです。

勇気のある方は1度試してみて下さい。
にんにくの生がこんなに辛いものだとは!初めて知りました。

でも、日本人のAさんは大分頑張って食べていましたよ!

 

試食タイムの後、このセンターの見学です。
ここでは色んなことが行われているようでした。
絵画教室、陶芸教室、音楽教室など・・・・・・。


私たちが餃子を作って食べている間、ずっと琵琶の演奏がながれていました。
後で聞くとこの方は琵琶の先生だそうで、素晴らしい演奏でした。
日本の琵琶のイメージとはちょっと違います。


【カラオケタイム】

若い人たちはカラオケを始めました。
一番乗っていたのはイタリア3人娘、若い人たちは良いですね!

私はこの間、日本語を学んでいるというセンターの従業員の女の子とおしゃべりをしていました。

日本のカラオケはありませんでした。 なんでかな!?



この日の黒1点インドネシア人の?君。
初めは「ダメです。僕は歌えません」と言っていましたが、英語が堪能な彼はだんだん乗ってきて一人で歌い始めました。

途中スローな歌がはじまりましたので、私は中国人学生を誘ってボックスを踏み始めました。
彼女たちは踊ったことがないらしく、とても興味を持っていました。

私も若い頃に習ったきりで、最近では盲ろう者の方たちとルンバやジルバを踊ったくらいの実力です。
少しおさらいして、彼女たちに教えてあげたら喜ばれるかも!!!


 

集合写真

 

次回は何を教えて貰えるのでしょう。
とても楽しみです。

 

 

 


初体験~中国の朝市

2010-10-23 14:54:10 | Weblog

口語のF老師に紹介された、宿舎付近の朝市に行ってみました。
早朝6時から8時半まで行われているそうです。

大連でも大学付近で朝市が行われていましたが、早朝から夫が太極拳に行っていましたので、まだ、中国では自立できていなかった私は出かけるのを躊躇していました。

最近、思うところあって“自立”を決意しました。
その第1歩が“一人で「朝市」行き”と言うことになったのです。

夫が6時前に太極拳に出かけた後、すぐに身支度を整えリュックを担ぎ、もう1度門衛のおじさんに場所を確認して出かけました。

早朝の校園シァオユエン42(キャンパス)はとても清々しく、大股でずんずん歩いて行きました。
大学の前の大通りにはぼつぼつ人が行き交っています。
私は前からくる散歩帰りのような男性にもう1度場所を確認します。
「そこ!」と彼は指さします。  様子からすぐ近くであることが分かります。

 

 寧夏路から分かれた多分“仙游路”と言う路だと思います。
既に朝市は開かれていて、沢山の人でにぎわっています。


暫く歩いてみて振り返って撮った物ですが、テレビで見た日本の朝市とはずいぶん違った雰囲気です。


朝市客目当てに食べ物を売っている人も随分いました。
これは何か飲み物のようでしたが、蒸しトウモロコシや万頭など・・・。

 

【トラック一杯の…。】

林檎

蜜柑

ほうれん草

売り手のおばさん。 
何と大胆な!「好きなだけ持ってきな!」って感じでしょうか。

 

【中国ならでは?】

茄子(初めて見ました)
形は全くトマトのようでしたよ!


大根
この大根は、全体が緑色です。
切っても中も緑色です。(写真に○しるしを付けたいけど技術がありません。 エ~ン)


春雨
中国の春雨はいくら煮てもふやけません。
初めて食べたのは、“火鍋”に入っていた饂飩のような物でした。
食感もよく美味しいので何かと尋ねたところ、ジャガイモの粉で作った麺だということでした。

それ以来、私はよく鍋などを作るときに利用しました。
他にも茹でて黄粉を付けると蕨餅の感覚で頂けます。
食してみたい方は、ご連絡ください!

 

【何と大胆な!】

豆腐
中国にも豆腐は色々ありますが、基本的に木綿豆腐のようです。
量り売りです。
大連で全く絹ごしと同じ感じの豆腐をたべましたが、その豆腐は“乃(女偏が付く)脂豆腐”と聞いてすぐに食べるのを止めました。
素朴なものが一番安全です。


豚肉
いつもマーケットで買い物をしていましたので、このように吊るしてあるのは初めてです。
中国はとにかく肉が安いです。
豚の角煮を作る量でも20元前後(300円弱)、因みにこれは大連の話で、青島は少し高い気がします。



【嬉しい!?】


嬉しいことに、魚がとても新鮮!
でも、夫が色んな所の情報から、「川や海の水が、以前の日本同様汚染されているので、食べない方が良いだろう」というのです。

そんなことを言っていたら、肉だって!野菜だって!食べられないじゃありませんか!
あなた、外食だって「美味しい!」って、食べてるでしょ!?

久しぶりに舌平目のムニエルなんかいいんじゃない!


中国の習慣かな? 
全部お腹を見せて手足?をバタバタさせていました。

 

雑穀類
沢山の雑穀類も並んで居ましす。
黒いのは黒豆かな? 私の必需品です、安いといいな!

 

【こんな物も・・・。】
衣類

台所用品
写真にはありませんが、細々とした用品も揃っていましす。
今度夫と一緒に来て、買い揃えたいと思います(重いのでね!)。

 


何とも古めかしい籠に入った鳥も並べられていました。
鳥籠は江戸時代が明治初期の物のような感じです。

中の鳥は何だかわかりません。
これも夫と一緒の時にリサーチします。

 

ダリヤ

ミント

買いました!
大連ではなかった光景です。
綺麗なダリヤと大輪の菊の鉢植え。ミントもありましたが、名前が分からず、お茶に出来るかどうか分からないので諦め、この鉢を買いました。
因みにおじさんは12元と言ったのですが、10元に値切りました。
日本でも見たものですが、名前を思い出せません。
ご存知のかた、教えて下さい。

大連で全て処分してきましたので、緑が少なく寂しかった部屋も少し感じよくなりました。

 

 【おまけの話」

おしゃれな犬


青島は大連に比べて、ペットの犬連れが多いように感じます。
その代りに、道路には犬の落し物が多いので気を付けねばなりませんが・・・。

可愛い犬も買い物に来ていました。
連れの?女性に写真を撮って良いかと尋ね、了承を得ました。

その女性が「犬が好きなの?」と聞くので、「大好き!」と答えると、「じゃ、一緒に撮ってあげよう」と、犬を抱っこさせて写真を撮ってくれました。

 

犬好きの人って、万国共通で友好的ですよね!